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鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

日曜日の朝、バリに到着すると、到着口にWakatobiのスタッフが待っていました。
そこで翌朝のフライトスケジュールを伝えられ、「6:30までには国内線出発口に来てください」と言われました。ろくじはん…(白目)。
早いけどしょうがない!飛行機は7:45発、ワカトビまでは2時間半のフライトです、と案内されて、「今日はこれからどうされますか?」。

私たちはThe Muliaのサンデーブランチに行くことを決めていたので、「予定があるから」と言ってタクシーカウンターまで案内されて、そこで「じゃあまた明日」。
ノープランの場合はワカトビのスタッフに相談すれば、半日観光をアレンジしてくれたりもするそうです。


で、翌日。

宿泊先のヌサドゥアのホテルを出て、空港へ。
国内線の出発口で、昨日のスタッフさんが待っていました。ラミネート加工してある「Boading Pass」と書かれたものを渡されて(チケットがないと空港ビル内に入れないための処置だと思います)「じゃあ行きましょう」と空港内へ。

ボーディングパス



ガルーダのカウンターに案内されてちょっと面食らいました。使うのはTrans Nusaだと思っていたんです。あとから聞いた話によると、2015年からガルーダと契約してチャーターフライトを飛ばすようになったんだとか。トミア島の飛行場には、ガルーダから派遣されている管制官がいるんだそうです。

チケット


デンパサールからマランゴ(Maranggo)まで。
チェックインと言っても私たちは何もする必要がなくて、「預ける荷物はない?この2つね。じゃあこれチケット。この後はこの女性(ガルーダの職員)が、ラウンジまでご案内します。搭乗のアナウンスは流れませんが、ラウンジで声をかけますので、ごゆっくりお過ごし下さい」とアナウンスされてそのままラウンジへ。


ラウンジ


ラウンジ2


きれいになったバリの空港、ラウンジもかなりきれいになりました。冷房が効きすぎてて寒いけど…。
軽くパンやお茶など飲んでいると、さっきチェックインカウンターにいた西洋人のワカトビスタッフさんがやってきて、帰りのフライトについて最終確認。
「今日は何人くらいのゲストが行くの?」と聞いてみたら、「えーと、今日は…ゲストは8人。スタッフが何名か乗りますが、70人乗りの飛行機に12人しか乗りません。ゆっくりしてください」とのお答え。なんという贅沢…。

7:30頃、「ワカトビゲストの皆さん、出発でーす」と声がかかりました。
びっくりしたのはラウンジが搭乗ゲートになっていること! 普通ラウンジを出て「◯番搭乗口から乗ってね」と言われると思うんですが、ななんとラウンジの滑走路側のドアが開いて、そこから飛行機へ…なんです!なんじゃそりゃー!すげー!

…いやまあ、飛行機まではバスだったんですけどね。

GA機


これに乗ります。Garuda Exploreは、離島や小さい空港に飛んでいるシャトル便ですね。

機内


プライベートフライトとは言え、運行はガルーダなので、CAさんたちもガルーダの方々です。ちゃんと「安全についてのデモンストレーション」もありました。


定刻にテイクオフ。

プロペラ機なのであまり高いところは飛びません。
離陸してすぐ、アグン山が。

アグン山


ギリ。
ギリ


ロンボク

ロンボクのリンジャニ山。

ロンボクを過ぎたあたりで、機内食のサービスが始まりました。

機内食


国内線でフルサービスなんて久しぶり…。

機内食中身


しかもわりとおいしそう!
サンドウィッチはスモーク・チキンとチーズでした。これならラウンジで無理に食べなくてもよかったなー。

一眠りして目が覚めたら、

ラグーン


こんな光景が!
バリから東に1時間半ほど飛んだ辺りだったと思います。小さな島に人家が見えたり、無人島と思しきものの周りが真っ青なラグーンだったり…。
インドネシアって広い~。きれいなとこたくさんあるんだなー。

そのうち飛行機は徐々に高度を下げて…

近い?


あれに降りるのかな?

緑の多いこんもりした島の端っこに、すーっと着陸。

滑走路


着いたー!
滑走路の周りは見渡す限りの草原。何にもなくて空が青い!日差しが強い!

