母が電話電話で深刻な声色です。


「どうも胃腸の具合が悪くて。便の状態がよくないわ。やっぱりガンちゃうやろか・・・」


先週に検便検査をしている母。まだ結果が揃ってないようで、どうもそのことが気になっている様子。

この間、血液検査の結果では『腫瘍マーカー』に異常が無かったので、心配ないと言っていたのですが・・・


「心配なら行ってくればいいやん!グズグズとここで言ってても、私にはどうしようもないし!むかっ

きついとは思いながら、母に言いました。


診察とインフルエンザの予防接種に行っていた主人に、母の検査結果が出ているかどうか、確認してもらいました。が、やはりまだ2回目の検便検査の結果が出ていないそう。


とはいえ、異常があれば何かしら主人にも言ってくれるはず。

病気に対してはものすごく神経質な母の性格もお見通しのかかりつけの先生ですから、本当に異常があるならば知らせてくれるでしょう。しかし、そんなそぶりも無かったそうです。


痺れを切らした母は、私との電話の後に、医院へ行ってきました。


で、結果。

「胃の調子が悪いのは、精神的なものでしょうねにひひとバッサリ。触診さへ無かったそうです。

1回目の検便の結果も、全くの異常なし。なので、2回目もおそらく何もでないでしょうとのこと。


お騒がせもいいところの母。

「私の前に診察室入ってらした患者さん、大学病院に紹介されてはったわ・・・。CT持ってはったし、何か異常があったんやろうなぁ~。そやけど!『ガン』ってことも限らへんし!」



思いっきり人事。

母上、あなたはさっきまで「私は間違いなく『ガン』やわ・・・」って大騒ぎしていたんですけど・・・目汗

他人のことをそれほど冷静に見れるなら、もっと自分のことも冷静になりなされ!パンチ!


もう・・・

我が母ながら、付き合ってられませんわ。