夏休みにポケモンGoをやっている今の子供たち、同じような年頃のとき、私はカブトムシやセミを捕まえることに熱中していました。
例えが良いかは分かりませんが、ここに「捕まえる」ことに対する、リアルとネットの大きな差を感じます。
昔に比べて、社会や環境の明らかな変化は、子供たちの遊びにも大きな影響を与えています。
私の従兄は、千葉県で貸コテージを経営しています。
まだそのコテージが出来る前、幼少期の夏休みに私は毎年そこへ出かけ、外灯下の樹木に群がるカブトムシの大群に、胸躍らせたものでした。
あれから約40年、今ではカブトムシの捕獲も、なかなか難しくなってしまったようです。
今の世の中は莫大な情報に溢れ、誰がどこにいても様々な情報を得ることが出来ます。
しかしながら、それは能動的に得られる情報であって、どの情報を選択するかによっては、人生さえも左右してしまう危険をはらんでいます。
では、自然はどうだろうか。
温暖化や放射能など環境破壊によって、大きく変わってしまったことは否定出来ませんが、それでも自然はまだ、我々人間に教えてくれます。
疲れてはいないか、息苦しくなってはいないか、人間関係に嫌気がさしていないか。
楽しんでいるか、深い呼吸が出来ているか、夢中になれているか。
夢を必死に追いかけなくても、夢の中にいたことを教えてくれる。
自然と戯れるのに、何も海外まで行く必要はありません。
良いアイデアが見つからない、現状を変えたい、少し疲れた、1人になりたい、理由は何だっていいと思います。
どのようにすると、カブトムシを捕獲出来るかが集客のヒントになる。
海に潜り過ぎて苦しくなったら、海からあがることで息抜きが出来ることを知る。
単純なことだけど、人はひとつの環境にいると自分を見失うことがあるのです。
そんなときこそ自然と調和して、ザワついた思考がニュートラルになったとき、新たなアイデアが生まれてくるのです。
なぜなら、なにごとも、何も無いところから始まるのですから。
「体の錆は入浴で落とし、心の錆は自然浴で落とす!」
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