地下洞窟で “ひとりぼっち” 実験500日 | トリップちゃんねる

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『自分自身というのは、いったいどれぐらいの事に耐えられる力を持っているのだろう?』と、ふと思ったりもする。たいして他の人より我慢強いとも思わないけれど、それでも『何かに挑戦してどこまでいけるのか』ということに対しては興味がわく。

50歳の女性・登山家のベアトリス・フラミニさんは、隔離生活が人体の及ぼす影響について調べる実験を終えて、スペイン南部グラナダ郊外にある地下70メートルの洞窟から500日ぶりに帰ってきた。



彼女は、社会からの隔離生活が人体に及ぼす時間間隔、脳波、睡眠にどのような影響を与えるかを調べる実験に協力していた。研究チームは、地下で過ごした期間の世界記録を更新したと話した。

彼女が過ごしたのは、岩が飛び出した狭い空間。その仲でもワイヤーを使った運動をしたり、60冊の本を読んだり、絵を描いてすごしていた。

1年半近くも誰とも話さなかったフラミニさんに質問した。「洞窟から出ようと思ったことはないか?」「一度もありません。むしろ、出たくないくらいでした。私は楽しむために、そこにいたのです」「まだ本を読み終えていなかったのに」とも、語った。

地下70メートルの洞窟の中の狭い空間の中で、『地上に居るよりもまだ居たいと思う楽しみ方とは?』とても興味がわいてくる実験結果だ。実験というより、フラミニさん自身の人生の楽しみ方に惹かれる。

参照:洞窟実験500日の女性、地上に 「出たくなかった」
    地下洞窟で“ひとりぼっち” 隔離生活の女性 実験終え