空港


小さな小さな空港。
こんなサイズなのに働いてる人妙に多くない!?と思ったら、全員ワカトビTシャツ着てる…。
ここ、ワカトビが作った専用の空港なんだそうです。働いている人達は、飛行機が着く時だけの臨時スタッフというわけなんですね(中にはゲスト周りのサポートをするフルタイムスタッフもいます)。

ワカトビマーク


飛行機を降りるとすぐ、スタッフに先導されて空港の外へ。と言っても、飛行機から歩いて2分で外です。

停まっていた車に「はい、乗って乗ってー」と言われるまま乗り込んですぐ出発。

5分ほど走った先で降りて、少し歩きます。

田舎道

いい洗濯物だ。

連なる民家からは、お目目くりくりの子供達が「ハロー」と手を振ってきます。バリあたりだと「なんか下心があるんだろ?」と勘ぐってしまいますが、ここの子供達は「ハロー」と手を振り返すと恥ずかしそうに顔をくしゃっとさせてしまいます。まだこんなとこあるんだなあ…。

階段を降りはじめると、海が。
海だ!


小さな桟橋に、船が泊まっています。

ワカトビ1


乗り込むとすかさずウェルカムドリンク!
ウェルカムドリンク


「荷物はあとからスタッフが運びます」と説明されて、ゲスト全員が乗ったところで出航。
海きれい!空青い!暑い!

すぐ、「◯◯さんですね?ようこそワカトビへ!」とスタッフさんが挨拶に回ってきます。
「リゾートに着いたら、Sさんという日本人スタッフがお部屋まで案内します」と言われてびっくり。日本人スタッフいるんだ! 聞けば、ダイブ・ガイドとして働いているそうで、日本人ゲストがいる間はゲストリレーション的なこともしてくれるのだそうです。


空港のあるトミア島から、船で10分ほど進むと…
リゾートが見えてきた


リゾートが見えてきました!
く~~! 楽しみ!
2度目のアマンワナから1年ちょっと、またああいうところに行きたいね、と話していた頃、ネットサーフィンしていたらターゲット広告にふと現れたのがWakatobiでした。

最初はバリで展開しているワカ・グループのホテルだと思って、「へえ、ワカってバリ以外にもホテルあるんだー」くらいの気持ちで早速サイトを見てみたら…

Wakatobiサイト

Wakatobi 公式HP

なんていいところなのーーー!!

ワカトビは、リゾートが位置するスラウェシの南東にあるトゥカン・ブシ諸島の小島4つ(ワンギワンギ、カレドゥパ、トミア、ビノンコ。リゾートがあるのはトミア島の目の前の小島)の名前の頭文字を一つずつ取った名称で、ダイバー垂涎のダイビング・リゾートだというのです。
私は耳抜きが出来ないのでダイビングは不可能、年に1、2回ライフジャケット付きでぱちゃぱちゃやるくらいのにわかシュノーケラー。クマノミやハコフグに大興奮しちゃうくらいの筋金入りの「にわか」です。
そんな私の心をがっちり捉えて離さなくなってしまったのが、ワカトビHPのフォトギャラリーにあったウミウシの写真。

透き通るような白に鮮やかな紺と黄色のライン。なんというカラーリングセンス。なにこの生き物!と調べてみると、出るわ出るわカラフルな異形の生物の写真!

見てみたい!これを自分の目で!目 でもやっぱダイビングじゃないと無理かなあ、と思っていたところ、「ウミウシならシュノーケルで十分だろ。サンゴの上にいるやつだもん」ととある知人に言われてすっかりその気に。

サイトのフォトギャラリーには、素晴らしい海中世界の写真がたっぷり。これ見てるだけでも楽しいです。そして「行きたい!」と目を輝かせてしまうこと請け合い。


でもでも、だからって思い立ってさっと行けるようなところじゃないんです、ワカトビ。

・もちろんそれなりの値段する(KITASレートは無い)。
・バリからプライベートフライトで2.5時間、プライベートフライトは週に2回だからそのスケジュールに合わせる必要がある。
・数少ない日本人客の旅行記を読むと、かなり真面目にダイビングをする人のためのリゾートっぽい。シュノーケルしかしない(しかもにわか)私が行っていいのか。
・ダイビングをする人も、「中級以上じゃないと行くべきじゃない」とか書かれてる。潮流とかむずかしいってこと? そんなんでシュノーケルしかしませーんって行って大丈夫?

