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鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

お昼を食べたところから、車でぐぐっと南東へ移動。1時間ほどでプランバナンへ到着です。

 

    

ここも広い公園のような形で整備されています。チケットはボロブドゥールとの共通券を買ってあるので、ここでは買いません。ちなみに共通券は1日限り有効なので、同日に両遺跡を回らないというゆったりスケジュールの場合は別々にチケットを購入する必要があります。

上の写真の建物の中には、ボロブドゥールと同じようにお茶やコーヒーが無料で飲める休憩所があります。

 


    
入場ゲートをくぐると、プランバナン(Prambanan)のメイン、ロロ・ジョングラン(Candi Lolo Jongrang)が見えてきます。
私も実際行くまで勘違いしていたのですが、よくガイドブックで見るこの寺院が「プランバナン」なわけではないんですね。プランバナンというのはこの辺り一帯の寺院遺跡群を表す地名。一番有名な、この炎のような形の寺院群を「ロロ・ジョングラン」と言います。

プランバナンはヒンドゥー&仏教寺院群。ボロブドゥールとの共通点はそのまま、仏教・ヒンドゥー教がお互いに影響を与えあいながら共存していたことを示しています。
ここで隆盛したヒンドゥー文化がやがてイスラム勢力に追いやられ、逃げた先のバリでヒンドゥー文化が花開くことになるわけですね。

私も弟もヒンドゥーの神様たちが大好きなので、プランバナンに来られるのはとても嬉しい。

         
ロロ・ジョングラン手前にあった地図。

     
それぞれのチャンディ(祠)には、それぞれヒンドゥーの神様が祀られています。
手前の崩れたブロックは、度々起きる地震やムラピ山の噴火で崩れてしまったチャンディの残骸。

 

        

2006年の中部ジャワ地震で受けた被害と、その修復過程を記したボード。日本は技術的にも金銭的にも支援をしています。

そういえば2012年12月に来た時は、シヴァのチャンディには入れなかったような。

 

 

        

崩れたまま、あるいは発掘されたまま修復されていないチャンディたち。

記録がないので、修復はこの先も困難だろうと言われているそうです。
修復はできなくても、在りし日の姿を思い浮かべることはできます。今残っている主要チャンディの周りにも、ずらり何百というチャンディがあったと推測されるそうで、いやはや、壮観だっただろうなあ。

    
崩れたチャンディの上に無造作に置かれていたカラ(鬼仏面)。


ロロ・ジョングランはヒンドゥー寺院群。
奥の大きな3つが左からブラフマナ、シヴァ、ヴィシュヌのチャンディで、それぞれの手前にある小さめのチャンディはその神々の乗り物(の動物)が祀られています。

       
それぞれのチャンディには神像がおさめられています。

細い階段と細い入り口を通って中へ。

石に囲まれた内部には、照明などはありません。心なしか空気がひんやりしていて、暑い中歩き続けた身にはほっとします。

 

        
シヴァ像。破壊神としてヒンドゥーの神々の中でもとりわけ多くの信仰(と畏れ)を集める神様。シヴァの息子の一人が

        

ガネーシャ!

チャンディ・シヴァの西小室にいます。ガネーシャ大好きー。このガネ様はででんとふくよかで、穏やかなおっちゃんという感じですねぇ(ほんとは少年のはずなんだけど)。
当地でも学問の神として人気が高いガネーシャ、この像に触りながら願い事をすると叶うということで、みんな鼻をなでなでしていくのだそうです。そのせいでガネ様、鼻だけつやつやに黒光り。でもガイドさんによると、鼻より手に触ったほうがいいそうで…(笑)。わかるけどね、鼻に触りたくなる気持ち。

この寺院群の名の由来にもなっているロロ・ジョングランの像もここにあります。
写真撮ったのですが、ブレブレ…。真っ暗ですからね、中。
「細身の美女」といわれる通り、ウェストのきゅっとくびれた美人さんでした。これにも触るとずっときれいでいられるという謂れがあって、インドネシア人観光客はそりゃもうみんな触っていきます。

 

    

