今月の下旬、小学校入学後初めての『運動会』があります。


今はその練習が毎日あって、体操服はフル回転!

1年生は2年生と一緒に『ダンス』があるそうで、今年は図工の時間に作った『ペットボトルマラカス』を使って『ズンドコ・ロック』という今日で踊るそうです。


息子曰く

「去年の幼稚園の『よさこい』のほうが難しかったわ・・・。なんか~、小学校なのに簡単すぎて、つまらん!レベル低い~って感じ。」ですって。

確かに・・・

幼稚園はかなりハイレベルなことを毎年やってましたから。


走る競技では、『かけっこ』と『リレー』があるそうです。

たぶん50メートル走のことだと思うけど、リレーは1年生ですると聞いてビックリでした。

一人当たりコース半周をバトンでつなぐそうなので、実際は50メートルしか走らないみたいだけど。

で、クラスを二分割にして競争するらしく~息子は紅組なんですって。


そのチームの中で、走る順番をどうするのかを決めたらしい。

先生は、「走るのが早い人が1番最初に走る・・・という作戦と、一番最後に走る『アンカー』を決めて走る作戦があるよ」とアドバイスをされたそう。


自分が何番目に走りたいかを考えながら、お友達が何番目に走るといいかも考えて・・・みんなで頭の中をグルグルしながら決めた結果は・・・


息子は『アンカー』。


クラスで一番走るのが早い息子は、自分の唯一の取り得だと思っていて、「アンカーになって、かっこよく見られたい」と思ったそう。

するとお友達が「Rくんが『アンカー』がいいと思う!」と言い出したらしく・・・

息子が「僕、『アンカー』をやってみたい!」と人に勧められたこともあって、立候補したそうな。


みんな異議なしで、息子はめでたく『アンカー』となりました。

「Rくんは走るのが一番早いから、最後に走って差を縮めたらいい!」と、息子はお友達に認められているようです。


なんだかそんな話を聞くと、うれしくなってきました。

幼稚園の頃には考えられない展開です。


自分の意見を発すること

お友達から息子の存在を認められること


そんなこと、幼稚園の頃にはありませんでしたから。


ただ・・・

今日、早速リレーの練習があったようで、息子はちょっと悩んでます。

トップに走る子が遅いのだとか。

しかも、息子のチームは一人少ないので、トップの子がアンカーの前にもう半周余分に走ることになったので、走るのが遅い子がトータル100メートル頑張らなくちゃいけないんだそう。


息子がどれだけ頑張っても、差を縮めることができず負けてしまうんだというのです。

そして、負けて悔しがる子がいて、走るのが遅い子に対して腹を立てたり、アンカーが差を縮めないことに腹を立てたりするんだそう。


正直な気持ちを、そのお友達はぶつけているんでしょうが、息子には、走るのが遅い子も、精一杯走って頑張っているんだから、遅いことを指摘しないように話しておきました。

頑張った結果だから仕方がないんだ・・・と諭しておかないと、息子も「負けたことを自分のせいにされた!」と怒ってしまいそうなので。


まだ本番までには日があるので、もしかしたら息子のチームは作戦を変えるかもしれませんね。

いずれにしろ・・・頑張れ!