などなど。

バリからのプライベートフライトは、基本的に月曜日と金曜日のみ。往復でUSD675!たっ、高い!
しかも朝7:45頃出発なので、バリに前泊する必要があります。
つまりワカトビに滞在するパターンとしては、
・金曜のフライトで出発、月曜帰り
・月曜出発、金曜帰り
・月曜出発、翌週月曜帰り
・金曜出発、翌週金曜帰り

となるわけです。バリ前泊を入れると、スラバヤ発は木曜か日曜。

なので、ワカトビの予約は、出発日指定で何泊、というパッケージになっています。
公式サイトで最初にカレンダーを見た時は不思議に思いました。自分の好きなように泊数をアレンジすることができなかったから。
ちなみに同じ泊数でも、出発日によって料金は変動します。海に面した部屋とそうでない部屋、ヴィラタイプとコテージタイプでも値段が違います。
なーんか不便だなあ、という印象でした。


それでもまあなんとか旦那さんに休みを取ってもらって、行くことにしちゃいました! ワカトビ!


予約はメールで入れました。日本からの場合は、ワカトビと契約している代理店が1つだけあるそうなのでそこからの予約が便利なようです。私たちはスラバヤからなので、スラバヤーバリ往復の航空券とバリ前泊は自分で手配。

予約を入れると、バリ・オフィスからなんやかやとメールが送られてきます。
ダイビングやシュノーケリングのパッケージは宿泊料などとは別に申し込む必要があります(1日3本ボートトリップ、ガイド付)。現地でも申し込めるけど、事前申し込みの方がお得。

食事は宿泊費に込み。リゾートのほかに食べに行けるところなんてないからです。
この点はアマンワナと同じなので、「ああいう感じね」とすぐ理解。
味についても、旅行記で読む限り心配なさそう…というか期待できそう。


バリ・オフィスからのメールは、「リゾートでの滞在について疑問に思うことや心配があったらなんでも聞いてください」と、なにを聞いても(たとえそれがHPにとっくに書いてあることだとしても)大変丁寧に、時には画像を交えて答えてくれたり、滞在にあたって食べ物のアレルギーや好き嫌いはないか、シュノーケル機材はどの程度まで(マスクだけ?シュノーケルも?フィンも?)レンタルするのかなどなど、万全の状態でゲストを迎えるための事細かなリサーチなど様々でした。

ワカトビからメールが来るたび、わくわくが募ります。

私たちは月曜出発金曜帰りの4泊5日の日程にして、前日の日曜日にバリ前泊することに(前回のブログでご紹介したThe Muliaのサンデーブランチは、この前泊を利用して行ったのでした)。


さあ行くぞ!Wakatobi!まってろウミウシ!
在バリのお友達から大絶賛の、The Muliaのサンデーブランチ。FBにアップされる贅沢で優雅な写真にヨダレを垂らすこと数ヶ月、ちょいと行けるタイミングができたので行ってきましたー!


The Muliaはヌサドゥアの南に位置する、新しい超大型リゾート。
行くまでどんなふうになっているのか全く知らなかったのですが、タクシーで近づいてみたらびっくりするほどの規模…。タクシーの運ちゃんによると、なんと3000室ほどあるんだそうです 目
うひゃー。

Muliaロビー


ロビー。の、一部。
こんなスペースがどーんどーん!と広がっているのです。普段こぢんまりしたホテルにしか泊まらないので、たまにこういうところに来るとぽかーんとしてしまいます…。すごいなー、こんなの誰が考えるんだろう?


