これはドイツのど飴です。喋る仕事の時もあるのでいつも持っています。ドイツのスーパーのレジのところによくあります。
これは古くからあるドイツのど飴ですが、味は、説明書によればSüßholz (甘草)とはちみつとミントの混ざった味だそうです。リコリス味、と言ってわかる人も多いかも。好き嫌いがある味とも言えます。わたしは好き。邪魔にならない味。最近はオレンジ味やレモン味も出ていますが、わたしは昔ながらのオリジナル味が好きだな。
飴といえばこればっかりで、他の銘柄や味を試そうと思ったこともなかった。
ところが数年前のお友達とのパリ旅行の時、街の散策中にお友達がいとも気軽にバックから取り出して渡してくれたのがこの飴。
はまりました。これより美味しいと思った飴は無い。メロンの風味が人工的と言う意見もあるかもしれませんが、そもそもメロンの味って元々人工的な香料っぽい感じがしませんか?人工的で構わない。そのメロンの風味にまろやかなミルクの味が絶妙に混じり合い、溶け具合も固さもちょうど良い。これ、結構固い飴なんですが、わたしはもともとせっかちな人間で、飴というと口に入れるや否や即座に噛み砕くタイプなんですよ。ところがこれは固いので、口中でゆっくりと味わいながら溶けていくのを長時間楽しめるわけです。こんな理想的な飴があるでしょうか?
もちろんこれはドイツでは買えませんが、わたしは割と頻繁に手に入れています。まず、日本の家族がたまに送ってくれる。うちの家族が大好きなキャラメルコーンとピーせん、博多通りもん、そしてわたしのために「俺のミルクキャンディメロン味」を必ず箱に入れてくれるのです。感謝!
あと、長年お仕事をいただいている会社の社員さんが出張でドイツにいらっしゃる時も、これをお土産に持ってきてくださいます。
そして、先日、日本の妹が、わたしの誕生日のプレゼントの宝箱を日本から送ってくれたんですが、そこにも当然この飴は入っていました。
そういえば、病気してから食べていなかった。
早速一粒口に放り込みました。そして、窒息するかと思いました。
口の中の感覚が鈍い部分があり、一部麻痺しており、口が開きにくいのは分かっていましたが、まさか口中を転がしている飴のコントロールを失い、舌でも救出できないとは!危うく喉に詰まるところで、危機一髪でした。
味覚はほとんど失ってはいないはずですが、絶妙なメロンミルク味を堪能するどころではなかった。あまり味がしなかった。
そこでわたしが取り出したのは金づちです。飴を金づちで叩き割り、小さなかけらにして、ひとかけらずつ味わうのです。お箸で、口の色々な場所に飴のかけらを乗せて、どこが一番味わうのに適当な場所か調査する。まったく、飴ひとつ舐めるのも大騒ぎですよ。
おそらくこれも慣れの問題で、きっとそのうち前のように気軽に飴玉を口に放り込むことができるようになると予想するんですが、しばらくは何を食べるにせよ、注意おさおさ怠りなく慎重にならなければ。
あと、咀嚼するのが大変なので、食べ物はついつい丸呑みするんですが、それも危険だな。胃にも絶対に良くないだろうし。
さんぼ
