こんなお店を待っていた! FABBRICA @SPAZIO | 鮫鰐通信

鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

先週SPAZIOに新しくできたビア・ハウスに行った時、お隣にこれまた最近オープンしたお店があって、そこも気になっていたのです。帰りがけにメニューを見たら、なんだかいい感じ。でもスラバヤだからなー、なんちゃってパスタが出てくるんじゃないのかな~~、と疑いのまなざしを向けつつ、生ビールのサーバーがあるし、ちょっと気になる…という感じで1週間経過。
この間の土曜、旦那さんが「行ってみる?」と言ってくれたので、行ってみました。

$鮫鰐通信-FABBRICA外観

FABBRICA
デッキに突き出た黒いボックス状のこれ↑が目印。外も見えるし雰囲気良さげ、と入って行ったら、「こちらは喫煙エリアですがいいですか?」と言われ…言われながら染み付いたタバコの匂いにすぐ気がついて、旦那さんと「ナシだ」「禁煙エリア行こう」と無言で頷き合って、通路を挟んでビルの本体にある禁煙エリアへDASH!

$鮫鰐通信-内装

打ちっぱなしのコンクリに飾りのロフト、壁に埋め込まれた切り株…と、おしゃれな雰囲気です音譜

メニューには豚さんマークが。
$鮫鰐通信-豚さんマーク

ちゃんと豚のベーコンを使っているようです。これは期待が持てる!
スラバヤのお店は、本来豚のベーコンや豚素材のものを使うべき料理でも、ムスリムに配慮して牛に代えたり全く別のものを使ったりして、料理名と味がイコールで結びつかないものが出てくることが多いんです。でもここは大丈夫ってこと音譜

$鮫鰐通信-メニュー

メニューにはなんだか素敵な単語がごろごろ音譜 こんなメニューもできちゃうの、えっ、あれがスラバヤで食べられるの!?と嬉しい驚きがたっくさん。わくわくしつつオーダー!

$鮫鰐通信-ビール!

とりあえずビール。ビンタンとハイネケン、それぞれドラフトがあります。これはハイネケンのドラフト。たっぷり容量でRp.60,000。

$鮫鰐通信-カラマリ

カラマリ・リングス(Rp.48,000)
衣さくさく、イカしこしこ。タルタルソースがついてこないのが惜しい!

$鮫鰐通信-スモークサーモンのサラダ

スモークサーモンのサラダ(Rp.48,000)
48,000でこんなに載ってていいの!?サーモン! ほんのり甘みのあるおいしいサーモンでした。ドレッシングはオリーブオイル。バルサミコが別添えで付いてきます。美味ラブラブ!

$鮫鰐通信-トリュフポテト

トリュフ・フライズ(Rp.37,000)
メニューにこれを発見した時は思わず目を疑いましたが…ホントにトリュフの風味~~!!
東京で飲む時に、あると必ずオーダーしてしまうトリュフ風味のポテト。サーブされた時にふわっと、口に運ぶ時にふわっと、さくっと噛むとふわっと、ああ、いい香り…ラブラブ

$鮫鰐通信-カクテル

ここでビールがハビッたので、2杯目はカクテルに。私はモヒート、旦那さんはスクリュードライバー(それぞれRp.85,000)。モヒートは、「???これお酒入ってないんじゃないの???」と疑ってしまう程アルコールを感じません。実際、モクテルメニューにもモヒートがあるので、店員さんをつかまえて「これ、お酒入ってる?」と確かめてしまいました。入ってるよ、と言われて、ふうん、ずいぶん飲みやすいモヒートだなあ、とぐいぐいやっていたら、くらっと酔いがきました…。この歳になってカクテルにやられるとはね。
スクリュードライバーも非常においしい一品でした。

ここらでシメのしっかりメニュー。
$鮫鰐通信-アラビアータ

スパイシー・アラビアータ(Rp.52,000)と、

$鮫鰐通信-リゾット

マッシュルーム・リゾット(Rp.62,000)
スパゲティは致命的でないほどに茹ですぎちゃった感じでしたが、トマトソースがしっかりおいしい。リゾットは個人的にはもうちょっとクリーミーでもいいと思いましたが、充分おいしかったです。マッシュルームの風味にあっさりクリーム。お米の火の通り方もばっちり。

こういうメニューで、気軽な雰囲気で、こういう飲み方のできるお店が欲しかったんだ!
ちゃんとお酒を飲もうと思ったら、ホテルのバーに行くくらいしか選択肢のなかったスラバヤ。こういうお店ができるようになったんですねぇ。
6時過ぎに入店した時は空席が目立つ店内でしたが、時間が経つにつれ若いカップルやグループ客が続々やってきて、いつの間にかほぼ満席になってました。アルコールを飲んでいる人は少なかったようですが、是非是非流行って、長続きしてほしいですニコニコ