カニ一筋20年! Kepiting Cak Gundul 1992 | 鮫鰐通信

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バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

Somer Setの並びに、「カニが安くて旨いところがあるらしい」という情報をずーーっと前から小耳に挟みっぱなしだったのですが、昨日とうとう行ってきました~クラッカー


$鮫鰐通信-cak gundul看板

Kepiting Cak Gundul 1992
1992年からやってるってことは、創業20年!
というか、1992年がもう20年前だということの方がびっくり…えっ
1992年なんて、つい最近じゃありませんでした?あれ?


入り口は道からちょっと奥まっていて分かりづらいですが、こんな感じ。
$鮫鰐通信-外観


向かって左が厨房
$鮫鰐通信-厨房


右側と、奥の階段から上がれる2階が客席です。
$鮫鰐通信-店内

2階はエアコンがきいているので涼しいよ、と勧められましたが、そんなに暑くなかったので1階に席を取りました。


とと、その前に、カニを選ばなくちゃ!
$鮫鰐通信-カニ!

カニはいろんなサイズがいます。
この日は「卵持ちは売り切れ」とのことでしたが、通常カニは卵持ちの方が高価です。
味付け、調理法に関係なく、カニの重さで値段が決まります。

旦那さんと2人だったので、しきりに勧められる大きいやつを1匹と、小さめのを1匹にしました。
大きい方はSuper Junboで、1kgあたりRp.175,000、小さいのはSuper 1というので、1kgあたりRp.150,000くらいでした。選んだのは、大きい方が800gくらい、小さいのは500gくらいのもの。
大きい方をマニス・プダス(茹でた後甘辛いソースで炒めたもの)、小さいのはシンプルに蒸し蟹にかに座


カニを選んでから席に着くと、メニューを出されて「他になにか食べる?飲み物は?」と聞かれます。
$鮫鰐通信-ドリンクメニュー


$鮫鰐通信-メニュー1


カニ以外にも魚料理もできるようです。
他で見た事のないサテ・チュミ(イカのサテ)と、野菜も食べようということでカンクン(空芯菜)の炒め物もオーダー。あともちろんゴハンもね!
飲み物は、カニときたらこれでしょ~というわけで、ビール!ビール

待っている間、メニューをしげしげと眺めていたら…こんな表記に気付きました。
$鮫鰐通信-グラティス!


Gratisというのは「無料」という意味。
サンバル、ララパン(きゅうり、キャベツなどの生野菜。魚介や揚げ物には添えるのが定番)、氷、砂糖抜きの紅茶、サユール・アッサム(野菜の煮物)は、なんとタダ!!
サンバルとララパンがサービスなのは分かるけど、紅茶や野菜料理までつくなんて…。びっくりです。
ただし、「頼まないとこっちからは出しません」と書いてあります。

サンバル欲しかったし、ビールのあとに紅茶飲みたいし、ということで、「これ全部ちょうだい」とオーダーしちゃいましたにひひ

更に待つ事しばし、最初に運ばれてきたのはビールと、ご飯。
ビール、きりっと冷えててウマーいニコニコ
そしてご飯のお皿がキュート音譜
$鮫鰐通信-お皿かわいい



周りの席がどんどん埋まって行く中、来ました、カニ!!
$鮫鰐通信-カニマニスプダス

マニス・プダスと


$鮫鰐通信-蒸しカニ

蒸したの。

それから、
$鮫鰐通信-サテチュミ

イカのサテ

$鮫鰐通信-サンバル!

サンバルすっごくおいしそう~~~ラブラブ!


カニ、あつあつの状態で出てくるので、ばきっと割り始められるまでにちょっと時間がかかります。
身がぎっしりで、意外と気持ちよく殻が割れるので食べやすいのが救いでしょうか。

マニス・プダスは日本人好みの味でご飯が進んじゃいます。
蒸したのは、本当に塩もかかっていないのでやさしい、シンプルな味わい。
好みでサンバルをつけて食べます。一応テーブルの上にケチャップ・アシン(醤油)もあるので、そっちでもいいかも。

大穴だったのがイカ!甘めの醤油ダレで焼いてあって、イカ焼きに近い味。ぷりぷりで肉厚で、これは大当たりでした合格

カンクンも、ちょっとシーフードの風味がしたので、海鮮出汁を使っているのかもしれません。

旦那さんと2人、「やっぱり無言になるね」と言いながら黙々食べました。

おいしかった!
これでお値段トータルRp.317,000
お客さんは華僑でない、インドネシアンファミリーばっかりでした。

安くておいしいローカルかに座カニかに座ワルン、おすすめです!