息子は『虫』が苦手です。


ピョンピョンととぶ、小さなクモや、蚊、ハエのようなおなじみの虫も、見かけたらその場から離れます。

「おか~さ~ん!むしがいるぅ~ハチと、時には顔色を変えて走ってきます。


つい先日、どこからやってきたのか、トイレにちょっと大き目のクモクモがいました。

そのうちどこかへ移動するだろう・・・思っていたのですが、ず~っと同じ場所に留まったまま。


息子がトイレトイレへ入ったときに、見つけました。

「おかあさん!クモさんがいるから、なんとかして!おトイレに入れへんあせる」と、案の定虫を嫌がってます。


私だって好きではありませんが、息子に言われちゃなんとかしなくては。


トイレットペーパーでクモを掴んで、トイレへポイッと捨て、流してしまいました。


「これでもう、恐くないやろ?」


私は息子が安心してトイレに入れると思ってクモを処分したのですが、見ていた息子が「クモさん、どこいったん?なんでトイレに流したん?お外にポイッとしたらよかったのに・・・流れていったらどこいくの?」と聞かれました。

「もう、死んじゃったかなぁ・・・?」と私が言うと「かわいそう・・・。死んだらかわいそう・・・。しょぼんと息子。

トイレに向かって「ごめんね、クモさん」と何度も言ってました。


優しい気持ちを持ち合わせているんだと感心した反面、「蚊、叩いて!蚊取り線香、たいてむかっと言うのは、どうなんでしょう?フクザツです・・・えっ