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かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

なんかそろそろ「ドイツの病院」カテゴリーが全くそぐわない内容になってきていますが、問題ないです。どうせそろそろガチの闘病記を書かねばならない羽目になるので、面倒なのでこのままで。


フランス式の「おもてなし」ですが、色々と手配の齟齬はあったんだけど、コンサート当日のはちょっと酷かったな。これ、日本のグループだったら、大問題ですよ。

コンサートの前にはメンバーは市が用意した軽食をいただくはずでした。それはホットドック。ステージの裏にグリルが用意されて、わたしのみならずドイツ側は全員「そろそろ焼きソーセージ挟んだホットドックがやってくるぞ」と楽しみにしてたんです。ところが一向に声がかからないし、おもむろに貼り出されたのは料金表。びっくりして係員に確認すると「えっ?そんな話聞いていない。あんたたちのご飯は用意していないよ。」とのことで、その時点で時間は夜の20時ちょっと前。スーパーは20時に閉まります。

我々は大急ぎで、念のために用意していたレンタカーに飛び乗って、スーパーに急行し、手当たり次第にハム、チーズ、サラミ、ピクルス、バゲットを大量に買って、会場に戻って、メンバーに食事を提供しました。


問題は、プロジェクトの指揮体制がきちんと作られていなかったことですね。言っちゃなんですが、わたしが間に立ち、両方の意見の調整をすることができたら絶対もっと上手くいったと思う。今回は友好都市交流ですから、わたしはしゃしゃり出る立場では無くて、両市の人々が話し合い、わたしは全て言われるままに手配しました。で、これですよ。


ホテルから会場の公園までの楽器の運搬も、わたしはぜったいバスでは無理だと直感して、散々ドイツ側の顧客リーダーに言ったんですが、フランス側はダイジョーブダイジョーブと言うので、それ以上は言えず、そんなの信用できなかったので、現地でわざわざ確認に行き、やっぱりダイジョーブじゃ無かったわけです。


友好都市交流プロジェクトなんて、簡単そうですがやはり両方の市に、そのブロジェクトの全ての内容を把握して指揮する責任者がいないと上手くいかないですね。今回は残念ながら両方の市役所の関係者があまり深く関わっておらず、多くの部分を実際に交流を行うオーケストラの責任者がやったので、全てがイマイチ上手くいっていなかった。


ま、だけど最も重要なコンサートはとても良い雰囲気で、観客最もすごくいっぱい来てくれて楽しんでくれたので、満足です。


だけど細かいことを言えば、フランス側はゲストに対しての敬意を欠いているなあと思ったことがあったんですが、こんな交流コンサートは、多くの場合、まずお客様楽団を観客に紹介して、これは両市の友好をさらに深めるためのコンサートである旨の演説があって、指揮者が特別に紹介されて、楽団のプロフィールも説明されて、観客からの盛大な拍手の後にゲスト楽団の演奏が始まり、演奏時間もホストよりちょっと長め、休憩の後にホストオーケストラが少し短い演奏、その後合同演奏、という流れなんですが、今回は最初フランス側がかなり長く演奏し、その後にゲストだったので、少し敬意を欠いているなあと思いました。コンサートの最初に楽団と指揮者の紹介もなかった。


わたしは割とこういう事は気になるタイプですね。わたし自身のことなら、尊敬されようが馬鹿にされようが、軽蔑されようが一目置かれようが、軽く見られようが、全く気にならないです。わたしは人からどう思われようが、一切気にならない。これは昔からですが。


色々思うところはあれ、今回はわたし自身が手配の責任を持つ交流では無いですから、不満や感想は口には出しませんでした。



会場。客席は座席が石ですから、観客は「マイお座布団」を持参の人がおおかったですよ。



フランスのスーパーマーケットにあった日本食品コーナー。

パックのお寿司もスーパーにあって、あまりの空腹に急いで食べちゃったので写真はないですが、アボカドとサーモンとクリームチーズの巻き寿司でした。わたしは美味しいと思った。6ユーロだったかな。

ホテルはクロワッサンが美味しい。そしてフランスはバターが美味しいのでクロワッサンなのにさらにバターをつける。カロリー爆弾。バゲットはわたしは咀嚼に問題あって、ちょっと難しいんですよね。

そして写真の上に写っているプレーンヨーグルトが好みのど真ん中。わたしはドイツによくある滑らかに混ぜられたヨーグルトよりもぶつぶつ感のある日本の「ブルガリアヨーグルト」的なものが断然好きなんです。

フランスは乳製品、野菜が美味しいなあ、と思います。オリーブオイルは、わたしは色々試したわけじゃ無いけど、現時点ではイタリアの方が好みのものに当たる割合が高い。今回試したのもちょっと刺激が強すぎて、あまり香り高くなかった。

焼き菓子は好きでした。その辺のスーパーに売っている箱入りの単なるバターサブレなんかもバターの香りがしっかりしており、ドイツとは比べ物にならないほど美味しいと思った。いっぱい買い込みました。



さんぼ

わたしは現在は、ホルモン療法しかやっていないんですが、なんか気持ち悪いです。更年期障害的な症状もあります。だけど、寝込むほどでは無いし、実際普通に働けていますね。

胸の上にあるポートですが、不便だなと思うのは、車のシートベルトが当たると不快で気になる。だから自家用車の場合は肩の部分を腕の下に回して装着しています。バスもやはりシートベルトがあたります。

