上がらぬ賃金止まらぬ円安…日本から労働力が流出 | トリップちゃんねる

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今現在、1ドル=147.64円で円安が騒がれている。

円安のメリットは、日本の製品を海外へ売りやすくなること。海外からすると、円安は日本のモノ・サービスが安くなる状態。そのため、輸出産業の業績向上や外国人旅行者の増加などにつながる。個人にとっては海外資産を保有している場合に、円資産よりも有利に働く可能性がある。

但しこの円安状況では、実質的に給料が減るので、出稼ぎに来ている外国人労働者が、日本を離れ他国で働くことを希望する人が増えたとのこと。
 

ぼくが住んでいる埼玉県でも、ずいぶん多くの外国人の方が働きにきている。ぼくの住んでいる市はとても工場が多いのだが、その工場への駅前の送迎バスに乗り降りしている若い男女のほとんどが東南アジア系の方だということが、言葉や服装でわかる。この多くの外国人労働者が、他国へ移ってしまったら工場の稼働がストップしてしまうのではないか。
 

円安につながる金融緩和をなぜ続けるのかというと、政府や日銀は、ひとつには「賃金の上昇」を実現するためだとしてきた。では、日本の賃金の現状はどうなっているのか、

この30年間、他の主要国が上昇している中で、日本だけは横ばい状態が続いてきた。そもそも円安とは関係なく、日本の賃金は上がってこなかった。

欧米諸国の最低賃金を日本円換算で見ていきますと、ドイツが1522円、イギリス1586円、オーストラリア2004円、などとなっていて、最も高いルクセンブルクですと、2280円になる。これに対し、日本の最低賃金は全国平均で961円と、ルクセンブルクの半分にも及ばない。

最も多い45万人が入国しているベトナム人の労働者で考えてみると、例えば、10万円を母国に仕送りして現地通貨のドンに両替した場合、去年ですと、2000万ドンになった。今年は円安の影響で、およそ15%も目減りしてしまう。

経済評論家の加谷珪一さんは、今回の円安、1ドル=150円のラインについて、「国ごとの生産コストを比べる指標でみると、中国と日本の賃金が逆転する」と指摘。そうなると、ベトナムなどの外国人労働者が、より高い給料を求めて中国へと流れる懸念があるという。

以下はYahoo!コメントから。

t_s*****
例えばドルが200円になっても年収がそれだけ上がれば何も問題はないです。問題は年収も上がらず物価だけが上がるスタグフレーションの状態になりつつあるのが最大の問題。

ken*****
円安を阻止することを考えるより、たとえば1ドル200円になってもやっていける形を作る方が賢いという記事を先日読みました。円安の原因で目に見えるものは金利差であることは間違いないが、実際は日本の経済力に陰りが見えていることが原因だと書いてました。

kpc*****
海外の物価や賃金が上昇していても、日本の場合は海外へ人材流出が起きにくいので、日本の企業が雇用確保の為に海外の水準まで賃金を引き上げようとする動きが起きない。一部の英語が堪能だったりコミュニケーション能力が長けている優秀な人材は流出してるけど。

oza*****
妹から聞いた話だが、まず今の若い方々は3kの仕事を嫌がる傾向にあるらしい。アルバイトを募集しても人が来ず、50代、60代の方々が。企業としては即戦力となる方々が欲しいため若い方々がいる派遣会社に依頼するという。時給にすればはなんと1800円にもなるという。

koi*****
私は、色々なサイトに円安のメリットを投稿している、団塊の世代の生まれの人間です。米国で21年間仕事をしてきた経験もあります。その経験を踏まえての意見ですが、円安は日本にとって神風だと思っています。なぜ我々の世代が海外に居かねければならなかったと言うと、円高で国内の製造業が空洞化して海外移転で生産をせざる得なかったからです。第一次産業(農業等)第二次産業(製造業等)が衰退した国は衰退します。


参照:止まらない円安と上がらない賃金 1ドル150円突破の意味…日本から労働力が流出する動きも?