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鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

さてさて、今日も今日とてやってきましたWinotosastro。

ウィノトサストロ外観


入っていくと、昨日のおばちゃんが「はいはい、あんたたちね」という感じでさっさか奥へ案内してくれます。
通常ワークショップで使うのは、約45cm角の布。バンダナくらいのサイズです。

これくらいの布にやります


私たちは手描きには目もくれず(周囲にチャップが押してあって、真ん中が開けてある「お手軽バージョン」もありました。名前だけ自分で書いて染める、とかそういう人向けらしい。もちろんそんなのにも目もくれず)、チャップにダッシュ。

どうしようどうしよう、決められない~~、と大騒ぎしながら壁一面のチャップを眺めていたら、おばちゃんが「使えるチャップはこの棚の中だけよ」と冷たい一言…。指していたのはチャップコーナーの一角だけ。うう、そうなのか。
でも掘ってみたらまあ結構な数のチャップが並んでるんです。一度落ちたテンション再びアップ。それに、ちょっと制限された方が却っていいかもしれない…。無数にあるチャップの中から納得のいくものを選ぶだけで日が暮れかねませんからね!

私は、「せっかくだから伝統模様オンリーのと、そうじゃないの2枚やりたい」と思っていました。
というわけで、まずは伝統模様。
こういうレイアウトにする

こういうレイアウトでいこう、と決めました。
七宝のような丸が重なり合って並ぶカウォンと、聖剣クリスがモチーフの元というパラン。

ワークショップは、職人さんがマンツーマンでついてくれます。
チャップを押すにあたってのルール(模様と模様を空ける幅とか、ふちの処理とか)に沿って、「それはできる」「それはできないけど、こうしたら」などのアドバイスをくれて、押す位置決めなどもやってくれます。

先にチャップを決めたお友達がやるのを見学。

まずはチャップをあっためます。
チャップをあっためる

十分にあたためないと、ロウが均等につかなかったり、布に持っていくまでに冷えて固まってしまったりするのだそうです。

折って布のセンターをとり、チャップを押していきます。
1回押しと2回押し

右と左で濃さが違うの、わかりますか?
左は1回、右は2回チャップしたところ。1回で薄いと、全く同じ位置に上から2回目を押すのです…ひええええ、おそろしい…。無理、絶対ずれる。
でも職人さんは、ぴたーーーっと同じ位置にキメるんですよねぇ…。すごいなあ。

さて、私。
1模様目

4分割した布の一コマに、斜めにチャップを押していく必要があるので、周りを新聞でマスキング。職人さんがリードしてくれて、押す位置にチャップを持って行き、ぐーっと押します。「上げて」と言われてそろりそろりと持ち上げると…うわーー!ちゃんと模様になってるーー!!!
すごい、これは楽しい。

失敗してもいいから自分で押す位置決めてやりたい、と言ってみたのですが、それは許されず。隣の作業台で一人でチャップしてる欧米人女性がいたので、「彼女はなんで一人でやってるの?」と聞いてみたら、「2度目なのよ。通ってるの」とのこと。えー、私も通いたいーー!一人でできるようになりたいー!

1模様完了

1模様目完了。模様の特性か、一度で濃くついたので2度押しはせず。

2模様目

2模様目。

2模様目修正中
これは真ん中辺りに押すのが隣とずれてしまいました。あちゃー、まあいいか、と思っていたら、職人さんはその辺にあったピンセットを手に取ってちょっとロウをつけ、ちょちょいと修正。…私より几帳面だわ…。

2模様目完了

2模様目完了。
あああ、もうこの時点で相当いい感じ!!

3模様目

3模様目。

3模様目完了

パラン!! うひょーー、パランーー!!!

