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鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

ウチの近所のよく通る道に、なんだかオシャレそうなちいさいお店ができてるな~…と最初に思ったのはいつだったでしょう…。そのお店、みるみるうちに周りじゅう車でぎっしり、通りすがりにパッとみてもわかるくらい、いつもお客さんでいっぱい、という大繁盛店になっていったんです。
最初は看板もなにもなかったので、何屋さんかもわからなかったのですが、風の噂に「コーヒー屋さんらしい」ということが分かり、その内外看板が出るようになって、改めてカフェであることが判明。

ウチから近すぎて逆に行くタイミングを逃したまま、数えてみたら1年経ってたりして。
先日やっっっっっと、行ってきました。

monopole外観


monopole Coffee Lab
Madame Changと同じ通りにあります。


店内全景


うわー!

ディスプレイ


わー!わー!

階段


カウンター


おしゃれ!!! 紛れもなくおしゃれカフェだ!!!

店内はそれほど広くないのですが、なぜかカウンター席にぎっしりお客さん。
インドネシアではこういうお店のカウンター席って、設置してあっても使われてないことが多いんですが、ここはぎっしり!


ショーケース

ショーケースには、ミルクレープなどの甘い物やコールドドリップで落としたアイスコーヒーがかわいい牛乳瓶に入って売られていたり。

テーブルにつくと、ささっとメニューを持ってきてくれます。
トップにはコーヒーの淹れ方がずらり。「好きな豆を好きな抽出方法でどうぞ、詳しいことはバリスタにお尋ねください」といったことが書いてあります。フレンチプレス、V60、コールドドリップなどなど。値段はどれもRp.35,000ほどです。豆によってエクストラチャージがかかることもある、とのこと。

どんな豆があるの? と聞いたら、

コーヒー豆


こんなサンプラーを持ってきてくれました。
インドネシア各地の豆がメインで、ブラジルのものもあるとのこと。
一つ一つ香りをかいで好みのものをチョイス。もちろん「酸味が強いのが好き」「濃くて苦いのが好き」など好みを伝えればおススメを教えてくれます。

コーヒー以外にも、紅茶やフラペチーノ的なしゃりっとした飲み物などもあります。
私は紅茶党なので、紅茶にすることに。ここは茶葉にもしっかりこだわっていて、バンドゥンのメーカーのものを使っている、とのこと。

バナナ・フランべ、というのがあったので、「これはどんな味?」と聞いたら、

紅茶

茶葉のサンプラーも持ってきてくれました。

バナナ・フランべは、ルイボスティーがベースで、ほんのり甘やかな香り。これにするー、とオーダーしてしばし…。

コーヒー


紅茶


三角フラスコー!!!
「お茶は1回だけリフィルができるからね」とにっこり(ウェイターのお兄さんがまた、すごーくいい感じなんだな、これが)。

お茶もコーヒーも、時間をかけて丁寧に淹れられたのが分かる、繊細な味でした。


お店の人がこの仕事を楽しんでやっている雰囲気にあふれていて、それが隅々にまで行き渡っています。味にもサービスにも内装にも。
軽食メニューもあったので、今度歩いてブランチしに行こうと思います。

《店舗情報》
monopole Coffee Lab
住所:Jl. Raya Darmo Permai I/38(Madame Changのある通り、パン屋さんのILO隣。以前KENARIというカニレストランがあったところの向かい)
電話:+62317314065
営業:10:00~21:00
月曜定休
ちょっと経済のお話。

インドネシア財務省は、2015年7月23日付けでアルコール飲料の輸入に関する関税の算出方法を変更する法令を施行した、というニュースが。
さらに、同じく23日付けで自動車、食品、衣類などの輸入関税を引き上げたそうです。

kompasスクショ

KompasのWEB記事より


酒税の算出方法は、これまでの「どんなお酒でも1リットルあたりいくら」という計算だったものが、アルコール度数に応じて税率が変わるものに。実質的な引き上げと考えていいようです。
税率は90~150%。

これは、今年の4月にコンビニや小規模スーパーでのビールなどの販売を禁止したことで国内のビールメーカー等から反発が起きているのを牽制する目的があるようです…が、ちょっとくらい関税で差をつけたって、そもそも販売機会を奪われたらそりゃ売り上げ減るよ、って感じじゃないでしょうか。


