8月13日 国境でのコロナテスト | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

バイエルン州は、ドイツ人が休暇の過ごす土地として大好きなイタリア、オーストリアへ行く場合に必ず通過する州です。そういうわけで、バイエルン州首相のゼーダー氏は、バイエルン州に合計100のテストセンターを作り、旅行から帰ってきた人たちへのテストを推奨しています。
コロナ感染危険地域とされている場所に行った人たちは、このテストは義務です。受けなかった場合は25000€までの罰金が課されることになっています。
他の地域から帰ってきた人のテストは任意。

今までに国境のテストセンターでおよそ6万人のテストがなされたらしいですが、まだその結果を知らされていない人が44000人で、そのうち900人が陽性なんだそうです。早く結果を知らせないと、真人間ならば結果が来るまでは大人しく家に居よう、と思うでしょうが、そういう人は少数派な気がします。だって、休暇から帰ってきたら、絶対に食料品の買い物に行くし、もしかしたら、すぐに会社に行く人だっているだろうし。

これは、まだ国境でのテストセンターが稼働したばかりで、システムがさまざまな理由でうまく機能していないから起こった事でしょうし、そもそもテストをする試験場のキャパシティも限界なのです。
そりゃあそうでしょうよ。どんどんテストしたって、それを調べる試験場にも限界というのがありますからね。

この不手際について、緑だとか、SPDだとか鬼の首を取ったようにバイエルンの政策、つまりゼーダー氏の政策を批判してますけど、だったらあんたらだったら何ができた?と聞きたい。
わたしはどっちにしても、何もかもやり過ぎ、と思っている人間なので、もう、好きにして、と投げやりではあるんですが、もうこの方式でやる、国境でできるだけテストしちゃう!と決めたのならば、最初から全てうまく行くわけないので、試行錯誤しながらシステムを確立すれば良い。

まあ、これで、無症状の感染者がかなり多いということも立証されるでしょうし、その上でもう一度、重症者、死者の割合を計算して、冷静にこの忌々しいヴィールスの危険性を判断する手掛かりにして欲しい。

休暇からの帰国者に多くの陽性者が居たという事は、別に休暇が危険ということを意味しないと思います。その辺の街角で、無作為にテストしたって同じ結果が出ると思う。だから、もう大騒ぎはやめて、多少は気をつけながら、淡々と普通の生活を送って良いと思いますが、そんな意見はごく少数派でしょうね。

心配なのは、このコロナ騒ぎが終わっても、きっと日本はもともとマスクが好きなので、マスク着用が、真人間のシンボルの一つになるかもしれないということ。それは困るな。
わたしにとってはマスクは、あの恐ろしかった倒産すれすれの記憶と繋がってますからね。従業員に対しての責任とか、ローンとか、今まで積み上げたものが完全に無になる恐怖とか。
だから、義務が無くなったら、極々必要な場合以外はこんなもの目にしたくないんです。
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ビールとサイダーを混ぜた夏の飲み物Radler。わたしは甘い酒は飲まないので好きじゃないけど、夏はお客さんのためにいつも冷蔵庫にあります。

さんぼ