 チャンディ・シヴァの回廊にはびっしりレリーフが。ラーマーヤナが彫られているそうです。

    
その気になれば、ガイドさんはレリーフの一つずつに沿ってストーリーを解説してくれます。でも「詳しくする?それとも簡単に?」と聞いてくれます。ゲストの興味の度合いに合わせて、あらすじだけ、とか、詳しく、とか、気になったレリーフの部分だけ、とか自由自在。
私はラーマーヤナの筋は知っているので、ざっくり代表的な場面をピックアップして説明してもらいました。この写真は、大好きなハヌマンが出てくる場面。
ハヌマンは白い猿の神様で、バリのケチャではシータ(インドネシアではシンタと発音)にラーマの指輪を届けて代わりにシータの髪飾りを持って帰り、ラーマにシータが捕らわれている場所を知らせる勇敢な登場人物です。忠誠心に篤くて勇敢で、でも本気で怒ると山一つ持ち上げて運んじゃう、なんともキュートな神様。

 

          

ふと人が途絶えると、静かな空気が流れます。


    
チャンディ・シヴァを出て向かいのチャンディへ。ここにはシヴァの乗り物であるナンディさんという牛さんがいます。
つるっとしてかわいいー。


       

バティックにありそうなモチーフ。

 

    
ここにもいました、カルパタールの木。木の両サイドには半鳥人のキナラ・キナリ。
真ん中には狛獅子。

ボロブドゥールのレリーフと比べると、ロロ・ジョングランの方が立体的且つより肉感的です。キナラ・キナリの部分は、別のレリーフでは違う動物になっていたりして、これがまたいちいちかわいらしい。

 

この辺りで、母と弟がバテました。暑いしね…。父は入場直後から、全体を見渡せるところから動かず、とにかく全体を眺めていました。というわけでガイドさんの解説はここまでにして、30分ほど自由行動に。
私はまだ余力があったので、ブラフマナとヴィシュヌのチャンディも見学。

その後ふらふらしていたら、ガイドさんに「ここに乗って写真を撮るといいですよ」と言われたのでパチリ。
         

「こういうポーズで、こっちを向いて…そうそう」と言われるままにして撮ってもらったのがこちら。

チャンディ・シヴァにタッチ☆

後ろから構図を見ていた弟が、「あー、なるほどー」と感心していました。

弟が「熱中症っぽく頭が痛い」というので、この後ボゴの丘へ行く予定だったのを取りやめて、ホテルに戻ることにしました。

 

    

修復中のチャンディにいた猫さん。

「ここに住んでるのー?」と聞いたら、目の前のブロックに前足をかけてぐぐーーんと伸びをして、とっとっとーとどこかへ行ってしまいました。
世界遺産に住む猫。岩合さーん、次ここどうですかー!!

 

    

歩いて駐車場まで向かう途中、振り返ったところ。
きっと、創建当時はもっと周り木だらけだったんだろうなあ。

プランバナンからホテル・フェニックス・ジョグジャカルタまでは30分ほど。途中「コンビニとか寄らなくていい?」とガイドさんが聞いてくれて、ポカリを買いに寄りました。

 

帰りの車中でも、ジョグジャの歴史やインドネシアのいろんな習慣、宗教や物の考え方についてあれこれ解説してくれたガイドさん。とーーってもいい方でした。
エンジェ ウィサタ ツアーズ、おすすめです。

 

ホテルについて一息。汗だく! 


ムンドゥット寺院から車で10分ほど走ったでしょうか。
「どこか適当なところでお昼ご飯を」と言って、連れて行かれたのがここ。

レストラン入り口

Sekar Kedhaton Restaurant

2012年末に旦那さんとボロブドゥール&プランバナンをまわった時は、その辺のワルンで適当なナシ・チャンプル食べた憶えがあるけど…こんな立派なレストランあったのねぇ。

ガイドさんがお店のおねえさんに、「この人インドネシア語できるからね~」と物慣れた様子で言って去り、私達だけに。
後からいかにもな日本人の中高年団体旅行客が入ってきて確信したのですが、ここ、ツアーに組み込まれてるレストランなんですね。
異様にきれいだし、店員さんが外国人慣れしているし。
なぁんだ、そっかー、とちょっと残念な気持ち。こういうとこより、もっとフツーの地元ワルンでいいのにな…と思ったけど、まあそうか、私も今回は中高年の両親連れだった。おなか壊されても困るし、こういうとこでいいのかも。

メニューは全体的にちょっとお値段お高め。
そして、イマイチメジャーなインドネシア料理やジャワ料理がない…。
そんな中からチョイスしたのがこれ。
テンペカレー!