4模様目

4模様目は細かいです。模様同士の継ぎ目をぴたっと合わせて押していく職人さんに歓声あげっぱなし。

と、ここで職人さんが鍋に新しいロウの塊を入れました。「ロウ、高いんだよ」と言うので、「いくらくらいするの?」と聞いてみたら、「1kgでRp.70,000くらい」。ふむ。「その1kgの塊で、サロンだったら何枚分くらい?」「模様にもよるけど…まあ2枚ってとこかな」。えー!1kgでたった2枚分!?
そりゃ高くなるわけだわ~~~。

完了

完了!

でーきた

できたーー。
わーん、もうこのまま持って帰りたい!

でもせっかくだし、やっぱり染めることに。「赤?青?緑?」と聞かれて、「うーん、うーん、青!」

染料とか

染料など。

染めるところはチャップの作業台の奥。大きな布を染める時はコンクリ造りのプールみたいなところでやりますが、小さいのはタライでじゃばじゃば作業してくれます。

染める前に洗う

染める前にざっと水洗い。「ホコリを取るためにね」。

1液じゃぶじゃぶ

ざっと水分を取ったあと、1液に浸けます。じゃぶじゃぶとまんべんなく染みこませて、

1液後

干す。

布から水分がしたたらなくなったら、もう一回1液にじゃぶじゃぶ。干して水分を切ったら、

2液

2液にじゃぶじゃぶ。
2液につけたとたん、ぱぁっと色が変わります。

染まった

染まったー。
*模様が違うのは、お友達のだからです。私がチャップしたのは、2枚目のチャップ選んでるうちに染められちゃってたので…。

水を切って、染まり方が甘ければもう一度2液につけることもあるようです。

2液2回目後

これは私の2枚目。赤に染めてもらったところ。

水気が切れたら、おもむろにぐらぐらと沸く大鍋へ。
煮出す

煮てロウを溶かすわけです。

茶色いのがロウ

浮いてる茶色いのがロウ。
ロウをすくいとりつつしばらく煮ると…
白く抜けた!

あ!白く抜けた!!

泡の立つタライに移して、素手でじゃぶじゃぶ。「それは何が入ってるの?」と聞けば、「洗剤よ」。洗って、軽く絞って、そのままどこかへ行ってしまうおばちゃん。どうやって乾かすんだろう?しばらくしてからまた来ればいいのかな、と思っていたら、

アイロン

はっ!おばちゃんアイロンかけてる…!

更に更に、
ミシンがけ

え、ミシン? 端っこ縫ってくれるの!?
普通、バティックのワークショップって、切りっぱなしの布にロウを置いて、染めて、それで終わりなんです。端は自分で縫うしかない。なのにこんなちゃんとミシンかけてくれるなんて…!

タグまで

タグまでついてる!
て、丁寧…!
これはいい記念になるばかりでなく、きちんと製品として使えるものを、という店の心意気が感じられる工程。素晴らしい。

ラッピングもしてくれる

最後にはラッピングもしてくれちゃうのです。

これで1枚Rp.50,000は激安!
私たちは2枚以上やったり、サイズの違う布(値段が違う)をやったりと、もう大満足。


商品

ちなみに、ここのショップで売られているものは、ポーチやぬいぐるみなどの加工品も全て、本物のバティックです。
Batik KrisやMirotaなんかで売られているものは、全部プリントもので仕立てられています。プリントものは、「バティック」ではないんですね。「バティック風模様の」プリント生地。
このお店のおばちゃんたちは口を揃えて、「あんなの(プリント)はバティックなんかじゃない。あんなもんはおもちゃだ。ウチのは全部ハンドメイド。チャップも手書きもコンビナシもあるけど、全部人の手で一つ一つ模様を描いて染めたものしか使ってないよ」とさも当たり前のことのように言います。

商品2


ハンドメイドの生地ということは、全て一点もの。たとえチャップでも、やっぱり1枚1枚違うものなんです。プリントものとは色の深みや風合いも全く異なります。
なのにポーチはRp.25,000~。全然高くない。

ワークショップも商品も、満足度の高いお店でした。
かつて秋篠宮様もいらしたことがあるというこのお店、おばちゃんたちは簡単な日本語もできます。
ワークショップは2時間~。ふらっと立ち寄ったついでにやることも可能です。
ジョグジャに行ったら是非!! 超オススメ!!!


