昨日・・・


小学校に入学後、初めてパニックを起こしました。


帰宅する予定時刻になっても帰ってこないので、外に出で様子を見ておりましたら~

家の中から電話の音が。


担任からでした。



給食時間の途中から、出張で学校外に出向いていらした担任。

掃除時間から午後の授業を、補助教諭(毎日クラスに出向いていらっしゃいます)が授業を担当されていたときのこと。


睨みを利かすオバチャン担任ではなく、若くて優しい先生をなめてかかってたか、授業中に騒ぎ出したお友達がいた・・・

「静かにね!」

「みんなまだプリント頑張ってるのよ!」

先生はかなり注意をしていたらしいし、周囲のお友達も「うるさい!」「しずかに!」と注意をしていたのに、騒ぐ子はさらにエスカレートして・・・


息子がキレた。


静かに「プチッ」と切れたようで・・・

泣き出した・・・そうです。


お友達は、息子が泣いていることよりも、うるさいことに気を取られていて、あまり息子を注目することはなかったそうだけど・・・先生はビックリしたらしく、どうしていいのかわからなくなったそう。


音の過敏があって、パニックになったときは静かな環境に避難・・・と、学校の職員の中では決めてくださっていたんだけど、先生がパニックになってしまったので、とっさの判断ができず、息子は放ったらかしになってたらしい・・・


お帰りに時間になって、ランドセルを背負いお友達と校門まで行ったけど、まだ泣き止まずにいた息子はお友達と帰ることができず、突っ立ってたので、「Rくん、泣いてはる~」というお友達の報告で補助教員の先生は息子を教室に戻し、担任が帰ってくるのを待っていたそうです。


担任は、5時間目の授業で与えていた課題のプリントを、教室が騒がしくて仕上げられなかったことが気になっているのではないかと思い、息子に「さんすうのプリント、仕上げて帰る?」と聞いてくださったら、「やる!」と張り切って仕上げ、しばらくすると泣き止み、何事もなかったかのように「帰るわ!」と帰る支度を始めたという。


担任と楽しげに帰宅した息子。

担任不在時の小規模噴火だったので、息子のパニックの状態を見られなかった・・・とちょっと残念そうでしたが、「Rくんは・・・やっぱり大きな音が苦手だったんですね」とおっしゃった。


ずっと「本当にアスペルガーですか?」と疑っておられたのですが、昨日の出来事で納得されたご様子。



変な話だけど~

この小規模噴火で、息子がすご~く成長したことも確認できたし、今回のパニックは「確認作業」のような意味のある(?)噴火に終わりました。


で、今日。

昨日のことはもうすっかり解決したようで~

至極ご機嫌でした。


明日は学習会&午後からは専門外来の診察。

すっかり「息子はスペクトラム」ということを忘れてしまっていた私たちだけど、やっぱり息子は『アスペッ子』で、明日の診察時の話題ができたこと、皮肉ながら笑える出来事でした。