テンペ&タフカレー。

テンペカレー大好きなんだけど、なぜかスラバヤでは見かけないメニュー。ウブドに住んでた頃、行きつけワルンでいつも必ず頼んじゃうメニューでした。
スパイスがいくつも複雑に絡まる奥行きのある香りを、ココナッツミルクがくるっとまとめてあって、そこにテンペ。ああ、こうやって書いてるだけで食べたい。
ここのはスパイス感がやや薄かったけど、懐かしくておいしかったです。

メニューには載ってないからないんだろうと思って頼まなかったら、後からやってきた中高年団体旅行客のテーブルにビンタンが運ばれていくじゃないですか。
「あるの?」と聞けば、「あるわよー!飲む?」と店のおねえさん。父と母「うん、じゃあ、飲む」。
私はこの後も暑い中を歩き続けることを考慮して、一口だけ。

グンデル

食事が半ばまで進んだ頃、唐突にグンデルの響きが。

店の奥にガムランセットが置いてあるなー、と思ってはいたのです。
生演奏か~、いいねぇ。

わやんくり!

と思ったら、なんとなんと、ワヤン・クリッが始まったじゃありませんか。

しかも舞台の裏側から見せる演出。初めて見る人は「影絵芝居じゃないの?」と小首かしげそうですが、わかっている人からすると心憎い演出。
普通のワヤン・クリッの時も、本当に好きな人は裏から見る、と聞いたことがあります。いいねえ、粋だねえ。

聞けば、ランチタイムには週2日公演をしているそう。特にチャージはつかず、食事客なら誰でも見ることができます。

私たちは冒頭部分だけちらっと見て、次の目的地へ~。
領事館からのお知らせメールが来ました。

以下引用
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在スラバヤ日本国総領事館からのお知らせ

《大統領他政府要人の当地来訪に伴う交通規制に関するお知らせ》

              平成28年3月17日
                          在スラバヤ日本国総領事館

3月18日(金)、19日(土)は、スカルウォ・東ジャワ州知事ご令嬢の結婚式及び関連行事が行われる予定であり、特に19日はジョコ・ウィドド大統領、ユスフ・カッラ副大統領の他、政府要人が多数当地に来訪予定です。
このため、両日の早朝から夕方にかけて、空港から市内中心部への主要道路は一時的に交通規制が入り、会場周辺(18日は州知事公邸:Jl. Kertajaya Indah Timr 4、19日はGrand City Mall:Jl. Walikota Mustajab Surabaya.)は渋滞が発生する可能性がありますので、会場周辺の道路をご利用される方はご注意下さい。

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引用終了

・空港から市内中心部への主要道路が一時的に交通規制の可能性
・18日(金)はJl.Kertajaya Indah周辺(Grand CityあたりからGalaxy Mall方面へ向かう辺りですね)に注意
・19日(土)はGrand City (多分イベントホールで結婚式やるんでしょう)行くもんじゃない
ってことですね。

シドアルジョ方面に職場がある方は高速道路に交通規制が入る可能性があるので、情報にご注意あれ。Suara Surabaya(FM 100)でリアルタイム交通情報をやります。

TP前もひどいかなー。
大雨とか重ならないといいんだけど…。
さてお次は、ボロブドゥールを出て、車ですぐのパウォン寺院(Candi Pawon)へ向かいます。

パウォン周辺

ひなびた町中にいきなり現れる遺跡。

ここでチケットを買う

寺院と言っても付随施設があるわけではなく、本当にあの建物だけがでん、と建っている感じ。入り口もゲートも特にありませんが、すぐ手前にあるこのブースでチケットを買います。パウォンとムンドゥットのセット券で、Rp.3,500。外国人料金もKITASホルダー料金もなし。

パウォン全景

パウォン寺院全景。
ボロブドゥールと、このあと行くムンドゥット寺院を結ぶ一直線上にあるパウォン寺院。寺院と言ってはいますが、その機能は未だに解明されていないのだそうです。シャイレンドラ王朝のインドラ王の遺灰を埋めた場所というのが有力な説。

建物の中は空っぽです。

バティックっぽい!