その他の物品の輸入関税引き上げもかなり大きいです。
コーヒー豆(生豆、焙煎後問わず)、紅茶(フレーバーの有無に関わらず)はこれまでの5%から20%に、
食肉はソーセージなどの加工品も含めて5%から30%に、
魚卵を含む魚介類は15%に、
パスタ・麺類も20%に、
パンや菓子類も軒並み20%に。
カカオを含む菓子は10~20%の関税が別に設定されたようです。

ちなみに日本日本は、
コーヒーは無税~12%、
紅茶・ウーロン茶の茶葉は3~17%、
ソーセージは10%、
魚介類は無税~10%、
パスタ類は21.5~25%、
菓子類は10~20.4%
が暫定関税率です(2015年4月1日付け。実際には品目が非常にこまかく分かれているので、ざっくりの数字です)。ちなみに日本はWTOとかEPAとか基本関税率とか、輸入対象国によっても税率が違いますし、安保と新国立競技場でわーわーしててどっか行っちゃった感のあるTPPが今後関わってくるので、本当に「暫定」の関税率です。

酒税はというと、無税~リッターあたり数十円。一番関税率が高いのがリキュール類で、リッターあたり141.10円だそうです。これも協定とかなんとかかんとかで色々変わります。


インドネシアが今回輸入関税率を引き上げたのは「国内産業保護のため」ということで、確かにカカオやコーヒー豆なんかはわかるんです。トマトも現在採れすぎで値崩れが激しくて、収穫されずそのまま畑で腐らせてる、なんて話もあるようですし。
でもねぇ…。

自動車は10~40%だったのが、一気に一律50%に、っていうんですけどね。
いや確かに、輸入車への関税は上げてもいいかもしれないですよ。でも、インドネシア国内で生産してるのだって、全部外国メーカーの車じゃないですか。インドネシア産TOYOTA、インドネシア産SUZUKI、インドネシア産HONDA、インドネシア産YAMAHA。

家電もしかり。

これ、「国内産業」じゃないですよね。


インドネシアは今やアジアでも有数の消費大国です。経済的な伸びがすごい、なんて言いますけど、それはあくまで「消費」であって、国内企業や地場産業が伸びてるわけでは決してないはず。

関税率上げる前に、自分とこのモノの質を高めるのが先だろう、と思うんです。
質が良ければ地元の、自国のものを買いたい、というのは当たり前の感情でしょう。そうじゃないから、自国にはないから、輸入品に手が伸びる。
冒頭にリンクを貼った新聞記事の見出しは、訳すと「まもなく、アイスクリームからサケまで、ますます値段が高くなる」。これってつまり、市民感情としても「あーあ…」ってことですよね。


豊富な地下資源を材料のまま輸出してはイカン、という法律も去年出ましたが、それだって自国の企業では精錬・精製技術も、投資を回収できるだけの体力・資金力もないから、と手を挙げるところがなかった。
インドネシアは大きなジレンマを抱えているわけです。自分とこで生産・製造できるようになりたい。でもやろうという会社がない。

国として経済的に自立したいと思ったら、自国での独自のモノづくりは必須条件でしょう。ジョコウィはそれを目標に大統領になった。「Kerja, kerja, kerja!」と言って。

ずっと正念場のインドネシア。
私はこの10年ずっと、高度経済成長を経て今の形になった日本のようにならず、インドネシアにはインドネシアの発展の仕方がある、それを見つけて独立独歩やっていってほしい、と思っているのですが…。


ところで、どのニュースサイト見ても野菜の関税率が書いてないんだけど、野菜も上がるだろうなあ、きっと…。にんじんと玉ねぎ、ちょっとまとめて買っとこう。
TPのプロモ


