最近の車
は、ＥＴＣやナビをつけたものが多いと思います。
我が家の自家用車にはどちらもつけていませんが、実家の車にはあります。
息子はＥＴＣを使って高速の料金所を通るときに、バーがピョン！と上がるのがうれしくって、またナビのお姉さんが道案内をしてくれるのが面白いらしく、実家の車で出かけるのがとっても好きなんです。
先日の１泊旅行も、実家の車で出かけました。
ジュニアシートを後部の真ん中の席に取り付けて、かぶりつきでナビを見ています。
今回の行き先は、車では出かけたことはないのですが、同じ方面へは一昨年に旅行へ行ったので、ナビを使わなくっても大まかな道が分かっていました。
が、息子がどうしてもナビを使って行く！と言いましたので、出発の時点でナビを設定。
高速にも乗り、順調に走っていました。
が、途中、「名神、西宮方面へ・・・」という案内が。
私たちは吹田から『近畿道』を通り、『阪和道』で白浜方面へ行くつもりでした。
が、案内は『近畿道』への道順を案内しません。
「これ、どこまで行くの？名神をまっすぐ進んだら、あかんのちゃう？」
「でもなぁ・・・ナビは間違わんやろ？」
「そやけど、近畿道から遠ざかるで・・・」
こんな会話が車中飛び交い、ちょっと不安になってきました。
すると「名神豊中より阪神高速へ・・・」と案内が。
「あっ、これって『湾岸線』への道を案内してるんちやうか？」
父が気づきました。
「そうかも・・・」
でも父は、大阪の環状線を走ったことがなく、運転しながら「いややなぁ・・・」とポツリ。横着な運転をしてるくせに、環状線のような車の量の多いスピード感いっぱいの道は苦手だと言うのです。
（柄に合わない・・・）
しかし時すでに遅し。
道なりで『環状線』に突入し、「どの道を走ったらええんや～
」とナビの案内も聞こえていない状態。何度か通ったことのある私と主人がナビ代わりに父に言い、なんとか無事に『湾岸線』へ。
『りんくう』まで行き、そこから『関空連絡道路』を通って『阪和道』へ。
う～ん・・・
本当にこの道が早くてわかりやすい道だったんだろうか？
父も主人も口を揃えて「絶対に『近畿道』の方が早いって
」と言ってましたが、京都から走る関空行きの乗り合いタクシーも、『近畿道』ではなく、『湾岸線』を使っていましたから、やはりナビの推奨ルートが正解だったんだろうと、私と母。
イマイチ納得がいかないようでしたが、「一ついい道を覚えたと思えばいいやん
」ということでおさまりました。
ナビの推奨ルート、本当に『正解！』なの？
ちなみにうちのナビ、出先から我が家へ帰るルートは、いつも一方通行を逆走するルートを案内するので、ちょっと「おバカ」のようです。