今日も幼稚園で担任の先生が小走りで私の元へやって来た。
あぁ・・・今日も何かありましたな・・・
「パニックですか？」
私ももうすっかり慣れっこに。
聞くと、今日はクラス全体で大混乱だったそう。
先日の『砂かけ事件』で息子に砂をかけたクラスメイトが、今日も事を起こしたと。
突然、息子の背中を押し、倒れたところに乗りかかり、更にその上にもう一人のクラスメイトが乗りかかって・・・
息子は二人の下敷きになってしまったそうです。
さすがに大泣きの息子、輪をかけてまた別のクラスメイト（この子も『砂かけ事件』の子）が息子の頭を蹴って・・・
もう、息子はパニックです！
その事柄は、先生がお手洗い
で教室を離れた２～３分の出来事。
教室に戻ってきた先生が、クラスが大混乱になっている様子を見て状況を把握するのに大変だったそうです。
息子が下敷きになっているときに「やめろ～
」と言ってくれた『正義の味方
』が登場！同じクラス３年目で、ご近所のお友達です。苦しがって泣いている息子を助けようと、上に乗っているクラスメイト二人を放そうとしてくれました。 そのお友達が先生に「こいつらがやったんや！
」と状況を説明。
すぐにロールプレイでどんな状況だったかを再現したそうです。
その間息子は、泣きながら教室を飛び出し、洗面所の隅で身体を震わせながら「一人にならせて・・・
」と泣いていたそうです。担任は職員室へ息子を連れて行き、一人になれる空間を作り、気持ちを落ち着かせるように配慮してくださりました。
そして園長先生へ報告。
さすがに今日は園長先生も怒った！
頭を蹴ったクラスメイトは、わざとやったわけじゃないということで、イエローカード。あとの二人はたんまりとお説教をいただいたそうです。次回同じようなことがあれば、保護者に通告！ということになりました。
自分の気持ちを伝えることが苦手な息子。（私たち親には伝えます）
でも今日はそんな息子に変わって「止めろ！」と言ってくれたお友達がいたことが、とってもうれしかったです。
正義感の強い子と以前から聞いていましたが、こんな形でそのお友達に助けてもらうとは思ってもいませんでした。
息子もお友達のように、「やめろ！」と言えるような子になってくれたらいいナァ・・・と思いました。
しかし・・・
なぜ息子が標的なんでしょう？？？