仮にあなたが優秀な営業マンだとしても、得意先がひとつしかなければ、そこにしがみつくしかない。
これでは得意先の言いなりにならざるをえないどころか、挑戦的で創造的な提案は出来なくなる恐れがある。
それでも多くの人は、自分の勤めている会社という、得意先ひとつだけにすがって生きていこうとしている。
不確かな時代の中で、このような状態を放置することは極めてリスクの高い、不自由な状態である。
冷静に考えればいざという時のために、他に出来るだけ多くの得意先を探しておいた方がいいということが浮かんでくる。
初めは妄想でもいい、自分が他の仕事をする可能性についてあれこれシュミレーションしてみるといい。
大切なことは他にも道がたくさんあるという精神的なセーフティネットを持つこと。
自分の固定観念さえ壊すことが出来るなら、可能性という道は大きく開けてくる。
「好きなことを仕事に出来るなんて羨ましい」、「好きなことをするためには、嫌いな仕事も我慢し続けなければいけない」。
このように、観念をカッチカチに固定することを得意とする人がいる。
今の時代、自分の好きな趣味をライフラインに変えている人が増えています。しかし、初めから直ぐに収入という結果を出す必要はありません。
自分の好きなこと、自分の好きなもの、自分の得意なこと、自分の集めているもの、自分の経験などを列挙してみる。
こうした中には意外にも、自分自身では気づいていない価値のないと感じているものが、他人にとっては価値の高いものとして受け入れられるものがあるのです。
それを誰かに教えたり伝えたりすることが、仕事に変わる可能性があるのです。
まずはそれをソーシャルメディアなど、様々なメディアで発信してみることです。
もちろん、リアルな場所で伝えていくこともよいでしょう。そうやって小さな一歩を踏み出すことで、自分の好きなことを仕事にする道筋が見えてきます。
会社の中で役に立つことも大事だが、自分の好きなことが世の中でどう役立つかっていうことを、大いに妄想してみるのもいいのではないでしょうか。
あなたがいらないと思っているものでも、必要としてくれる人が必ずいるはずです。
しかし、その存在が世に知れ渡らなければ、宝の持ち腐れで終わってしまいます。
そのお宝、生かすも殺すもあなた次第。
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