感染者が増加しつつあるのを受けて、ドイツでも多少は規制が強化される地域が多くなってきました。
例えば9月22日に発表されたロベルト・コッホ研究所のデータによると、この日は前日よりも新規感染者が1821名増えているそうで、もうすぐ一日2000人になりそうで、ちょっといくら何でも増えすぎだなあ、と思いますね。
石橋を叩いて渡るタイプの慎重派、バイエルン首相のゼーダー氏は、遂に人が密集すると思われる場所、例えばミュンヘン中心のマリエン広場とかヴィクトアリアン広場、センドリンガー通りではマスク着用を義務付けることにしたようです。しかし、もともと他人と最低の距離をとれない場合はマスク着用となっていたと思うけれど、それは室内に限っていたっけ?ちょっと記憶があやふやです。
例えばわが街は人口が一万二千人の小さなところですが、毎週木曜日と土曜日は青空市場が行われます。そこに新鮮な地域のお野菜や果物、チーズやお肉を買いに行きますが、屋外であってもかなり人が密集するために、ほとんどの人がマスクを着用していますよ。もしかしたらスーパーマーケットなどでは義務なので、「買い物のときにはマスク」とインプットされているだけかもしれませんけど。
また個人宅やレストランでの集まりは、5人、あるいは二家族までに制限されます。結婚式やお誕生日、お葬式などの集まりは、屋外なら50人まで、屋内は25人までです。
ミュンヘンがこのように厳しい措置を始めたのは、もともと以前、「人口100万人に対する新規感染者が一週間で50人を超えた場合は、局地的な外出規制を設ける」という決まりが出来たからだと思うんですが、ミュンヘンはもう少しで50人という結果になっているようです。
近くのウルム市も22人、ノイウルム市は38人、仕事でしょっちゅう行っているボーデン湖周辺は25人、居住地は、結構少なくて6人です。
最近はこんな細かいデーターまでいちいち目を通していませんでしたが、ゼーダー氏の会見を見て、久しぶりにサイトを開いてみました。
Markus Söder und Dieter Reiter.
© dpa / Sven Hoppe
タイミングの悪いことに、ドイツ人の多くが楽しみにしているサッカーのヨーロッパスーパーカップのフィナーレの試合が24日にハンガリーブダペストのプスカシュ・アレーナで行われます。チャンピオンリーグの覇者、FCバイエルンとヨーロッパリーグの優勝チームセビージャの対戦となりますので、ゼーダー氏はそれも大いに心配していまして、「第二のイシュグル」にならないように、強い言葉で警告しています。
ニュースによるとこの試合は観客を入れての試合です。それぞれのチームが3000人までの観客を入れることが出来ます。全部で6000人。
ドイツではまだ観客を入れての試合なんて始まってはいません。
ゼーダー氏は、バイエルンのファンに対して、ブダペストに行かないほうが良いという意味のことを言っています。
イシュグルとは、オーストリアのスキーリゾート地で、ここでのスキー客のどんちゃん騒ぎのパーティーで、コロナが拡大して、ミュンヘンに持ち込まれ、ドイツでの感染流行のきっかけとなったと言われています。
熱心なファンは、会場に入れないとしても行くだろうな、と予想します。そして、ブダペストの街で三密で騒ぐでしょう。あるいは、ミュンヘンのスポーツバーにたむろするかもしれない。あ、だけどレストランも5人までしか一緒に座れないし、自宅でも集まることのできる人数は制限があるから、そこのあたりは大丈夫か。
本当にいつまでもこんな状態をだらだら続けるのは本当にうんざりです。
愛読するブログ「添乗員の愚痴ばなし」の最新記事にIATAの予想では、航空旅客の需要回復は2024年になるだろうと書かれていました。とんでもない、と思うけれど、本音はたぶんそうなるだろうな、というあきらめの気持ち。
わたしの本業は人が動かないと成り立ちませんから、おそらくしばらくはわたし自身が外国からのお客様のために動くことは無いでしょう。本業の失業ですね。だけど、うちはバス会社なので、事務仕事や、トランスファーの手伝いの仕事はあるのでそれを細々とやっていくか、まったく違う方向にトライしてみるか。還暦直前でこんな目に合うとは思ってもみなかったけれど、受け入れるほか方法はありませんね。この災難をチャンスに変えて、なにか他の可能性に挑戦する、という選択肢もあるのだけど、現時点で、そのような気力は無いです。だって、あれよあれよという間に仕事が無くなり、呆然としていたかと思ったら、新しい仕事が始まって、一日一日をこなすだけで精いっぱいで、ゆっくりと立ち止まって今までのこと、将来のことを考える余裕なんて全くなかったので。
もしかしたら、元に戻るのを耐えて待つよりも、なにかほかのことを開始したほうが良いのかどうか?ちょっと真面目に検討してみようと思う。
さんぼ
