これは、去年の秋に書いておいたものです。久しぶりにログインしたら、見つけた。
うつろに日々を過ごしているうちに、世間は2016年になっていたんですね。
またこれからも、たまには更新したいなと思います。
今回のドイツ人の日本ツアーで、つくづく思ったのが、なんというか、ドイツ人もインターナショナルになったなあということ。食べ物に関してだけど。
ドイツ人の団体のお世話係として日本に行く仕事は、もうかなり前から行っていますけどね、最初の頃は大変でしたよ。何しろ、日本食が食べられない人物が多かった。
例えば、和風の旅館に泊まった時、朝食はご飯と味噌汁の和風朝食と決まっていて、それが食べられない人が大半だった時には、驚くと同時に、やはりな。とも思ったものだ。何しろ、自分自身の夫がそんなタイプだからだ。
音楽交流先の日本の団体の方が用意してくださる昼食のお弁当が、巻き寿司と稲荷寿司の詰め合わせや、おにぎり弁当の場合も、食べるのに苦労する人がかなりいた。
まあ、これは20年ぐらい前の話ですが。
しかし、今回のメンバーは、恐ろしく食にフレキシブルな人物ばかりで、宿泊したユースホステルの食事について「もうちょっと日本っぽいメニューを期待していたんだけど」なんていう感想があちこちから出てきましたよ。
ユースは、各国からのゲストに対応するために、メニューが割とインターナショナルなものとなっており、例えば、ご飯はつくんだけど、メインはハンバーグとかカツとか、フライとか。で、汁物はお澄ましか野菜スープとか。みんなおいしく食べてはいたけど、日本度がもう一つ足りなかったようです。
演奏会の前のお昼のお弁当も、用意してくださった方は、食べられない人がいたらいけないと、わざわざ気を使ってくださって、万人向けのサンドイッチを用意してくださったのだけど、「おにぎりじゃない。おにぎりだったらよかったのに」とか、思いがけないことを言い出すメンバーもいたのだ。
日本についた次の日、奈良のユースホステルに泊まっていたので、午前中だけちょっと奈良の観光をして、お昼ご飯は駅前の商店街で自由にとってもらったんだけど、観察によると、一時間ちょっとしか時間がないのに回転寿司に駆け込み、たんまり寿司を食べたメンバーが20人ほどいたし、そのほかはうどん屋、定食屋に入り込んで、メニューの写真を頼りに注文して、スリル満点の昼食を楽しんだ連中もいたし、コンビニでおにぎりを各種購入して、駅前のベンチに座り込んで緑茶とともにお米の味を満喫している若人も幾人もいた。
おにぎりを食べるなんて!! これはちょっとしたセンセーションでしたよ。わたしにとっては。だって、それまで散々「おにぎり弁当を食べられないドイツ人」に苦労していましたからね。
まあ、最年少ぐらいの14,15歳ぐらいの少女は何人かはマクドナルド、あるいはドーナツなんかを食べていましたけど。
あと、思い出したんだけど、一回、京都観光の途中で、嵐山の団体レストランで、みんなで「すき焼き」定食を食べたんです。一人分のお鍋でぐつぐつとお肉を煮るパフォーマンスが最高で、この旅行の中で、みんなの印象に残った食事の一つになったんだけど、すき焼きはともかくとして、その付け合わせにいろいろと酢の物とか煮物とかの盛り合わせのお皿がついていたんだけど、その中のおかずが、韓国風と中国風の味付けだったの。これは、結構違和感ありましたね。わたしだけが違和感あったんだと思いますが。だって、日本食のレストランなのに韓国味と中華味が混ざっているんだから。これも時代でしょうね。
みんな大好きだったのは「串カツ」。
大阪城を観光した後に、昼食は新世界で自由にしたんですが、多くのお店にランチメニューがあって、それが、絢爛豪華、前菜からデザートまでセットで1000円ぐらいでたっぷり食べられるようなものなんですよ。わたし、あまりの気前の良さに本当にびっくりしました。何しろ80人ぐらいいたので、それぞれ10人以下の小グループの分かれてあちこちの店に入って行ってましたが、ほとんどの連中が串カツを試して、大満足で戻ってきました。
ちなみに、わたしは、日本での仕事のパートナーのT氏とともに、やはり串カツ屋さんに入り込んでね、まずはビール、その後は焼酎のロックで、揚げたての串カツを何本も何本も楽しみました。
本当に日本は外食が楽しい。これ、みんな言ってましたよ。安いし。
こんな感想がみんなから出るようになるなんて。これ、本当に20年前だったら考えられませんでしたね。
さんぼ
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