三つ子の驚きの真実「まったく同じ3人の他人」 | トリップちゃんねる

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「まったく同じ3人の他人」2018年製作 アメリカ 原題:Three Identical Strangers

ボビーは大学に入学し、その初日に大勢の生徒達が自分に話しかけるのを不思議に思った。エディの友人に「君は養子かい?エディもそうなんだ」と言われ、ボビーはエディに会いに行く。9年ぶりに再会し、奇跡の双子と新聞に取り上げられる。

新聞記事を読んだデヴィッドが二人に連絡を取った。同様に彼も養子に出されていたので、三つ子であったことが判明する。三人が出演したテレビ番組で、客席から質問が。「女性の好みは同じ?」三人が同時に「そうです」と答えて会場は笑いに包まれる。

「まったく同じ三人の他人」は、別々の家庭に養子に出された三つ子の秘密を追い求めたドキュメンタリー映画だ。なぜ、それぞれの家族に三つ子であったことが知らされなかったのか。養子縁組機関が実験の組織とつながっていたことが明らかになる。

前半の笑顔の三人とは別に、後半は思いがけない展開となる。年月が過ぎて三人が出た番組では、それぞれが沈んだ元気のない表情に見える。やがてエディは、鬱で自殺をする。彼ら三人に対しての、精神科医が行った実験データーは公表されている。

人間の本質的な事をテストするために、実験者が環境を設定してテストを行うと、そこに思いがけない悲劇が生じるという事が、映画『es[エス]』で描かれていた。同様の危険性と非人道的な実験をこの映画にも感じた。