妻の体を、もて遊んだ憎き男の性器を、ダンナが刃渡り6センチの
枝切りばさみでちょん切って、ビルの共用トイレに流してしまった
事件。それは8月13日の朝に起った。
相手の男の邪悪の象徴でもある「チン」も流れて、これでダンナの
恨みも『トイレの水と同様に流れて消えて、はい、おしまい』と、いか
ないのが現実。
この事件は、妻がダンナの慶応大学院生・小番一騎(こつがい・いっ
き)に嘘を語った事が引き金になってしまった。この嘘の罪は何より
重く、それが絶望的な事件を引き起こしてしまった。
11月26日の第2回公判で、検察側が小番被告の妻と被害者男性と
のW不倫を明らかにした。
被害者の男は弁護士。昨年5月にその男の弁護士事務所で秘書と
して働き始めた小番の妻(以下、妻)は、半年余りで社内不倫に落ち
た。
昨年12月末、すし店で食事を取った男性と妻は、弁護士事務所で
初めて肉体関係を持った。今年1月にはステーキ店で食事し、カラ
オケ後にラブホテルへ。翌月は鳥鍋料理、3月はそば店、5月はイ
タリアレストランでの食事後にベットイン。7月には「蛍を見に行こう」
と男性から誘った高尾山でのデート後、ラブホへ。部屋でコスプレ
衣装の体操着とブルマを借りた。
約7か月の間に「性交」を重ねたが、関係は続かなかった。7月、
2人で高尾山に行ったのを境に、徐々に妻が男性を避けるように
なった。不倫を清算し“元サヤ”に戻ろうとしたが男性に引き留め
られた。
困った妻は8月に入ると、夫に「セクハラ被害を受けた」と相談し、
(男性に)2回肉体関係を強要されたなどと“ウソ”の告白。妻の
W不倫に気付いていなかった小番は激高した。
当時、妻が友人に「論点をずらして話したら、(小番と)仲直り出来
たよ(笑)」などとメールしていたことを知る由もなかった。
8月13日朝、小番一騎は妻を連れ、犯行に及んだ。被告は
「台本」のコピーを手に「謝罪しろ」と詰め寄った。男性が「無理
やりしてない」と答えると、突然殴打し失神させ、局部を切断した。
男性が意識を取り戻し、真っ赤になった股間を見て「ここどこ?
なんで血出ているの」と錯乱状態で叫ぶと、小番は事態を把握
しきれない男性に笑いながら「切ったんです」と告げ、「(妻を)強姦
したからです」などと言い放ち、笑い声をあげたという。妻は夫の
凶行をただ見守っていた。
笑い声をあげた小番一騎も、夫の凶行をただ、見守っていたとい
う妻もどこか怖い。被害者の男性の陰茎は1センチしか残っていな
かった。病院搬送され緊急手術、15日に退院したが小便器での
排尿や性交はできず、現在も激痛に苦しみ、生殖機能は失われた
とされる。
火遊びの代償はあまりに大きかった。