通信でインドネシア第1位のTelkomselが、TPで大々的にプロモーションをしたのが今年の3月。
「スラバヤ全域で高速インターネット回線4Gが開通!」という触れ込みでした。この時すぐに、4GのSIMに代えた私。なのに何故か私のiPhone5Sちゃんは、4G回線を拾わず、ずーっと3Gでしかネットができなかったんです。
APNのセッティングが違うのか、とか、キャリア・アップデートがあるのか?とか、いろいろ調べたものの全くわからず…。
そのうち、「実はまだスラバヤには4Gの電波塔が建ってないらしい」という噂が聞こえてきて、「なあんだ、また『これだからインドネシアってやつは』か…」と諦めていたのですが。


一時帰国から帰ってきた私に、旦那さんが「×◯さんが、Telkomの4Gにしてんて。めっちゃ速いって」と言うではありませんか…!
なーーにーーー、ってことはやっぱり私の電話機の問題なのか…でも対象機種にばっちり入ってるのになあ。
ううむ。ううむううむ。

考えててもしょうがないから、もう一度Telkomに行ってみよう、というわけで行ってきました。
すると、電話機の設定などを一通り確認した上で、「もう一度SIMを代えてみましょう」とおにーさん。新しいSIMを渡されて、「30分後にセットして起動してみて」。
「それでも4Gにならなかったらどうしたらいい?」と聞いたら、「なるはず」と断言。

信じてみようほととぎす。

手続きから1時間ほど経ったところで新しいSIMを入れてみると…

4G!!


キターーーーーーーー!!!
4Gーー!!!



早速4Gのパケットを買ってネットに繋いでみると、これがまあ速い速い!

ああ、嬉しい。
これでネット関連のストレスはほぼなくなりました。


Telkomselの4Gは、対応機種が限られています。お持ちのスマホやタブレットが対応しているかどうかの確認はこちらから↓
http://internet.telkomsel.com/4g-lte/perangkat

iPhoneは5以降なら対応してます。


お住まいのエリアがカバーされているかどうかはこちらからチェック↓
http://internet.telkomsel.com/4g-lte/coverage_area
スラバヤ市街地のほぼ全域と、空港周辺のシドアルジョ、それからグレシックの一部がカバーされています。

今使っているSIMから4G対応のSIMへの移行は無料。番号もそのままです。
手続きに必要なのは身分証明書のみ。WTCなどのGrapati(Telkomのカウンター)で簡単に手続きできますよー。
1ヶ月半ほど一時帰国しておりました。
スラバヤに戻ったのはラマダン終了間近なある日。日本から戻ったばかりだし…ということで、今年のレバランはどこにも出かけませんでした。

そんなヒマを持て余していたレバラン中、近所のコンビニをふらふらしていたら、こんなものを発見。

たらみ!


たらみってあのたらみ?
じっくり表書きを読んでみると、Tarami Indonesiaってなってるし…。よし、買ってみよう、というわけでみかんと白桃をひとつずつ。この他にブルーベリーもありました。
値段はひとつRp.8,000。


裏側


ひっくり返すと、果物ごろごろ!

みかんー!


実食。
おおっ、とろーん、ふるふる~、という食感。どれくらいとろっとしているかというと、多分ストローで吸えるくらいです。はかない感じ。
果物は基本的に全部缶詰モノですが、懐かしウマいです。全体の甘さは控えめ…と私は思ったんですが、旦那さんは「…甘いな」と言っておりました。
果物の味がしておいしいです。ちょっとインドネシアでは他にないさっぱり加減。これ、凍らせてもイケるんじゃないでしょうか。

もう一つ感動したのが、フタ。よくあるビニールのぴーっていうやつなんですが、これがとってもきれいにはがせるんです…! インドネシアのだと、途中から縦に裂けちゃったり、そもそも全然はがれなかったりして手がベッタベタになるのがオチなんですが、たらみのはすーっと開きます。

あとあと調べてみると、たらみインドネシアは2015年4月15日に、インドネシアでの商品販売を開始したんだそうです。作っているのは現地で提携した工場。なんとたらみとしては海外進出第1弾だそうです。
嬉しいことに保存料ゼロ! 


