7月27日 最近のドイツでの議論 | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

最近メルケル首相との絶妙なコンビネーションでコロナ問題に取り組む姿で、メルケル女史の後継者候補に躍り出たバイエルン首相のゼーダー氏。
かつてはなんだかギスギスしたオトコと言うイメージだったんですが(わたしはね)、コロナ騒ぎが始まってからは、時には厳しく、時には情に溢れる発言で、かなりイメージが良い方に変わった政治家です。
彼の指揮するバイエルン州は、最初から最も厳しい規制措置を取っていた州であり、終始一貫して理性的に物事を進めていた、お手本になる州だと思います。因みにわたしの住むバーデン・ヴュルテンベルク州も規制はバイエルンよりもずっと緩かったですが、やはり良い政策をとっていると思います。ただね、州首相のクレッチマン氏が「緑」ですからね。やっぱり一般受けしない。メルケル女史のCDUと緑はお友達ではありますけど、兄弟みたいなCSUゼーダー氏の方に分があるな。
このゼーダー氏、コロナ対策では細菌学者の言うことをよく聞いており、かなり細かく口煩く規制を施行していましたが、またついにバイエルン州のいくつかの国境、大きな駅や空港にコロナ検査センターを作ることを発表しました。やるとなったら徹底的なバイエルン。
バイエルン州はオーストリア、チェコと国境を接してますから、その中の大きな国境、そしてバイエルン州の中も大きな駅であるミュンヘンとニュルンベルク中央駅に設置が計画されています。
そこで行われる検査は、現時点では任意ということです。
またゼーダー氏は空港でのコロナ検査の義務化をできる限り早急に実施する考えを示しています。
今のところは危険地域とされているいくつかの国からの帰国者は14日間の自宅待機となっていますが、そんなあやふやな決まりよりも、テストの方が効果があるし、ヨーロッパ諸国の中のリスク領域をもう一度見直して、地域ごとに規則を設定する必要があるとのことです。これはさては彼もちょっと前のマヨルカ島でのドイツ人旅行者のタガが外れたどんちゃん騒ぎをテレビニュースで観たんでしょう。
危険地域からの帰国者の検査の義務を求める声は、前から多くあり、ある首相の話では、検査の義務化がなんらかの法に触れる場合は、法律の方を変える準備はあるとすら言っています。
またそれにかかる費用ですが、国境での任意の検査はおそらく無料で行われる見通しらしいですが、危険地域からの帰国者については、それが義務化されたとしても、危険と知っていてあえて旅行したんだから、自費で払ってもらおうじゃないか、という意見もあります。
検査の義務化は旅行の前にそれが本当に今必要なことか、その目的地でなくてはいけないのかを旅行者が真剣に検討する一つのきっかけになるともかんがえられています。
今書いたのは、まだ決定された事項ではないけれど、現在ドイツで盛んに議論されている問題です。

8月ごろにはおさまると思っていたので、どうせ仕事も、わたし自身が走ることは少ないし、そもそも客がドイツ人なので、わたしの代わりはいくらでもいますから、日本に帰る希望を持ってましたが、日本がいつまでも14日間の検疫を施行しているものだから、帰省できない。実際、データーから行くと現時点ではドイツの新規感染者の方が少ないんですけどね。しかも日本の十倍は検査した上で少ないんですよ。入れてくれないかなあ。
コロナ騒ぎで、倒産しかけたぐらいなので、多少持ち直したとは言え、二週間の隔離のためにホテル代や食事などの滞在費を支払うのは、無理です。
感染者が爆増している時期は、その日その日を過ごすので精一杯で、おまけに会社の危機で、生き抜くことだけに集中していた。会社が新しい仕事を得てからは、それに慣れるのだけで精一杯。そのあとは新しい仕事のために車両をいくつか買ったり売ったりする手続きで、役所や銀行関係の書類に翻弄された。
そしてそのゴタゴタが落ち着いたのがやっと先週です。
多分これから、わたしはコロナからの打撃をじわじわと実感する事になるだろうな、と思う。
わたしの辞書にはストレスという言葉はない事になっているから、打撃をなるべく重く捉えないように気をつけなくちゃ。
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心の栄養。ストウブで炊く日本産の日本米。お米だけはカネに糸目はつけない。
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お友達手作りの納豆。これでしばらく元気で前を向いて生きていけるね。

さんぼ