《店舗情報》
Winotosastro
住所:Jl.Tirtodipuran No.54, Jogjakarta
電話:0274 375218
営業:9:00~17:00(ワークショップは昼くらいまでの受付)
URL:http://www.winotosastro.com/batik/index.html

遅い夕飯をがっつり食べたくせに、寝て起きたらお腹すいてる私…。
いや、いいんですけどね、フェニックスの朝ごはん素敵だからあれもこれも食べたいし!

朝食ジャムゥコーナー

何が素敵って、これ。
ジャムゥコーナーがあるのです。
供されるのは昨日の夕方ジャムゥ・クラスで見たのと同じ4種類。飲む気満々でコーナーに行って、「クニット・アッサムとシリー混ぜたのくださいなー」。「食前に飲むとよりいいのよ」とにこにこして渡してくれます。

グドゥッ

ジャムゥコーナーの続きには中部ジャワ名物のグドゥッが。

パン

パンのコーナー。

パンケーキとワッフル

パンケーキとワッフル。ワッフルはかりかりタイプ。

ジュースずらり

ジュースとミルクのコーナー。向こうにはフルーツ入りのヨーグルトなども。

エッグコーナー

エッグコーナー。ソーセージなどもこちら。

コールドミール

コールドミールはエッグコーナーの前。各種チーズ、サラダ、ドライフルーツなどなど。
朝からこんな贅沢しちゃっていいのかしら。

この他に、ぐっと広いスペースでインドネシア料理がずらーーっと並びます。お粥や点心もあり。メニューは日替わりで、インドネシア料理の中身も毎日変わるので飽きません。

お砂糖

こちらはテーブルにセットされるお砂糖BOX。なんか…!素敵…!(砂糖使わないけど…!)

生ガムラン!

中庭に面したところでは、毎朝生ガムランの演奏があります。
素敵すぎる。

優雅な優雅な朝食タイム。普段朝ごはん食べないのに、こういうところだとあれもこれもって食べちゃうんですよね~。
しっかりお腹いっぱいになって、さあ、チャップ押しに行くぞー!
背中とくっつきそうなお腹を抱えてMirotaからホテルへ。レストランを通りかかった時、「食事は何時からにしますかー?」と声をかけられました。「すぐ!荷物置いたらすぐ!」と答えて部屋へ。
荷物だけさっと置いて、すぐレストランへ降ります。

待ってましたとばかりすぐさまReservedの札が載っていたテーブルへ案内されました。この時点で20:30過ぎ。お、遅くなってすみません…。

最初にざっくりメニューの説明をされました。出てくるのはインドネシア料理をコース仕立てにしたもの。代表的な屋台軽食メニュー3種が前菜に、メインは4種類から選べるご飯のリスタフェル。デザートも3種の盛り合わせ、とのこと。ご飯は、普通の白米、ナシ・クニン、赤米、ナシ・リウッから一人ずつ選んでください、と言われ、せっかくだからと白米以外の3種類を。

「飲み物は別ですがいかがなさいますか」と言われ、1も2もなくビール!とりあえず!…と言いたいのをぐっとこらえて(銘柄確認したいし)、ドリンクメニューをもらいます。
ここのレストランのドリンクメニューはバーと共通なので、アルコールは一通り揃ってます。ビールはドラフトがあります。わーい。じゃあドラフト!

