2020年の終わりに | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

去年の今頃は2020年がこんな年になるなんて、想像もしていませんでした。
2019年は、かなり忙しく、幸運にも顧客も増え、150日以上もホテルに宿泊するほどで、すでに2020年の予約もかなりいただいていて、同じくかなり忙しい年になると予想していました。
ところが、三月にわたしと自営の会社の運命は激変しました。
全ての仕事はキャンセルになり、うちの車両は動けず、政府からの緊急援助金を申請しました。大変ありがたかったけど、一ヶ月間に必要な会社の経費にも満たない額だったので、援助金は瞬く間に消えてしまい、途方に暮れていた時に、やっと得た鉄道代替バスの仕事で、なんとか全ての車両を動かすことができました。現時点でも、一月からの仕事は決まっており、バスを三台動かせます。本当にありがたいことです。
観光業界が、大変な時、我が社はかなり幸運だったと自覚しています。
ただ、わたし自身の仕事は、日本からのお客様のサービスが主だったので、開店休業状態で、春の時点では、秋頃からは戻れるかもしれないと希望を持っていましたが、いつまで経っても新規感染者は減らないどころか、増え続けています。
そこで、自分の仕事の再開は一旦見切りをつけて、自社の稼働している仕事にわたしも参加するために、10月下旬から自動車学校に通い、大型バスの免許の訓練していたのですが、クリスマスイブの前日に実技試験があり、合格しました。職業大型運転手のための試験、免許の筆記試験、実技試験と二週間ごとに試験が続いて、緊張の連続でしたが、それも終わりました。
12月16日からドイツ全国で二度目の厳しい外出規制が始まっていますが、細かい規則は州によって違い、わたしの住む州は自動車学校と免許の試験は続けても良い事になったので、幸いにも今年中に実技試験も受けることができたんです。
これでわたしもバスの運転手として1月から働く予定です。とにかくしっかりと練習して、安全第一で勤務するつもりです。
大変な思いをした2020年だけど、新しい挑戦をする事ができて、感謝の気持ちでこの年を終えることができて本当にありがたい。

高齢の両親に会うために、日本に里帰りしたくて堪らないけれど、現状では無理ということもわかっているので、さっきも日本に電話して、くれぐれも元気でいて下さい、と懇願しました。

今後どうなるのか、予想することも難しい現在、とにかく先のことを心配するよりも、現在できることを一つづつ大事にこなしながら、ゆっくりと先に進もうと思う。

良いお年をお迎えください。
教習車。怖い思いもしたけど、最後は楽しんで乗れた。実技試験の時も楽しめた。ありがとう。

初老の新人。

さんぼ