裁判員として
最終日を終えた時
終わったーーー
任務完了
すごく解放された気分になったけど
最後の日に
判決で、刑を言い渡して
切ないような
ちょっと悲しいような
なんとも言えない気持ちもあった。
罪を犯したのだから
罰を受けるのであって
悪いことをした事実は
あるんだけど、ね。
すんなりと割りきれない
感情や気持ちも、残った。
やりきった達成感と共に
やりきれない感情もあった。
裁判を終えるまでが
裁判員の仕事と役割であり
そこで終わりなんだけど
そこから
被告人が、刑罰を受けることを
考えちゃうと、ね。
そんな心配まで
いちいちする必要ないんだろうけど
人生で関わった
ひとつの出来事として
心には残る。
被告人に対してだけでも
こんなふうに思うのだから
被害者、加害者のいる
裁判でなくて良かったと思う。
きっと、私の心は耐えられない。
被害者がいたら
その辛さや悲しみも感じちゃうだろうし
今以上に
ごちゃごちゃした感情、思い、考えに
苛まれたと思われる
全然、別のことで
自分の心が
崩壊しかけたのを感じたことがあって
押さえられない感情を持て余して
正常でいられてない自分に
気づいた瞬間に
あ。こうして
精神は病んでいくんだ。と
鬱病とかになる過程が
わかった時があるのです
だから、なんとなく
自分の心の限界が、わかるの。
今、こうして
振り返って書いてると
思い出す感情や気持ちはあって
裁判員をしたことを
ずっと、今日まで
思ってたわけじゃないし
私の日常に、集中して
生活してたら
忘れかけてたりもする
裁判員という体験は
きっと、貴重な経験で
その時間があったから
感じたこと、思ったこと、考えたことは
あったから
そして私の記憶は
薄れていっちゃうだろうから
こうして、ブログに
書き留めることにしました✒️✨️
非日常の経験は
ある意味で、不思議な体験でした。
その期間は
ちょっと別の人生を過ごしてるような
感覚もあった

自分では、望むことすらしなかった
人生の時間だけど
敢えてのだからこそ
終わってみたら
貴重な経験だったなぁ。と思える。
サメくじら





