ニュースサイト「ZAKZAK」に高橋洋一氏の書いた記事「北米と欧州の対中制裁包囲網」を読み始めたら、最初に出て来た「ウイグル問題」という用語が出てきて、その事に関して何も知らないので、調べてみた。
そうしたら、検索された中でアメリカのとてもきれいな10代の女性の動画に行き当たった。

2019年11月24日、アメリカで17歳の美少女が美容系の動画をアップした・・・・・と、おもいきやその内容は中国の新疆ウイグル自治区で問題視されているイスラム教徒への人権問題を指すものだった。
少女:「はい、みんな。きょうはまつ毛を長く見せる方法をお伝えします。まずはビューラーを手に持って、まつ毛をはっきりとカールさせます」
TikTokに投稿された美容系の動画と思っていたら・・・
少女:「次にビューラーを置いて、携帯を手に持って、今すぐ中国で起きていることを調べて下さい。無実のイスラム教徒に起きていることに関心を持って下さい」
少女:「家族から引き離され、誘拐され、レイプされ、豚肉を食べることやお酒を飲むことを強要され、改宗を迫られています。とにかく殺されてしまうので、生き延びることに必死なんです」
投稿した少女はアメリカに住むフェローザ・アジズさん。TikTok上のアカウントには「17歳のただのイスラム教徒」と記されている。
アジズさん:「これはもう、一つの“ホロコースト”(ユダヤ人大量虐殺)で、誰も話すことができません。お願いです。関心を持って。関心を広げて。そう、だからビューラーをもう一度手に持って」

新疆ウイグル自治区は、面積で日本の4.5倍。人口は約2,200万人。
中国で起きているホロコーストと呼ばれている社会的な問題に関して、知ろうとしないと自分は何もわかっていないというのは、怖い事だと思った。
では、アジズさんのたとえている“ホロコースト”というのは、オーバーに表現しているだけなのか?
中国西部・新疆(シンチャン)ウイグル自治区の収容施設に入れられたウイグル族の女性らが、組織的なレイプ被害を受けたと英BBC(英国放送協会)に証言した。
新疆(シンチャン)ウイグル自治区の収容施設では、ウイグル族などの少数民族100万人以上が拘束されていると推測されている。
BBCは3日、収容施設で警官や警備員らから組織的にレイプや性的虐待をされたとする女性収容者たちの生の証言を報じた。
収容施設から解放された後、アメリカに渡ったトゥルスネイ・ジアウドゥンさんは、収容施設では「毎晩」女性たちが連れ出され、覆面をした中国人の男にレイプされていたと話した。
彼女自身、拷問を受け、2~3人の男たちに集団レイプされたことが3度あったという。
米国からCNNの取材に応じたジヤウドゥンさんが語ったところによると、収容された監房には他に女性が20人ほどいた。そこでは食事も水もほとんど与えられず、トイレの使用は1日1回しか許されなかった。使用する時間も3~5分と決められており、「それ以上時間がかかると、電流の流れる警棒で感電させられた」(ジヤウドゥンさん)
ある尋問の最中、複数の警官から殴る蹴るの暴行を受けて気を失った。また別の時には、2人の女性警官がまだ傷の残るジヤウドゥンさんを別の部屋へ連れていき、テーブルの上へ寝かせた。「彼女らは私の体の中に警棒を入れて、電流を流した。私は失神した」
収容施設に1年半入れられた。収容中、ウイグル族の女性たちの服を脱がせ、手錠をはめることを強いられた。女性たちは、中国人の男らがいる部屋に置き去りにされたという。
「(男たちは)かわいくて若い収容者を選ぶために金を払っていた」、「男たちは私に、彼女たちの服を脱がせて手を動かせないようにした後、部屋を出るよう命じた」
収容施設の1つで警備員として働いた人物は、匿名を条件に、拷問や食事を与えないなどの虐待があったと語った。という。
レイプと拷問に関するジヤウドゥンさんの糾弾は、最初に英BBCが報じた。CNNはこれらの主張の信憑(しんぴょう)性を独自に確認できていないが、その内容はカザフスタン国籍のウイグル族であるグリバハル・ジェリロワさんのものと共通するところがある。
