ドイツ人のイメージ | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

巷に出回る旅行記、滞在記、ガイド本それから外国滞在者ブログなどで、わたしたちは未知の国に思いを馳せ、そして、そのうち頭の中にその国、あるいはその国の人に対するイメージが出来上がる。


さて、わたしの第二の故郷であるドイツのイメージはどうだろう。


質実剛健、しまり屋、堅実、堅物、真面目、議論好き、とうへんぼく、頑固といったところだろう。悪い言葉で書けば、ダサくてけちで面白みの無い文句の多い偏屈者と言う感じでしょうか。


わたし自身は上記のイメージは、まあ概ね当たっているかなと思っている。


良く例に出されるので、書くのもためらうほどだが、例えば日本だったら大学生や高校生でもブランド物を持つことが珍しくないけれど、ドイツ人の一般市民があえてフランスだかイタリアだかの有名ブランドの、例えばバックとか財布とかを購入して使用することはとても稀だと思う。そんな有名ブランドの製品は「わたし達のものじゃない」と思っていて、そんなものに大枚をはたくなんて夢にも思わないだろうし、選択肢にも上らない。そんなものを買う人は、まったく別の生活レベル、つまり、ヴィラに住んで、お買い物カーがメルチェデスのスポーツカーで、H&MとかIKEAとかは足を踏み入れたことが無く、高級ブティックに行っても値段を聞かずに買い物できる階級の人達と思っているだろう。

こういう性質のことを堅実だと言うのであれば、まさにドイツ人の大部分は堅実タイプの人じゃないかなと思う。


しかし、ちょっと違うなと思う、ドイツ人に対する一般的なイメージもある。


ドイツ人は「愛想が無い」か?

なんだか、愛想の無い怒りんぼうなんていうイメージも有名ですが、わたしはドイツ人に対して愛想がないと思ったことはほとんどありません。彼らは意味無く笑わないだけであって、他人とのふれあいを大事にしているんじゃないかなと思うことは良くありますが。

些細な例を述べれば、例えばスーパーのレジ(なんかスーパーのレジが例に出てくることがおおいな)。ただ商品をスキャンしてもらって支払いをするだけの間柄なんだけれど、そこにはほとんどの場合軽い会話がある。「寒くなったわね」とか「ちょっと買い忘れたものを買うだけのつもりだったのに、こんなに多くなっちゃった」「家に帰ったらきっとまた忘れ物を思い出すわよ。また来てね」とか、そういった他愛ない会話。日本に帰省して、長く滞在すると、案外こういったことが懐かしくなって、逆ホームシックになることありますね。日本は丁寧だけどマニュアルどおりで、無駄口をたたこうにもそんな余裕が無さそうだし。わたしは日本のスーパーのレジで係員の方と軽い会話をしたことはほとんど無いような気がする。


また、田舎のほうではすれ違うときにかるく(見知らぬ人にも)挨拶することは普通だし。

それから、ちょっと目があったりして軽く微笑みあうと言うのもここでは結構普通の事と思う。田舎だからだろうか?これを日本でやったらたちまち変人と思われ、直ちに警戒されそうな気がする。実はわたしはついつい良くやって、不審な目で見られたり「どこかでお会いしましたっけ?」なんて真顔で聞かれたりするので、日本では怠り無く注意せねばと思っている。


ドイツ人が攻撃的に思われてしまうのは、言葉のせいもあるかもしれない。ドイツ語は、語感から言って音楽的原語とは言い難いと思う。ソフトな話し方をする人も少ないし、第一地声が大きい人が多いので、単にしゃべっているだけなのに、大声で機関銃のように単語を発すると、音だけ聞いているとかなり攻撃的に感じると思う。実際、わたしと夫が単に打ち合わせをしているのを(音だけ)聞いた実家の母や妹なんか、真剣な喧嘩を繰り広げていると思って、心配するし、わたし達夫婦が、危機に陥っていると長い間誤解を与えていたこともある。近所のおじさんたちが大声で口げんかをしているのかと思ったら、良く聞いてみたら天気のことを話し合っているだけだったりして。無駄に笑わないし、もともと骨格から言ってオリバー・カーンのような強面タイプの面構えの人が多いこともそういう誤解を与える一因だろう。


ドイツに来て間もない方、旅行を予定している方、ドイツ人は、くどくど書いているように無駄に笑わないし、お愛想も言わないし、案外人見知りする人が多いから、お堅い無愛想者に見える人が多いと思いますが、ちゃんと話してみると気のいいおっちゃん、おばちゃんであることの方が多いので、強面にひるまず、気軽に交流してみてください。人助けをしたくてうずうずしているような人も多いので、困った事になったときなど、あちこちから助けの手をさしのべてくれると思うのです。


さんぼ




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