バティックっぽいレリーフ!

カルパタールと天界の住人

一番の見どころ、聖なる木・カルパタールと、天界の住人たち。半鳥人かわいいー。


さくっと見終わって(土産物売りに囲まれつつ)、再び車で移動。10分くらいでムンドゥット寺院(Candi Mendut)に到着です。
ムンドゥット

こっちはちょっと形が違いますね。上部の屋根部分は欠損されたまま修復されていないのだそうです。

中に入ると…
ブッダ

正面に大きなブッダ。転法輪印を結んでいるので、「誰かに何かを説明している」のだそうです。台座には鹿などの動物が彫られているので、森で説法しているお姿なのでしょうか。
左右には観音菩薩と金剛薩埵が配されています。

長いお線香が置いてあるので、いくらかお布施をしてお線香をたいてお祈り。

そしてレリーフ!
毘沙門天だったかな

入り口右側にいる毘沙門天。

鬼子母神

左側には鬼子母神。

「男の人は毘沙門天を触るといいです。女の人は鬼子母神を触ると子宝に恵まれるとか、ずっときれいでいられると言います」とガイドさん。
遺跡のレリーフ触っちゃっていいのか、と思いますが、そーっと撫でときました。

ムンドゥットはパウォンよりしっかり整備されてます。敷地内には大きな菩提樹!
大きい木!


うわー!

うわー!すごい!

バリにもお寺には必ずと言っていいほどあるこの木。バリではワリンギンとかブリンギンと言います。気根が下がってきて、それが地面について幹になる…という不思議な木。実はルドラクシャと呼ばれて、数珠やアクセサリーに使われます。

大きな木の近くにいると、自ずと静かな心持ちになりますね。

ムンドゥット全景

大きなブリンギンの木陰から。
太陽が上がってきて、直射日光がびしばし厳しいので木陰に入るとほっとします。

さて、お昼にしましょうか。

フェニックスを出た車は、一路ボロブドゥールへ向かいます。

ガイドさんは感心するくらい日本語ぺらっぺら。でもジョグジャの人らしく、冗談言っても全然嫌な感じがしません。ソフト。あー、中部ジャワーって感じです。

車中、インドネシアの歴史やジョグジャの歴史をざっくり聞きつつ40分ほど。
道は空いてて快適ドライブ…だったんだけど、3列シートの一番後ろに座っていた私、見事に車に酔いました…ガーン 
最悪の状態になる前になんとか到着。外の空気を吸って、ゆっくり水を飲んで、体をまっすぐにしたら吐き気はおさまったのでとりあえずよし。「次から助手席乗ってもいいですか…」とガイドさんに言ったら、「もちろん!」と快諾しつつ労ってくれました。うう、いい人。

ボロブドゥールの遺跡周辺は、広々した公園のように整備されています。

ボロブ外国人用ゲート

敷地入ってすぐ左手にあるこの建物が外国人用のチケット売り場。

ボロブドゥールKITASカウンター

こっちがインドネシア人用。

私はKITASホルダーなので、インドネシア人用カウンターへ向かいます。家族はガイドさんに連れられて外国人用の建物に。
KITASを提示して「ボロブドゥール+プランバナンセット券」を購入。外国人用に向かいます。

外国人用カウンター

こちら、外国人用チケットカウンター。

下がKITASホルダー料金

下がKITASホルダー、上が外国人用のチケット。
値段全然違いますねぇ。

外国人用チケット売り場には、ジャワティーやコーヒー、冷えたAQUAのペットボトルなんかが用意してあります。出発前にここで水をもらっておくことを強くお勧め。

入り口

さて、入り口。ここでチケットをもぎられて、中へ。

どーん!