ロビーから海


ロビーを突っ切ったところにはこんなオープンなラウンジスペース。


いつまでもぽかーんとしてるわけにいかないので、レストランへ向かいましょう。
サンデーブランチを実施しているのは「ソレイユ(Soleil)」というレストランです。ロビーから階段を下りて、海へ向かって歩いて行ったところにあります。
「カートでお送りしましょうか?」と言われたんですが、それほど遠くないということなので歩くことに。
が、敷地内はあんまりお散歩しても楽しくない造りでした…。海に面して建っているのはビルディングタイプのお部屋で、あんまり「お庭」というふうにはできていないんです。ただ暑いだけでした。フロントからレストランへはカートでの移動がオススメです。


レストラン前にはプールとビーチ。
なんかもうよくわかんない巨大な像がプールに水を注いでいます。

ソレイユ前


サンデーブランチは11時から。メールで予約を入れておいたので、レストランのレセプションで名前を告げて席へ。実は開始時間より15分ほど早く着いてしまった(それもこれもCitilinkのせい)のですが、「外は暑いから中でお待ちになりますか?」と聞いてくれて、助かりました。

ソレイユ内観


明るくて落ち着いた空間。
背後ではブランチの準備が着々と進められていました。

サーモンコーナー

サーモンコーナー
きゅうりのウロコを貼られたサーモンも食べられます。スモークサーモンの脇に添えられたクリームチーズが心憎い!

シーフードタワー

Muliaのサンデーブランチと言えばこれ、シーフードタワー
大粒の生牡蠣、カニ、ぷりぷりの海老! 裏側にはお寿司が少し。


チーズ山

チーズ、生ハム、ナッツ。
あーもー、これだけでいい~~。

appetizer

アペタイザーコーナー。


お料理はこの他にもちろんホットコーナーがあって、各種肉(ラム、ローストビーフ、ダックなどなど)やちょっとしたインドネシア料理、リゾットにローストした野菜などが並べられています。
シーフードコーナーにある牡蠣なども、頼めばグリルしてくれます。

で、デザート!

デザート島1


チョコファウンテン


デザート2


ケーキ、ムース、グラスデザート、タルト、プディング、チョコファウンテン、クッキー…すごい種類&量。

ブッフェ以外に、アラカルトメニューからのオーダーも可能です。
アラカルトメニュー


さらに、テーブルを回るスタッフさんたちが「こんなのどうですかー」と持ってきてくれるお皿もあります。

フォアグラブリュレ

これはその一例。フォアグラのブリュレ。

ラビオリ

ラビオリ。


The Muliaのサンデーブランチは、
・ノンアルコール Rp.469,000
・アルコール付き Rp.759,000
がチョイスできます。

私たちは「どうせ飲んでもビールかシャンパン1杯だし…」ということでノンアルコールにしたのですが…少なくとも私は大後悔 ガーン
というのも、周りのヨーロピアンたちが軒並みアルコールプランで、そのテーブルにはそりゃあもうひっきりなしにシャンパンやワインのボトルを持ったスタッフが行き来して、ばんばんおかわりをついでいくわけです。
しかもブッフェメニューはいかにもお酒に合いそうなラインナップ。
だいたい私、「生ハム、サーモン、チーズ、ナッツ、ちょっと肉」のループなのに、なぜノンアルにしてしまったのか…!

ノンアルコールプランでもモクテルやジュースはインクルードなのですが、ノンアルのテーブルにはもうほっとんどスタッフさんが回ってこないし、モクテルメニューが提示されるわけでもないので、しつこく呼ぶか聞くかしないと持ってきてくれないんです。

あぁ、アルコール付きにすればよかった…。

私は牡蠣食べられないのですが、うちの旦那さんが食べているのを見ていたら、大粒でぷりっとしていました。生、グリルといけるので、飽きにくいのではないでしょうか。


味付けは全体的にちょっとしょっぱめか、肉類はソースでアクセントをつけるか…といった感じ。お料理そのものがとんでもなくおいしい、というわけではありませんでした。
フォアグラのブリュレは甘くしたいんだかしょっぱくしたいんだか分からず、フォアグラの風味がキャラメリゼした表面に負けちゃってました。パテ的にパンにつけて食べるといいかも。

デザートはどれもとっても美味しかった!
でも、温かいドリンクメニューはブランチ料金に含まれていないんです。デザートと一緒に紅茶を、と思ったら「別料金になりますがよろしいですか?」。ううむ。
ブッフェなのに珍しくスープ類が一切なくて、冷房ガンガンな上コールドミールがほとんどのラインナップで体が冷えてしまっていたので、あったかいものが飲みたかったんですが…。