これは考えなかったなあ。

ポート手術の時に、左利きか右利きか聞かれたんだけど、わたしは両手利きなんですよね。多分本来は左利きだったと思うんですが、昭和の時代は、右利きに無理やり修正することが普通に行われていたため、うちの母の反対にもかかわらず、小学校の先生が字を書くのを右に修正したために、なんかごっちゃになったんです。お箸は左、包丁左、字は右、ボール投げはわからない、ボーリングもどっちでもできる。だから下手、テニスも卓球もどっちも同じぐらい。だから下手。


さて今いる南フランスは、顧客のオーケストラの本拠地の姉妹都市訪問ツアーなのですが、34℃にもなる猛暑の中、最初のリハーサルはリハーサル会場の冷房が壊れていたために、メンバーはかなり辛そうでした。現地のオーケストラとの合同曲は何がなんでもさらわなくてはいけなかったのでやりましたけど。


上の写真は、トラックに楽器を積み込んでいるところ。我々のトレーラー付きのバスが、コンサート会場である公園に侵入できないどころか近づくことさえできないほどの狭い道とわかったので、急遽別件で公園に来ていたトラック運転手に懇願し、彼の会社の社長にも懇願して、楽器の運搬を手伝ってもらった。ありがたい。


下は泊まったホテル。アパート式で、快適でしたよ。クーラーがあるのが天国だった。考えてみたら、わたしは遅かれ早かれ入院することになるんだけど、ドイツの病院でクーラー完備のところってあるんだろうか?とにかくわたしが入院予定の病院にはクーラーは無い。


さて南ヨーロッパのコンサート開始時間は遅いです。

今回は最初の案は21:30開始でしたが、懇願して21時にしてもらいました。もちろん実際に始まったのは21:30でしたけどね。

かつてトスカーナで交流コンサートをした時、開始が22時という連絡が来て、その時は日本のシニアコーラスをお連れしたのですが、あまりにも(こっちにとっては)非常識な時間で、お客様は時差もあるのでかなり辛そうでした。イタリアの前はドイツでのコンサートでしたが、日本の常識内の18:00からのコンサートだったので、なおさらイタリアが非常識に感じましたが、22時はどうかと思いますが21時開始なんて普通なんでしょうか?


今回は猛暑のプロヴァンスで、屋外コンサートだったので、お日様が登っている時間にコンサートなんて無理なのはわかりますけどね。やはり遅いコンサートは色々と困ります。運転手の時間制限もあるしね。結局わたしも運転しましたもん。だってもう二人の運転手は時間切れになったからね。ホテルまでの帰路は運転できなかった。


フランスの「おもてなし」は、ドイツの常識では首を傾げる部分が多く、日本の常識で考えたら、激怒して友好都市関係の解消を考えたくなる感じでしたが、コンサートそのものは大成功で、そもそもオーケストラのメンバーはとにかく一緒に奏でたい連中しかいませんので、素敵な雰囲気の中で演奏できただけで大満足だったようです♪


会場の公園でのリハーサル。下は会場で販売されていたソーセージとポテト。美味しかったですよ。


さんぼ



左のデコルテのあたりにポートを埋め込んだまま、気晴らしに南フランスに来ました。もちろん仕事がてらですが、本当に運転しなくてよくて良かった。

マノスクから今日は有名な修道院、セナンクに行ったんですが、たったの70kmぐらいなのに、もう想像を絶する悪路で、こんなところ、バス、それもダブルデッカーなんかでくるべきじゃ無いとつくづく思いました。


それにラベンダー畑は想像したほど多くなくて、おそらくラベンダーを見るためには他の土地に行かなくてはいけないのかもしれない。



修道院。わたしは中には入っていませんが、良かったとのこと。わたしはバスに残って、お昼ご飯のハムサラダを作っていたんですよ。50人分。


そしてみんながいっぱい食べちゃったので、バスの食べ物が足りなくなりそうになって、マノスクのスーパーでお買い物。商品搬入用の入り口に駐車して、スーパーの係員に「お願い!30分だけ買い物させて」と懇願して買い物。ま、搬送時間は6時から11時と書いてあるし、その時点ではもう15時だったので、問題ないだろうと思っての行為ですが。


ホテルはバンガロー的なホテルですが、小さい部屋だけど、マットレスが硬めのわたし好みのベッドで非常によろしい。



到着の日はホテルで夕食を頼んでいたんですが、三コースで34ユーロ。良いんじゃないでしょうか?

と言っても粗食のドイツの冷たい夕食に慣れているわたしはこのスターターのモッツァレラのフライが乗ったグルメサラダだけでも良い感じでしたけどね。メインはステーキ、デザートはなんかザクザクしたサブレ(南フランスに名物らしい)に焼きりんごが乗ってアイスとメレンゲ添えの豪華なもので、非常に評判良かったです。写真の枠が余ったので違うアングルから修道院。


で、今現在は、リハーサルが終わるのをホールの前で待っているんですが、今33℃。わたしは暑いのも寒いのも苦手だけど、どっちかと言うと暑い方がダメかも。本気で辛いですよ。クーラーが効いたホテルに早く帰りたい。

明日はコンサートですが、屋外のコンサート会場で開催される予定で、明日は34℃まで上がる予想です。どうしよう。


さんぼ