どーん!
やってきましたボロブドゥール!

目の当たりにすると、かなり高さがあるのがわかります。もうこれ小山だわ、小山。
一度来たことがある私は、一番上まで行くまでにかなり階段を昇ることも知っているので色々腹を括っています。暑いんだよ、周り全部石だし。

レリーフ

まず一番下の「隠れた基壇」のレリーフから。

説明される

「ここには、人間の欲が描かれています。」と説明を受けながらレリーフを見ていきます。
やっぱり解説されると理解が深まっていいなあ。

石の階段を上がって、第一回廊へ。
レリーフ2

ここで描かれているのはブッダの生涯。

レリーフ3

生涯、と言っても、前世から描かれるのでそりゃもうえらい長い物語なわけです。
「聖☆おにいさん」で読んだ場面が出てきて、「ああ、うさぎ時代に『それなら僕の体を食べてよ!』ってやったやつね!」と納得したり。

ぞう可愛い

象かわいい。

結構階段急

結構急な階段。石だから日が昇ってくるとじりじり熱をもって暑い。遠赤外線でこんがり焼かれていく私たち。

上へ上がると、やっとブッダがブッダになるまでとなってからが描かれます。
カンタカ…!

ブッダが「僕は僕の道を極めたいんだぁああ」と家出する場面。ということは君がカンタカ…!

さらに階段を上がって、ストゥーパのある段へ。
狛犬ならぬ狛獅子

狛犬ならぬ狛獅子。かわいい。

ひし形ストゥーパ

ひし形に窓が開いているストゥーパ。
かつてはこの一つ一つにブッダが納められていたそうですが、地震で崩れたり、偶像崇拝を厭う人々に壊されたり、盗まれたりして空っぽなものがほとんど。

写真ポイント

ガイドさんが教えてくれた写真ポイント。
ストゥーパの中のブッダが出ています。

りりしい

凛々しい。
ボロブドゥールのブッダって、日本の仏像のブッダより若くてしゅっとしてますよね。インド人だし、断食とかしてたわけだし、食べ物は托鉢だったんだから、絶対生涯細かったはず…。日本のふくよかなブッダは中国の影響でああなってるんでしょうけど、私はこのしゅっとしたブッダの方に親しみを覚えます。

ブッダの後ろ姿

建てられた時代、土に埋まっていた時代、再発見されてから。ずっとここで、見ていたんですねぇ。

一番上へ。
ひし形ストゥーパ

ストゥーパの窓がひし形から正方形に。

かつてはこの正方形ストゥーパの中のブッダの薬指にさわると願いが叶うというので、ラッキーブッダと呼ばれて触るための行列ができていましたが、現在は観光客がブッダに触れたりストゥーパに登ったりすることは禁止されています。監視員が見張っていて、禁止事項をやろうもんならすぐ笛を吹かれます。
遺跡保護のためにはいいこと。

代わりと言ってはなんですが。
こっちが本来のはずなのに、あまり知られていないと思われる「お祈り」をしましょう。

1周の目印

遺跡の中央、一番高いところにそびえる大ストゥーパ。無の世界を表すとされ、ストゥーパ自体も無地です。
そのふもとにある、この印を起点に、時計回りにストゥーパを回るのです。

回る回数は任意ですが、奇数が良いとのこと。
「1回なら自分のため、3回なら自分、家族、友達のため、5回なら自分、家族、友達、世界、来世のため…」(後半曖昧。ただ、回る回数が多ければ多いほどより多く、広いものについての祈りを捧げる、ということになる…という主旨です)

一周するごとにあの印を触ります。お百度参りみたい?


ふー。あっつい!
下りながら、カラや狛獅子やレリーフの写真を撮り足したり。

こんな写真も撮ってくれます

全景をバックに、ここで写真を撮るといいですよ、とガイドさん。
2人でつくった手のゲートの中にボロブドゥールが収まる、という構図でぱちり。

ああ、面白かった。やっぱり解説を聞きながらだと理解度が違います。
とにかく暑いので、午前中にまわるべし! もうちょっと涼しかったらもっとぐるぐるしたかった~。