SPA!の2024年、仰天ニュース傑作選として取り上げられていた8月に掲載された記事が興味を惹いた。『モテすぎて坊主にしたという女性、その理由とは・・・・・・・・』
「(当時は)女っぷりが良すぎて大変だった」「(髪の毛を)剃ったら男の人が来なくてラクかな」と坊主にするに至った経緯を説明。「実際にこの髪型にしてからは無駄に性愛を向けられることは9割は減りました。」との事。彼女の髪型は、前髪だけ
を残し後頭部の髪の毛をすべて剃るというヘアスタイルだ。
彼女の名前はChipico、マツコ・デラックスが出る番組『月曜から夜ふかし』の「七夕なので街行く人に短冊を書いてもらった件」というコーナーにて、彼女が書いた願いごと。「全ての男が性欲をコントロールできるように チピコ」。
後日、インタビューにて彼女の考え方がSPA!に掲載された。
記事を読むと、多くの男の性欲が彼女に迷惑をかけているようで、気の毒にもなるが単純に『もてなくなって嬉しい人』という変わった人だけでもないことがわかる。
また多くの人は異性にもてる事の方を選択するであろうから、興味をひく考えだ。複数の理由に後押しされたとはいえ、女性が坊主にするという行為に抵抗感はなかったのか。
「あまりなかったですね。大学時代は哲学専攻で美学を学ぶ機会があり、本当の美の基準は社会の流れでコロコロと変化する“流行”のようなものではなく、『生きとし生ける命の輝きすべて美しい』という考えに行き着いていたんです。
それなら、坊主にしたら私の恋愛市場、性産業市場での価値は下がるかもしれないけど、私自身の魅力には影響はないはずと捉えていたので、怖さはなかったです。
『坊主だと髪の毛のおしゃれができなくてかわいそう』という声がありましたが、私は自分の意思で選んで坊主にしているうえ、いまの坊主の自分は最高に美しいと自負しているので余計なお世話かなと。」 「坊主かっこいいんで。」
なかなかすっきりした結論にたどりついたようだ。でもけっこう坊主も似合っていて、このようなSPA!の記事に取り上げられ、また無駄に男に性愛を向けられ続けていないか心配な気もするが。
参照:「モテすぎて坊主にした」SNSで話題の女性。「無駄に性愛を向けられることは9割減りました」