これだけ果物ごろごろ入ってて(しかもインドネシアでは珍しい白桃なんてラインナップもあって)、一つRp.8,000てお安いんじゃないでしょうか、奥様。
もうすぐ、年に一度の一時帰国です。
そんな一時帰国の時に毎回頭を悩ませるのが「お土産」。
日本から持って帰ってきたいものは数え切れないほどあるけど、こっちから持っていって友人達に渡したいお土産って、そんなに種類がない…。

バリに住んでいた頃は、滅多に帰国しなかったということもあるんですが、それはもうあれやこれやとリクエストされたものです。
でもここはスラバヤ。バリには特産品もオシャレ雑貨も色々あるけど、スラバヤにはない。あるにはあるけど、バンデン・アサップ(でかい魚を燻したもの)とか、日本に持って帰れるタイプのものじゃない。

しかも、私も旦那さんももうインドネシアに10年もいるので、めぼしいお土産物は大体渡しちゃってるんですよね。
とは言え、定番で喜んでくれる人ももちろんいるわけで。
今回は備忘録も兼ねて、インドネシア土産の定番品をご紹介しようかと思います。


定番その① ブラット・ワンギの石鹸
ブラットワンギ


はい、最初っからスラバヤのものではありません(汗)。
かつてJALの機内販売で絶大な人気を誇った(今もか?)という、バリ土産の定番中の定番、ブラット・ワンギの石鹸。ウブドに工場があるので、時々行って自家用を調達しています。
ほぼココナッツ・オイルだけで作られた無添加石鹸は、南国らしい香りも相まって老若男女問わず喜ばれるお土産です。
スラバヤでは、日本食スーパーPapayaで売られています。一つRp.13,000前後というお値打ち価格なので、ばら撒き土産にもってこい。


定番その② コーヒー
コーヒー


インドネシアはコーヒーの生産量世界第3位の、コーヒー大国。
最も有名なのはコピ・ルアックと呼ばれる、ジャコウネコの糞から取り出したありがたーいたかーいものですが、その他にもトラジャなどメジャーな豆はほとんど揃います。

JJ ROYALなど様々なブランドがインドネシア産コーヒー豆のラインナップを出してますが、私がここ数年買っているのが上の写真のQuintino's
写真左のものは、インドネシアで売られているものとしては珍しい、ドリップバッグタイプ。Smatoran Mellow一択なのが残念だけど、「コーヒーは好きだけどコーヒーメーカーで淹れるのはめんどい」というウチの実家のようなタイプには大変便利。7つ入りと3つ入りがあって、3つ入りはとても薄いので、ばら撒き土産に便利。

右は挽いた豆。もちろん挽いていないものもありますが、なぜか挽いてあるものが一番選択肢が多いです。
アチェ・ガヨ、スマトラ、ジャワ、キンタマーニ、トラジャ、トバ湖、フローレス…とインドネシア各地のものがずらり。包装もしっかりしていて、香りを逃しません。
今回買ってみたのは「熱帯雨林で採れました」というスマトラ・マンデリン。産地や栽培方法にこだわっているのもこの会社の特徴です。


定番その③ サンバル
サンバル


インドネシア料理に欠かせないチリ・ペースト、サンバル。家庭によって味が違うくらいなので、メーカーによってももちろん味が違います。かつてはABCのサンバルが定番でしたが、最近はこういう、「ちゃんと手作りしてます!」という感じの具がごろごろした、より本物なサンバルが色々出ています。ABCよりこっちの方が圧倒的においしいし、化学調味料や着色料も使っていません。

瓶詰めになって売られているサンバルは、色々種類があるのも嬉しいところ。Sambal Hijauは青唐辛子をつかった爽やかで鋭い辛味が、Sambal Terasiは発酵エビペーストのコクがたまらないなどの特徴があります。

メジャーなのは大手食品メーカーのFINNAが出しているものでしょうか。写真のものはスラバヤで手作りされているもの。

定番その④ 唐辛子ふりかけ Bon Cabe
Bon Cabe


これは新定番。
KOBEというメーカーが出している、唐辛子ふりかけです。

からさ

辛さはレベル3、レベル10、レベル15の3段階。

これがねー…白米にかけてもインスタントラーメンにかけても、なんともクセになる辛旨さ加減なのですよ。
1本Rp.10,000しないというお値打ちっぷり。辛いもの好きの方へのお土産にオススメです。


そのうち、「定番じゃないけどこんなんもありまっせ」もまとめてみます。