アラカルトメニューの豊富さ、お料理の幅や味は、正直セント・レジスの方が上かなあ、という感じでした。キング・コール・バーでのプレ・カクテルも付くし。
いろーんなものをたくさん食べて贅沢気分になるならセントレジス。

ムリアは、ワインやシャンパン飲みながら酒の肴的メニューをつまんで、昼下がりまでゆっくりだらだら過ごすのに向いている(そしてそういうお客さんをターゲットに据えている)のだろうな、という気がします。

本来なら私はムリア向きなはず…。次回行くことがあれば、絶対アルコール付きのプランにします。
「スラバヤの日常」というカテゴリながら、相変わらず食べ物の話です…。

先日、Super Mal近くに新しく開いたRANCH MARKETで、こんなものを見つけました。

Mango箱


「Mango Cake」。結構しっかりしたパッケージで、売られている時は箱全体が透明のフィルムで包まれていました。

開けてみると、

中はこんなふう


こんなふうになっています。
外側のパッケージはスリーブ状になっています。
1箱に12個入り。

食べてみましょう~。

袋開けた


カステラとクッキー生地の間くらい? ソフトクッキーが一番近いでしょうか。袋を開けるとふわっとバターの香りがします。

かじったところ


中にはマンゴーのジャム(らしきもの)。
あまりマンゴーっぽくないというか、特徴のある味が全面に来る感じはしません。後味で「あ、マンゴー」と思うくらい。
よく言えば変なクセがなくて、万人受けする味じゃないでしょうか。

このお菓子、スラバヤの会社が作っているようです。
フレーバーはマンゴーの他に、パイナップル、ストロベリー、ドリアン。ドリアンはちょっとチャレンジングですが、パイナップルとマンゴーあたりは日本人の口にも合うと思います。
個包装されてるから一時帰国時のバラ撒き土産にもいいし、ちょっとした手土産にもいいんじゃないでしょうか。
フレーバーごとに値段が違って、マンゴーは私が買った時点でRp.63,000でした。

Tugu Malangでは、チェックインの時に「レストランでウェルカム・ドリンクが飲めます。滞在中いつでもいいですよ」と案内されます。
館内をぐるっと一回りした後で行ってみました。

レストラン


プールに面したテラス席と、シックな屋内席があります。レストラン内もアンティークなインテリアだらけ。照明が暗めなので、ミュージアム感満載です。


ウェルカムドリンク


いただいたウェルカム・ドリンク。普通ウェルカム・ドリンクってお仕着せのものをひょいっと出されるだけなんですが、なんとここは「何がいい?」と聞かれました。ど、どういうことだ、と動揺しつつ「何があるの?」と聞けば、アイス/ホットのコーヒー、紅茶、オレンジジュース、ライムジュース、レモングラス…と選択肢いろいろ。すごい。
で、私が頼んだのはレモングラス。これがまぁ、さっぱりして香り豊かで、一口飲んだ途端体が目覚めるような素晴らしい飲み物だったのです。
あんまりにもおいしいから、家に戻ってから真似して作ってみた(生のレモングラスを適当な大きさに切って、水から煮出して沸騰したら火を止めて、冷ますだけ。超簡単。)んですが、味はかなり近くなるけど色がどうしてもこういう鮮やかな緑にならない。なにかで色つけてるのかなあ。ううむ。


一度部屋に戻ってごろごろしている内に、アフタヌーンティーのお時間。
Tugu Malangではすべての宿泊客に無料でアフタヌーンティー(16:00~18:00)が振舞われます。


バルコニー


場所は館内探検で通りかかったテラス席のあたり。


tea



アフタヌーンティコーヒーなど

普通のコーヒー、紅茶以外にも、ロゼラやバニラティーなど様々なチョイスが。コーヒーはインドネシア各地の豆を選んで1杯ずつ淹れてくれる、なんてサービスも。

インドネシアンデザート


お菓子はインドネシアの生菓子。いわゆるKue basahと呼ばれるものです。並んでいるものだけで5種類以上、しかも後から後からまだまだ持ってきてくれます。
他にもスタッフさんがその場でLekkerを作ってくれたりと、ここでインドネシアの代表的な生菓子はあらかた食べられるんじゃないかな、と思えるほど。

