日本への里帰り 自由満喫の最終日 | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

実家での最後の日も早起きして庭掃除から始まりました。なんか、涙が出そうでしたね。
いつもの朝食 ー わたしはいつも日本ではドイツでは到底食べられない美味しい食パンのトーストにドイツよりもずっと美味しいと思っている塩味の効いたバターと妹のお手製のジャムを乗せたものにコーヒーです ー を食べていると、なんと、昨日で終わったはずの居場所確認のお知らせが来て、もうわたしはこの隔離措置に心底うんざりしていたので、これはシステムエラーだろうとはわかっていましたが、わたしとしたことが、このエラーに過剰反応し、激怒して所轄部署に怒りのメールを出しました。実はその6日ぐらい前にも非人道的な扱いに対する改善要求のメールを出しており、それに対しての回答も無かったので、どうせこれにも返事なんか来ないだろうと思っていましたが、この時は1時間ぐらいで謝罪のメールが来ました。

福岡から関空までは案外遠く、約700km弱。新幹線の場合、乗り換え時間などを入れると、実家を出て宿泊先のホテルまでは9時間ぐらいかかりそうでした。
9時前に実家を出て、妹に最寄り駅まで送ってもらいます。父と母とはしばしのお別れです。今年中にもう一度里帰りしたいとは思っていますが、この14日間の隔離期間がある限り、福岡までの移動には莫大なお金がかかるので、里帰りは簡単では無いと思っているので、くれぐれも体に気をつけて、元気でいるように懇願しました。
駅でも妹と涙の別れです。もともと仲は良かったのですが、歳をとるほどますます仲良しになっている妹です。本当にわかれは辛かった。

新幹線に乗る博多駅までは、地下鉄移動で、途中は福岡の中心とも言える天神などを通るんですが、その人の多さにわたしは驚きました。その時点では福岡には警報のようなものは出ていませんでしたが、感染者数は、毎日上昇しており、危機感が募っているはずなのに、マスクはしていますが、それ以外はわたしの目には、普通の生活に見えました。レストランは開いているし、お店も開いてるし。
まあ、わたしに取ってはレストランやカフェが普通に開いているのは好都合で、何しろ最初で最後の自由日ですから、博多駅で絶対にカフェに入りたかったんです。
そこで入ったのはチェーン店のPronto。もっと旧式の喫茶店っぽいところが良かったんだけど、時間が無かったので。
日本で最初の外食。抹茶チーズケーキ。時間が早すぎて、これしか無かった。美味しかったので良いけれど。

そして、買い物をしたくて、本屋さんで何冊か雑誌と文庫を買って、あとは新幹線のお供、駅弁です。
コロナ時代で、果たして車中で弁当なんて食べていいかどうかわからなかったので、買う前にお弁当屋さんに車内飲食可なのか聞きました。ドイツでは例えばバスの中での飲食は禁止なので。

散々迷って決めたのがこのお弁当。明太子が乗っているのに惹かれた。

わたしは新幹線に乗るのが殆ど初めてで、しかも今回は、往路がハイヤー利用で、わたしにとっては大金を使っていますので、節約せねばならず、チケット予約の際に見たのは料金だけでした。で、一番安いチケットを予約したのですが、それは最も時間のかかる、各駅停車のこだまでした。もっとお金を出せば、二時間ちょっとで新大阪に着けるのぞみかなんかを予約できたのに。この辺りがわたしの抜けたところなんですが、貴重な最初で最後の自由日のほとんどを車中で過ごす羽目になったのです。
ただ、結果的にはわたしはこの新幹線の移動、かなり楽しみました。車中から見える日本の景色をゆっくり堪能し、お弁当をいただき、喫煙ブースに行って一服したり、綺麗なトイレに入ってみたり。本物の旅行気分を味わえました。
快適な車内。座り心地もいいし、インターネットは使えるし。

こう言う景色が良いんですよ。実家の景色と似てる。

ところで、新幹線の駅のいくつかが、かなり不便な場所にあるのはどうしてなんでしょうねえ?駅のいくつかは、人里離れた、と言うのは大袈裟だけど、とても便利とは思えない場所にあり、果たして利用者が充分モトを取れるほどいるのか疑問に思える駅が多かった。そもそもどうして新幹線を大阪駅に通せなかったのでしょうか?場所の問題とか色々あるんだろうけど、乗り換えなどかなり不便だな、と思いました。
関空へ行くのも、わたしはかなり面倒だと思いましたね。新幹線から大きな空港まで移動する人は多いと思うんだけど、新大阪から乗り換えなしで移動するのはリムジンバスかはるかと言う特急があるのですが、リムジンバスは早朝にたった一本だけで、選択肢に入らないし、はるかは、コロナ禍だから減便されているのだと信じたいですが、日に三本しかありませんでした。したがって、わたしはどこかで乗り換えないと関西空港へたどり着けないと言うことがわかりました。大阪なんて、一人で歩くの初めてです。
新幹線の中でたっぷり時間があったので、色々と検討し、新大阪から地下鉄で難波へ行き、そこから関空直通の列車、ラピートに乗車するパターンを選びました。
わたしは相当な方向音痴ですが、幸い新大阪駅は方向指示があちこちにあって、迷うことなく地下鉄駅に到着できて、全てスムーズに乗り換えられて、思ったより早くホテルに到着できました。


ラピートの車内。立派な車両でした。日本の列車は凄いなあ。

9時に実家を出て、ホテルチェックインは17時過ぎ。長い旅になりましたが、かなり楽しかったですよ。

さんぼ