斎藤元彦前知事、「法的責任はない」「なぜ亡くなったのか分からない」 | トリップちゃんねる

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斎藤元彦・前兵庫県知事の発言というのは、どのような方向から質問しても手ごたえのない同じような答えばかり返ってくる。その同じような答えがいつかは変わるのではないかというかすかな希望を持つのだがそれは変わらない。

そして、なぜか首をかしげたくなるような発言が多いので、何度も同じ内容を聞かされているわりに身を入れて聞きこんでしまうのだ。

● 課長さんに指示や注意はしていない
30日にインターネットメディア「ReHacQ」の生配信に斎藤元彦が出演。死亡した2人の県職員について「直接ハラスメントをしていない」と述べ、自身の言動との因果関係を否定したという。

一連の問題で自身の法的責任について斎藤氏は「公益通報の対応も含めて、私はなかったというふうに思ってます」と主張。ここも斉藤自身の行動の告発をした県職員が亡くなった事に関して、自分は悪いところはなかったというスタンスを変えない。反省するべきところは、マスコミや他の人が数多く指摘しているにもかかわらず、決して認めない。そのずうずうしさはあいかわらずだ。

昨年の阪神とオリックスの優勝パレードを担当した元課長の死亡について、斎藤は「私自身は課長さんに直接、指示や注意はしていない。その方が体調を崩されることに私が直接ハラスメントをしたことはないです」と自身の言動との因果関係を否定した。

告発文書を作成した元県民局長の死亡にも「元局長さんに関しても、直接仕事の中でハラスメントをしたことはないんですよね。突然ああいう文書を書かれたことが分かって、ショックで最初は耳を疑ったんです」と語り、「本人も確かに処分に対しては不満があったかもしれないですけれど、第三者機関や百条委員会の設置に対して前向きな反応をされていて、何か不満があったりとか、県政に思いがあれば、ぜひ説明をしてほしかったんですね。そのつもりだったのに、なぜ亡くなられたんだっていうことは私自身もわからないんです」と続けた。

● 『鋼のメンタル』って言われているけど
いつも問題点をぬらりくらりとかわしてゆく。家族はさぞ大変な想いであろうかと思うが彼の口から思いがけない事が語られる。9月29日放送のTBS「サンデージャポン」にVTR出演。失職前最後の登庁日に、同番組の単独取材を受けた。

最後の登庁日となった27日。「これだけ世間の批判の声があって。家族は“もうやめたほうがいいんじゃないか”って(出馬を)止めませんでした?」と問われた斎藤氏は「いや、家族は応援してくれています。感謝してます」と答えた。

本当に応援しているのか?家族のなかで、もうやめてほしいと願っている人はいないのか。

「今回のことは初めての挫折になるんですか?」という質問には「僕も挫折はいろいろしてまして。中学受験したんですけど、落ちましたし。大学も1回落ちて、浪人して。鋼のメンタルっておっしゃってる人がいるみたいですけど、今回もかなりしんどいことでしたね」と「サンデージャポン」で話した。

この「鋼のメンテル」の否定に関しては、不信任決議案が可決された9月24日朝も取材に応じてこのように発言している。

「私も人間ですから、この間も世間的にはもしかしたら、『メンタルがすごく強い』って言われているかもしれないですけど、『鋼のメンタル』って言われているみたいですけど、自分自身は本当に、今朝も苦しい胸の内もあったりとか、やっぱり人間ですから」

「思い悩むことも多々これまでもありましたんで、そういったこともありつつですね、自分の胸の内を考えを、そして県政をどうしたいのかということを伝えさせて頂くっていうことは、テレビの機会以外もですね、大事なことだと思います」

まるでマスコミに世間に攻撃されて、自身が被害者のような言いぶりだ。一番の被害者は死に追い込まれた二人の県職員だというのに。

失職を選択してからは、さすがに斎藤元彦に関する新たな記事は一気に減った。テレビでも顔を見なくなった。今度、取り上げるときは出直し知事選の時であると思われるが、斎藤元彦に関する問題は何も解決していない。また、彼の起こした二人の県職員の死やパワハラやおねだり疑惑を風化させてはならないと思う。

参照:【速報】『鋼のメンタル』ではない「私も人間」と斎藤知事
        失職の斎藤元彦前兵庫知事、「なぜ亡くなったのか分からない」
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