そうこうしているうちに前菜がきました。

前菜

ルジャッ、カレドッと、あともう一種類はバンドゥン名物だという春雨サラダのようなもの。
屋台のカレドッは食べた瞬間鼻の頭に汗が吹き出る辛いものですが、さすがにここのはマイルド。ルジャッに入ってたバンクアンがしゃきしゃきでおいしーい。

メイン。

メイン

ナシ・クニンと赤米。
周りのおかずは、中部ジャワの代表的な料理グドゥッ(豆腐、テンペ、鶏肉などを甘醤油で煮付けたもの)、ルンダン(牛肉をココナッツミルクとスパイスで長時間煮込んだもの)、ウラップ(茹で野菜のココナッツフレーク和え)、サンバル・クンタン(じゃがいものサンバル和え)などなど。
ルンダンがふかーい味わい。お肉ほろほろ。
グドゥッは、私は食べてるうちに飽きてしまうのですが、テンペがとにかくすごくテンペ(テンペを知らない方にはなんのこっちゃだと思いますが、とにかくすごくテンペだったのです)でおいしかった…!

ここでビールを飲み干したお友達が、このホテルのシグニチャー・カクテルをオーダー。
カクテル

テーブルの目の前にセットを持ってきて、一つ一つ材料を説明しながらシェイカー振ってくれました。

なんか…すごくちゃんとしたホテルだなあ…。

私はビールをもう一杯。
いい加減お腹いっぱいになってきましたが、デザートは別腹!

デザート

黒いのはブブール・ヒタム。黒米の甘いお粥です。ココナッツミルクをちょろっとかけて食べます。
緑のはダダール・グルン。パンダンで色を付けた米粉のクレープで、ココナッツフレークとグラ・メラのシロップを包んだもの。
揚げ物はインドネシアと言えば、の定番、ピサン・ゴレン。

ダダール大好き。おろしたてと思われるしゃきしゃきのココナッツフレークに、すっきりした甘みのグラ・メラ。おいしーー。
ブブール・ヒタムはちょっと甘すぎました。好きだけどさ…。
ピサンゴレンは使っているバナナが芋っぽい種類でほくほく。

さすがにお腹いっぱい!
明日は朝早いし、朝ごはん食べなきゃだし、ということで深酒せず部屋へ戻りました。
ホテルから乗ったタクシーで、向かうはJl.Tirtodipuran。バティック工房が集まっている通りで、王宮より南のエリアにあります。

タクシーのおっちゃんが大変面白い人で、「あれは食べたか?」「あの店に行くなら2号店はダメだ、本店でなきゃ。2号店は息子がやってんだが、味がちがう。やっぱり親父の方がうまい」とジョグジャの美味しいお店を教えてくれたり、東ジャワと中部ジャワのジャワ語の違いをあれこれレクチャーしてくれたり。目的地まであっという間でした。

着いたのは、ウィノトサストロ(Winotosastoro)というバティック屋さん。
ウィノトサストロ外観

大型店です。ここは手前がショップで、奥が工房になっていて、実際の作業を見ることができます。さらにさらに、1回Rp.50,000でワークショップも開催しているのです。

ショップは軽くスルーして、工房スペースへ。

下絵

入ってすぐのところにいる、下絵描きのおっちゃん。
製図台で、下絵を布に透かして鉛筆で下絵を書いていきます。下絵と言ってもとんでもない細かさ!これをサロン1枚分やるだけでも私なら何日かかることか…。

チャップずらり

そして壁にはチャップがずらり!!
模様ごとに仕分けしてあります。

カウォン模様チャップ

今回の旅でますますグッときてるカウォン模様。

チャップがずらりと並ぶ前では、チャップ職人さんが実際に作業をしています。
チャップ職人


職人手元


きゃ~~ラブラブ
下絵も線もなにも入っていない真っ白な布に、隅々まで、模様を寸分たりともずらさずぴたっ、ぴたっとチャップを押していく職人さん。
実はここ、私は約3年前にも来たことがあって、その時も同じ光景を目にしているのですが(しかも帰ってきてから写真を見比べてみたら、同じ職人さんが仕事してた)、何度見てもやっぱり、チャップ職人にしそうになります。
なんだろう、このキュンとくる感じ…。チャップを布に対して斜めに置いていくと、端っこに模様が切れたとこができるんですが、周りを新聞紙でマスキングしてその斜めにちょっと空いた三角の部分に「ちょっ」とチャップを押すとこなんて、もーーーたまらーーーん。

チャップ

全面にチャップしたもの。

パラン押したやつ

染めなくていい。これが欲しい。

大興奮したのがこのチャップ。
ワヤンチャップ

ワヤン!