お菓子


材料はバナナ、ココナッツ、シンコン(キャッサバ芋)、グラ・メラ(ヤシ砂糖)など。妙な着色料や動物性の凝固剤などは使っていません。インドネシアのお菓子ってもともとはこういうものだったんだよなあ、としみじみ。自然な甘みと素材の風味が生きた、やさしいお菓子です。


アフタヌーンティーの頃から、外は雨になりました。4月上旬はまだまだ雨期と乾期の端境期。マランは山間なので、スラバヤよりも天気が変わりやすいです。雨が降ると気温はぐっと下がって、涼しくなりました。

…というわけで外には出ず、部屋で翌日のご飯をどこで食べようかネットであれこれ検索。
そうこうしているうちに夜。

夕飯は元々ホテルのレストランで食べる予定にしていたので、あんまり空いてないお腹をかかえて下へ。

レストランのメニューはウェスタンからインドネシアン、エスニックまで多彩です。
普通こういうラインナップのレストランて、味がどっちつかずでイマイチなことが多いんですが、Tuguに至ってはその心配は不要。

でもなあ、あんまりお腹空いてないんだよなあ…(来る道すがらアイス食べて、マラン着いてから昼食べてウェルカムドリンク飲んで、あまつさえアフタヌーンティーまでやっちまったのにちっとも動いてないから当たり前)。

リスタフェル


でも選んだのはこれ、リスタフェル。様々なおかずがちょっとずつ乗った、「インドネシア料理サンプラー」みたいなものです。もちろん白米付いてます。

旦那さんとビールを半分こして、サラダとリスタフェルをつまみにちょちょいとやれればいいか、と思ってのチョイスだったのですが、想像よりがっつり…。
いやー、これ全部食べられるかなあ、と手前のココナッツフレークを一口…食べたら脳内パーン!
なにこれーーー!!!すごくおいしいーーー!!!

どんなナシ・チャンプルにも大抵ついてくる、ココナッツフレークを甘辛く絡めたこのおかず。ココナッツは食感用だから、ココナッツミルク絞ったカスの再利用だし、まあそれで特段疑問を持ったこともなかったんですが、ここのこれは常識を覆す深い味わいだったのです。
きちんとココナッツのふくよかな香りがして、それを殺さず、でもご飯のおかずとして成立するしっかりした味付け。これだけで白米全部いけちゃうわ。それくらいおいしい…!

Tuguのレストランはおいしいってわかってたけど、それにしてもおいしい!
テンペはあくまでカリッと、鶏肉はスプーンを下ろしただけで崩れるほどほろほろに、empalはしっかり煮込まれて中まで味が染みているし、プルクデルはじゃがいもの風味がどこまでも優しく、sayur asam的なものはきちんと酸味が立って…。
一つも味がかぶるものがない。それぞれの素材の味をきちんと引き出して、ひとつひとつが丁寧に調理されているのがわかります。化学調味料は一切使っていないはずです。

Nasi Pecelに必ず付いてくるこの豆入りクルプッも、普通はこの半分くらいのサイズのがぺろっと付いてくるだけです。でもこのサイズのものをいつでも提供できるようにしているということは、これもここで作っているということでしょう。

どれを取っても隙がない。なのにやさしい。
素晴らしい…。

お腹いっぱいすぎるけど後悔してない!
Tuguではインドネシア料理を食べるべきだわ、と改めて確信。


このあとBarに移って、軽く一杯やりました。
こんな山間の田舎町にあるホテルなのに、きちんとスパークリングワインがグラスで用意してあります。スラバヤのホテルでもメニューにはあるけどいざ頼んだら「ない」と言われるのがオチなのに!
パイナップルジュースやスパイスを使ったオリジナルカクテルも数種類ありました。
でもってそれもおいしいんだな。Tuguの料理の監修をしている人は大変きちんとした方だと思います。

Barは、かかっている音楽が洋楽POPSで店の雰囲気に全く合っていなかったのですが、それも続きになっているレストランスペースでピアノ&ボーカルの生ライブが始まるまでのことでした。
オールディーズ的選曲(いやまあ、マイ・ウェイとかありましたけど)で一安心。

いつの間にか雨も上がって、レストランは外から来るゲストも多く、まもなく満席に。
しずかな賑わいの中、アンティークホテルの夜は更けていくのでした。