ここでちょっと、一軒家とアパートメントのメリット・デメリットをそれぞれまとめてみようと思います。
もちろん、私個人の意見というか見方ですし、メリットがデメリットに思われる場合も、その逆もあると思いますが…。
アパートメントタイプのメリット
・セキュリティがしっかりしている:これは文句無くしっかりしていると思います。敷地の出入り口にセキュリティゲート、建物の1階にフロントがあって、出入りは常に誰かの目に触れます。
アパートメントによっては、カードキーがないとエレベーターが動かない仕様にしているところもあります。一番最近オープンしたCIPUTRA WORLDのアパートメントのエレベーターは指紋認証式。
・なにかトラブルがあった時、すぐに助けを呼べる電球が切れた、なんていう小さな事から、シャワーからお湯が出ない、部屋の鍵が開かない、エアコンが動かない、エアコンから水が漏れる、壁から水が染み出す、ガスが漏れてる、洗濯機が動かない、コンセントから火花が出た、台所の扉を開けたらゴキブリが何匹も出てきた、天井が落ちてきた、窓を閉めているのに雨が降り込んでくる、床のタイルが割れた、水道の水が濁る…といった自分の手ではどうにもならないことまで、とにかくいろーーーーーーーーーんなトラブルが日々起きるインドネシア生活。
そんな時、アパートメントならフロントにとりあえず電話一本かければ、時間はかかるかもしれないし言った時間通りに人は来ないかもしれないけれど、とにかく何らかの手が打たれます。
切れた電球は替えてくれるし、シャワーからお湯が出ないなら給湯器を点検してくれるし、動かないエアコンは修理するか別のものと替えてくれるし、とにかく解決に向けた何かはしてくれます。
※ちなみに列記したのは私自身の経験も含めて、すべて実際スラバヤ生活をしている奥様友達の身の上に起こったことです。
・水もガスも、すぐ持ってきてくれる(サービスドアパートメントに限る)日本で暮らしている方からするとはてなマーク7つくらい点灯しちゃうかもしれませんが、これ、インドネシア生活では結構大事なこと。
当然ですが炊事、飲用に使う水はすべてミネラルウォーターです。ガロンと呼ばれる、1本19リットル入りのミネラルウォーターをウォーターサーバーに差して使います。
普通にどこのスーパーでもコンビニでも売っていますが、19リットルもあるボトルを運んでセッティングするのは女手だと結構大変…っていうか、無理。
しかも、毎日料理して飲み水にも使って、サラダ作る時は野菜を洗うのにも使って…と消費量も多い。ウチの場合、鍋を無加水に替えてからぐっと使用量が減りましたが、それでも6日で1本使い切ります。普通の鍋を使っていた頃は4日で1本使い切っていました。
家にストックを置いておく事もできるけど、場所を取る。
その都度買いに行くことにしていたら、料理の途中で無くなっちゃった場合に困る。しかも大抵の奥様は、いつなんどき何時でも車が使えるわけではない。
ところがサービスドアパートメントだと、ハウスキーピングかフロントに電話一本入れればすぐに持ってきて、セッティングしてくれるんです。
ガスも同様。
都市ガスなんてものはないので、ガスコンロにはプロパンガスを使用します。1本大体15kg前後。
2人暮らしでほぼ毎日わりときちっと料理をするウチの場合でも約半年はもちますが、これも朝お弁当を作っている間にガス切れ起こしたりしちゃったらさあ大変(これも実際あったこと)。
でもサービスドアパートメントなら、電話一本でもってきてくれちゃうわけです。
ちなみにWater Placeはサービスドではありませんが、建物の1階にコンビニがあって、そこに頼めばもってきてくれたりするみたいです。
・掃除をしてくれる(サービスドアパートメントに限る)サービスドアパートメントというのは要するに長期滞在型のホテルのようなものなので、部屋の掃除をしてくれる専門のスタッフがいます。バスタオルやハンドタオル、ベッドのシーツと枕カバーも替えてくれます。