これを実際に型押ししたのが、
ワヤン押したやつ

これ。
うわーーん、かわいいーー。
これは染めたものがショップにありました。買おうかどうしようかすごおおおく悩んで、やめました…。だってチャップで単色でRp.25万はさすがに高いわ…。

チャップ

チャップは、溶かしたロウが張ってある平たい鍋の中に布が置いてあるものでロウをつけます。鍋の中の布がスタンプ台のような役割を果たすんですね。ここにチャップを置いて、ロウが固まらない内にさっと布に押していくわけです。

模様の継ぎ目がはっきりしている連続模様はまだしも、上のワヤンのような全体が曲線のモチーフを等間隔でぴしっと押していく…やっぱり職人技です。連続模様だって、私たちみたいな素人がやったらぜっっっったい歪むしずれるし。

は、そうだ。私たちは職人さんたちに恋するためにここに来たのではなかったのでした。
ワークショップ!

ずっと私たちについていたおばちゃんに、気になっていたことを確認します。
「ワークショップって、チャップもいいの?」
おばちゃんは、なんだそんなこと、という感じで「できるわよ」。やっほーーい!
「コンビナシもやっていいの?」「いいわよ」「チャップ、どれでも使っていいの?」「いいわよ」
きゃほーーー!

私たち大興奮!
手描きはスラバヤでもやれるところがあるけれど、チャップはないんです。もちろん道具も必要だし、手描きより広いスペースも必要。ずっとずっと、チャップ自体が好きで好きで集めたりしていたけれど、やっぱり自分で押してみたいじゃない!

さらに、Rp.50,000というのは布1枚の場合の値段であることがわかりました。つまり、2枚やりたかったらRp.100,000払えばOKということ。
うわあああ、どうしよう、構図考えなきゃ!今夜は眠れない!と私たち引き続き大興奮。

しかもワークショップは特に予約不要と言われました。「9時か10時に来ればいいよ」ですって。そんな早くからやってんの?と聞けば、「9時には開くわよ」。なるほど、それで閉店が早いんだな。

じゃあまた明日ー!とおばちゃんに手を振って、同じ通り沿いのまだ開いているバティック・ショップをぶらり。

日本からのツアー・バスが来る大型店、通りから一本折れたところにある、バティック絵画の工房がある店などなど、それぞれでそれぞれがお買い物。

Jl.Tirtodipuranにはバティック工房のほかアンティークショップや安宿も点在していて、ぷらぷら散歩するのにもってこい。
とは言え、この日はもう夕暮れ。ホテルでのディナーの時間を考えると、もう一軒お土産物屋さんを見に行くくらいかね、というわけでタクシーを拾います。

このタクシーが大ハズレ。Jl.YaniのMirotaに行って、と言えば無線で「Jl.Yaniってどこだ」と聞くし(Mirotaはジョグジャの土産物屋としては代名詞的な存在。「歩き方」にはJl.Yaniという住所で載ってますが、マリオボロと言った方が通りはいいみたいです)、走り出してからもメーター倒さないし、挙句「Mirotaはもう閉まってるし、Mirotaにモノを卸してる工房があるからそっちに連れていく」とか言い出す始末。
「閉まっててもいいの(ていうか閉まってるわけない、営業時間21:00までって書いてあるし)、場所確認したいし、周りも見たいから、とにかくそこに連れてけーーー!!」と強い口調で言えば、「マリオボロならRp.50,000だ」ときたもんだ。あのねえ、さっきホテルからJl.Tirtodipuranまで乗ってRp.30,000足らずよ?「んなわけねぇだろ!メーター使わないなら降りる!止めろ!」とここでしぶしぶメーターのスイッチを入れる運ちゃん。「乗ったところからここまでの分はどうすんだ」とか言うから、「知るか。だから乗った時にメーター使えって言ったでしょ」。