昨年7月にCNNの取材に答えたジェリロワさんは、17年5月に収容施設に入れられた際、「刑務所のような」部屋に20人ほどの女性たちとともに閉じ込められたと語っていた。
ある時、収容施設で性的暴行を受けたジェリロワさんは、相手の警官に面と向かってこう言った。「恥ずかしくないの? あなたにも母親や姉妹がいるでしょう。どうして私にこんなまねができるの?」。すると警官は電流棒でジェリロワさんを殴り、「お前は人間に見えない」と言い放ったという。
19年9月26日の夜、収容施設でのことを口外しないよう中国当局から警告された後で、ジヤウドゥンさんは徒歩で国境を越え、夫の待つカザフスタンに帰った。
しかしそれからの数日間、ジヤウドゥンさんの健康状態は悪化し、膣からの出血に苦しんだという。
このように、中国でのウイグル族に関する記事を読むと、確かに“ホロコースト”のような非人間的な行ないが日常的におこなわれていることがわかってくる。
高橋洋一氏の記事は、「北米や欧州の各国がウイグルの人権問題に関して中国への制裁で足並みをそろえた。日本はどのような立場を示すべきだろうか。」
という出だしで始まる。そして、次の内容には「16日には東京で日米外相・防衛相のいわゆる「2プラス2」が行われ、共同声明でウイグル問題懸念を共有した。」とある。
2プラス2とは、日本と米国が両国の安全保障に関する政策を協議する、日米安全保障協議委員会の通称。日本から外務大臣と防衛大臣の2閣僚、米国から国務長官と国防長官の2閣僚が参加するため「2プラス2」と呼ばれるようになった。
というぐあいに、ぼくにはあいかわらずわけのわからない言葉だらけなのだが、正直に今後も知らない用語に関して、そのままにせずに調べていこうと思っている。
『トランプ政権は今年になってからウイグル問題で中国をジェノサイド(民族大量虐殺)と認定したが、それまで欧州とはなにかと関係がギクシャクしていた。バイデン政権は欧州との関係修復に動き出し、ウイグル問題が格好の材料になった。』
とのことだが、バイデン政権はウイグル問題に対してどのような見解を持っているのか。
ウイグル族の弾圧問題については、トランプ前政権も中国の新疆ウイグル自治区で生産された綿製品の輸入を禁じた。
バイデン政権は対中政策で人権問題を一段と前面に押し出す構えをみせている。バイデン氏は2月、電話協議で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席にウイグル問題への懸念を伝えたという。
では、日本の態度はどうなのだろう?
中国の新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐって、アメリカやEU=ヨーロッパ連合などが制裁を科す中、日本政府は、制裁の実施には慎重な姿勢で、中国側と意思疎通を続けながら、状況の改善に向けた責任ある行動を強く促していく方針とのこと。
G7=主要7か国(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ)では日本以外の国すべてが制裁で足並みをそろえる形になった。しかし日本政府は、中国と地理的に近く、経済面でも密接な関係にあることに加え、人権問題を理由に制裁を科すための根拠となる法律が存在しないなどとして、制裁の実施には慎重な姿勢を取っている。
なんだか、日本だけが様子を伺って、どっちつかずのような態度をとっている印象がする。その態度がウイグル族の弾圧問題をあまりマスコミやテレビで取り上げないことにも繋がっているように思えてくる。
参照:北米と欧州の対中制裁包囲網 日本は協調、韓国には温度差…最後に勝つのは民主主義陣営か
ウイグル人権問題政府は制裁に慎重姿勢
ウイグル女性、収容所での組織的レイプをBBCに証言 米英は中国を非難
手足に鎖の生徒」と「集団レイプ」、女性たちが証言する中国の収容施設の内側