10月15日 ドイツのニュースから。ホテル宿泊禁止 | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

10月15日のニュースより。

内容はまだ読んでいないので時間があったらまた覚書を書きます。決定した内容に興味あります。


これは10月13日現在の状況ですが、ドイツも新規感染者が4000人近くになりました。

政府は、この状況を大変深刻に捉えています。

メルケル首相の会見は、「ヨーロッパのほとんどの国で、感染者が急増しています。我々は、春の感染爆増の際に経験し、そこから学んだことを忘れてはいけない。どうかヨーロッパの人々、お願いだから十分に気を付けてください。それぞれの政府で決められた規則を守ってください。人と距離をとり、マスクを着用してください。そして、ウイルスの拡大を防ぐために出来ることはすべてやってください。そしてそのうえで出来る限り経済活動を続けましょう」と、遂にドイツ国民のみならず、ヨーロッパ全域に向けての懇願となっていました。

 

今現在混乱しているのは、危険地区となった地域の人たちのホテルなどの宿泊禁止です。これはあちこちで議論がなされていて、わたしの知る限り、コロナでの規制で、ここまで政府の上層部で意見が分かれた規制は無かったと思います。

 

これは、現在25カ所あるドイツのホットスポット、すなわち人口10万人当たり、一週間での新規感染者が50人を超えた地区をホットスポットと呼びますが、そこの住民がホテルに宿泊するのを禁止する規制です。もし宿泊したいならば、48時間以内に発行されたコロナ検査陰性の証明書が必要になります。

この規制については、また話し合いが持たれますので、この日記をアップした時はもしかしたら変わっているかもしれないんですが。

 

でも、わが社はその規制で今現在ちょっと困っています。なぜなら明日から、コロナ禍がはじまってから4本目のツアーが出ます。ドイツの国内ツアーです。これはあちこちでお客さんを拾いながら目的地に向かうのですが、その停留所のいくつかがホットスポット近郊なのです。つまり参加者の中に、現時点での規制によれば、ホテル宿泊できない人が混じっているのです。

数日前にこの規制が始まったばかりで、旅行会社も混乱しており、本日ネームリストが来ましたが、そのうちの何人かにチェックがされていて、その人たちはホットスポット住人だが、連絡が取れない人たちなんだそうです。旅行会社のほうも、わたしたちに書類を渡さなければいけないので、もう、連絡はこちらに丸投げで、最終リストが来たわけです。わたしは今日夫と手分けしてお客さんに電話しました。そのうちの二人だけ、急いでコロナ検査をして、陰性証明書を所持している人がいましたが、あとは連絡が付きません。

 

もう明日の早朝5時に最初の停留所から出発しますから、どうしようもないです。わたしが思うに、多くのお客さんが、陰性証明書なんて持たずに、集合場所に来るでしょう。そして、彼らはバスに、乗せてはいけませんから、担当運転手はものすごく苦労すると思います。今日その件を担当運転手と打ち合わせましたが、心の底から嫌がっていました。

この類のツアーに参加する人は、かなりのお年寄りが多いんです。人によっては高齢だからとコロナ情報を逐一確認し、注意深く生活する人も多いですが、そうでない人はいま世界で何が起こっているかイマイチわかっていないのです。この新しく作られた規制のことなんて知らない人多いと思います。

 

医学者によると、こんなホテル宿泊禁止なんて、やっても無駄どころか悪影響しかない、と非難しています。どうしてかというと、現在大爆発している感染の原因の多くが、結婚式、パーティ、宴会の類で、ホテルや旅行で感染大爆発という例はほとんどないことと、こんなことをしたら、コロナ検査チームがかなりの負担を強いられることになり、本来やらなければいけない、濃厚接触者とか、感染者の検査が滞ってしまい、そちらの方がずっと大きな問題を引き起こす、とのことなのです。

 

わたしは医学者の意見に賛成です。まあ、そろそろ秋休みになり、また、旅行好きドイツ人があちこちに散らばる時期だから、人を移動させないための苦肉の策ではあると思うんですが。

 

この規制がどうなるか、ちょっと気を付けてニュースに注目しておこうと思います。

 

さんぼ