その後もなんやかやと話しかけてきましたが完無視。ソロの人もジョグジャの人も、本当にいい人ばっかりだったけど、このタクシーのおっさんだけは最悪でした。女だと思って、アジア人だと思って(マレーシアか、とか言われた。インドネシア語で喋ってるけどアクセントとかイントネーションが違う、と思ったんでしょう)、観光客だと思って、なめんなよ。

Mirota前でメーターきっちりの料金だけ払ってさっさと下車。
見ろ、開いてんじゃねえか(怒)。

久々に「観光地っぽい嫌な奴」に接してヒートアップしちゃいましたが、Mirotaの品揃えと賑わいは嫌な気分を吹き飛ばすものでした。19:00過ぎなのにすごい人人人。
店内撮影禁止だったので写真はありませんが、1階がバティック服と布、2階は工芸品やアンティークのレプリカなどなど。もうとにかく物が多くて埋もれそう。インドネシアっぽいお土産物なら、ここに来れば困らないでしょう。
2階のエレベーター前にはチャップもありました。ソロより高め。

たっぷり1時間以上うろついて、「おなかすいた~~」とホテルへ。今度のタクシーは普通でした。ほらね、9割9分が真面目ないい人たちなんだよ。1分のせいで土地に対する印象ガタ落ちにするとか、もったいないよ(と、バリ方面に向けても言ってみる)。
Fisherman's Friendというミントタブレットをご存知でしょうか。

fishermans friend ラインナップ

画像はHPから

日本でもソニプラ…って今は言わないのか、 PLAZAなんかで売られているようですね。
1865年にイギリスの薬剤師が、寒い海で働く漁師の呼吸器トラブル解消のために開発した…という歴史あるもの。喉の痛みの緩和や船酔い防止のための「トローチ」で、主成分はミントオイルやユーカリ。文字通り「漁師たちに友達のように愛された」んだそうです。

上の画像のうち、ストライプのパッケージでないものは人工甘味料不使用(砂糖を使っている)。着色料も使ってません。
フリスクやミンティアが人工甘味料を大量に使用していて、それがため中毒性があるのではないかと指摘されていますが、フィッシャーマンズ・フレンドはもともと天然の素材しか使ってないので安心、という声も。
*ストライプのパッケージは「シュガーフリー」のシリーズ。こちらは人工甘味料を使っていますので気になる方はお気をつけて。


で、私常々これを愛用してるんです。薄緑と白のストライプのストロングミント味を。シュガーフリーという文言に惹かれてこっちにしてたんですが、ふと成分が気になって、フィッシャーマンズ・フレンドについてあれこれ調べていたら…

「シュガーフリーシリーズのアップルはインドネシア限定」

という記述を発見目
えーー!そうだったのーー!?
現在は世界100カ国以上で販売されているフィッシャーマンズ・フレンド、それぞれの国独自のフレーバーもあるそうなんですが、りんご味はインドネシアのみ、らしい(同じパッケージで「アップル・シナモン」という別の国のバージョンもある)。

というわけで買ってみました。

漁師の友りんご


早速ひとつぶ。
漁師の友中身


口に入れた瞬間広がる歯磨き粉感…!!!
しかもなんか知ってる…クリアクリーンってこんな感じのりんご味じゃなかったでしたっけ?

結構りんごの自己主張が激しいです。ミントはミントで立ってるし。うーん、と思いつつ舐めていると、徐々にりんごとミントが寄り添うようになってきて、最終的に「まあ、アリっちゃアリ、かも」というところに落ち着きました。

んー、やっぱり私はストロングミント(これを機にシュガーフリーじゃない方に乗り換え)派だけど、ミントタブレットマニアのお友達がいる方は、フィッシャーマンズ・フレンドの限定フレーバーということでインドネシア土産にいかがでしょう。