頻度はアパートメントによって違うようですし、希望すれば週に何日、何曜日と何曜日、というふうに指定する事もできます。
もちろん全く断ってしまう事もできます。
我が家は、人にモノを動かされたり、気に入らない風に掃除されたりするのが嫌で、グラハにいた頃から断っていました。去年マットレスを自前で買ってからは、シーツも自前、タオルも全部返して好みのものに替えたので、ハウスキーピング関連のサービスは水とガスの交換だけというふうにしています。
・テレビとネットが基本的に整備されているローカルのテレビ局だけなら、普通にテレビが置いてあれば見られますが、在外邦人の強い味方
NHKワールドプレミアムは、衛星もしくはケーブルテレビ会社と契約しなければ見られません。インドネシアでは、Indovision(衛星)、Telekomvision(ケーブル)、First Media(ケーブル)を入れると見られるようになります。
ほとんどのアパートメントではIndovisionかTelekomvisionに元々入っていて、入居すれば特別な手続きをする事無く見る事ができます。代金は家賃に含まれています。
インターネットも同様で、アパートメントによって導入しているインターネットサービスは違いますが、多くの場合特別な設定をする事無く使用する事ができます。
・プール、ジムが使える大抵のアパートメントにはプールとジム、テニスコートなどがあって、住民はタダで使えます。
アパートメントタイプのデメリット
・やや狭い日本の住宅よりは広いんですが、それでも一軒家に比べるとやっぱりなんとなく手狭な感じは否めません。
ちなみにグラハ・レジデンで住んでいた部屋は延べ床面積約120㎡、2ベッドルーム。日本風に言うと2LDK、バス・トイレ付き(ユニット。バスタブ有)、車庫1台分(車庫部分は延べ床面積には含まず)。
私が見た中には40㎡で2ベッドルームとか、90㎡という部屋もありました。
・洗濯物を外に干せないグラハ・レジデンでは、勝手口から出られるようになっている半外の空間がバルコニー的にあったのでそこに干していましたが、ビルディングタイプのほとんどのアパートメントには洗濯物が干せるほどのバルコニーやテラスはありません。
よって、洗濯物はすべて部屋干し。
干すスペースもあまり広いとは言えないので、大物(シーツとか)を洗うと一苦労です。
・アザーンがすごくよく聞こえるモスクから毎日5回流れてくる、お祈りを促す歌うような合図「アザーン」。
朝一番のは4時半頃から、マイクの大音量でうわんわんわんわん…とやられます。土日祝日関係ありません。
背の高いビルが増えてきたとは言えまだまだ少ないスラバヤ、音がよく響くわけです。アパートメントは背の高い建物が多いので、それはそれはよく聞こえます。
ムスリム国だし、信徒の方々にとっては当たり前のことだから致し方ないのですが、慣れるまではちょっと大変かもしれません。
でも、まあ、慣れます。
・内部犯行による窃盗があったりしたりして部屋の掃除をしてくれるというのは、住民がいない時間帯でも勝手に部屋に入って掃除してくれちゃう…ということなんです(もちろん「部屋に人がいない時は来ないで」と言う事もできます)。
ということは、自分が持っている以外にも家のドアを開ける鍵はあるということになるわけで。
よからぬ考えを抱く輩も、もちろんいるわけです。
腕時計やDS、うっかり出しっ放しにしてあった現金、iPod、貴金属などなどを盗む、連続窃盗犯がお友達の住むアパートメントで出た事がありました。犯人は入ったばかりのハウスキーパーの男性だったそうです。
被害届を出しても、警察は本気で捜査はしてくれません。泣き寝入りです

盗まれた物はすぐさま売り払われてしまったはずです。
盗難騒ぎのあったアパートメントでは、マスターキーを1人しか持たないようにするなどの対策をとったということですが…うーん。
ちょっと長くなってしまったので、一旦ここまで。
次は一軒家のメリット・デメリットについて書こうと思います。