今日で息子の幼稚園生活が終わりました。
いつもと違う幼稚園の雰囲気に少々戸惑いながら、最後の一日を過ごしました。
教室に行くと、もう既に涙涙の先生方がいらっしゃったそうで、神社参拝の後の『卒園式』の時点ではもう、先生方はグシャグシャのお顔・・・
長い長い式典も無事に終わったころには、すでに先生方も親もハンカチは十分に濡れていました。
集合写真を神社の楼門で撮り、その後はホテルで『謝恩会』。観光バスでの大移動です。
クラス単位で乗るバスでは、息子は仲良しの男の子と隣同士に座り、ご満悦。
にぎやかなヤンチャグループさんとは離れ、気の合うお友達と一緒に座れたことで落ち着いていました。
会場に着いたときには、周囲のお友達は大騒ぎ!
お母さんたちがいてもお構いなしで・・・「何で注意しないの???」と少々不思議でした。
息子は「お友達と騒いでみたいけど・・・騒いではいけない場所です!」と自分に言い聞かし、賢く椅子に座って待っていました。
待っている間に疲れてしまったようで、いざパーティーが始まったら、周囲の音(音響効果)やお友達の騒ぐ声がうるさく感じ始め、会場から出てロービーで過ごすこともありました。
が、やはり楽しい雰囲気は気になるようで、耳栓をして会場に戻ったら・・・
お友達が目ざとく見つけました。
「それなあに?」と率直に聞くお友達。
「Rはね、大きい音やみんなが騒ぐ声がいっぱいだと、しんどくなるんよ。コレ(耳栓)をするとね、音や声が小さくなってみんなと一緒の場所にいられるんだよ」と説明をしました。
「ちょっと付けてみてもいい?」と言われたので、息子に聞くと、お友達に手渡しました。
興味津々で耳にはめたお友達。
「あっ、ほんまや!音が小さくなるわ!すごい魔法やね!」とお友達。
息子は「へんなの~」と言われたりするのではないか・・・と気にしていたようですが、お友達は「魔法」という言葉を使ってくれたお陰で、耳栓に対する罪悪感が薄れたようでした。
長い謝恩会中、クラスの男の子が、みんなと行動を共にしないことにからかいやちょっかいを出しに何度かやってきました。
その子が近づくと、息子の顔がこわばるのがよくわかりました。私が知らないところで、常々からかわれたり、時には手を出されていたんだと思います。きっと今日まで、辛かったんだね・・・
今日一日、息子は先生とのお別れで『寂しい』という感情をなかなか上手く出せずにいました。
どう表現していいのか、笑うのか、泣くのか、困っていました。
最後の最後、ようやく『泣く』という表現ができて、楽に慣れたかな?
私は最後に園長先生とお話して、号泣しました。
今までのことで労いの言葉をかけていただき、先生も一緒に涙を流してくださいました。
今日の卒園式は、私も息子もいつまでも想い出に残る一日となりました。