明日は幼稚園で『七夕祭り七夕』があります。


去年は残念ながら、参加することが出来ませんでした。


ちょうど一年前の7月に、息子は『児童福祉センター』での受診があったのです。

私も主人も、「何するの?」と警戒する息子を説き伏せて連れて行った診察。足取りは重いものでした。


そのとき、靴下を脱いで診察があり、「もう履いていいよ」と先生が息子に指示されました。

その『靴下を履く』というのも、行動観察されていたのです。

もたもたとして、なかなか履けない息子。


「いつも上手く履けてないんですか?」と私に尋ねられました。

「いいえ、そんなことないんですけど・・・」

咄嗟に出た私の答えです。

「緊張すると出来なくなるのかな?」

「そうですね。見られていると空回りしてしまうことが多いです」


そんな会話を交わし、診察は進んでいきました。



私が応えたことは、咄嗟の嘘でした。

いつも靴下には悪戦苦闘なのです。

緊張すると出来なくなるというのは本当なのですが・・・


私も主人も、息子が「障がいが認められます」と言われたくないから、そんな受け答えをしてしまったのです。

きっと先生は私たちの嘘はお見通しだったと思います。



あれから一年、やはり息子は靴下を履くのが苦手です。

踵が上にきちゃったりしています。叫び


そして、更なる専門の診察を受けるため、まだ順番を待っている状態です。


その専門の診察も、1年の猶予を与えられました。

受けて受けなくてもいいよと言われていたのです。



が、私たちは診察を待っています。



この1年間で私たちもずいぶんと考え方が変わりました。

息子の特徴が、『障がい』という捉え方ではなくなったのかもしれません。


先日、主人の会社の方の息子さん(2歳)が、保健所の健診で言葉の遅れがあると指摘され、『児童福祉センター』へ行くように言われたと、心配されてたそうです。

一年前の私たちと同じ思いをされているんだなぁ・・・と思うと、その気持ちは手に取るようにわかります。

「なんてことないよ!必要以上の心配をしなくていいよ!」と主人はその方に話したそうです。



この1年で、余裕が出来た?

私たちの成長・・・としておきましょうか!?