ドイツ旅行のお土産(日本から) | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

わたしは日本からのグループ旅行の現地添乗員として、ご滞在中ずっとご一緒させていただくことがある。

到着空港から出発空港まで何日かご一緒するわけで、お食事も一緒なのでお客様とより親しくなることが出来、コミュニケーションが深くなるので、お客様のご要望も上手く聞きだすことが出来るために、わたしはとても好きな仕事だ。


そして、最終空港で、お客様が持ってきたけれども不要だったものを、わたしにプレゼントしてくださることが良くある。


そのナンバーワンは、

○ ホッカイロ

冬季の旅行の場合、ドイツは北国で寒さに凍えるだろうと予測して、ほとんどの方が山ほどスーツケースに入れてこられるようだ。ところが、ほとんどの場合、念のために、滞在日数の三倍ぐらいの数のホッカイロを持参なさる方が多いために、最終日に未使用のホッカイロがスーツケースにどーんと鎮座し、お土産を入れるスペースがなくなるために、わたしに置き土産してくださるのだ。

実を言うと、ドイツで凍えることはそんなにないかもしれない。当然外は零下でかなり寒いし、その際は、着るだけ着こんで、ホッカイロ、帽子、襟巻き、ダウンコートなどで完全防備せねばならない。

しかし、移動中のバスの中、ホテル、レストランは暖房が程よく効いており、ぽかぽかと暖かい。だから、思ったよりもホッカイロの使用数は少なくて済むのだ。


○ お茶パック

これも必ず頂くものの一つだ。

ホテルの部屋で寛ぐときに緑茶で一服しましょう、とお持ちになるのだが、イギリスを除くヨーロッパのホテルにはポットが備え付けられていることはほとんど無く、お茶のためにわざわざフロントかルームサービスに電話して、ポットを持ってきてもらうのは億劫だと思う方がほとんどのために、残ってしまうのだ。しかも、なにより、ドイツ周遊とかのツアーは、旅程としては忙しく、ホテルにたどり着いたときは、お茶を飲む暇もあらばこそ、シャワーを浴びてベッドに転がり込むだけで精一杯と言うことが多いために、ホテルでお茶を飲む余裕なんて無いことが多い。


○ ポケットティッシュ

これは、どういうことか理解できないのだが、これも置き去られることが大変に多いモノの一つである。

これも、おそらく「念のために」大量にお持ちになっているのだろうと思う。

我が家の娘たちは、ドイツのまるで紙ナプキンのような固いティッシュよりも、日本製のやわらかいもののほうが好きなので、我が家では大活躍で使わせていただいている。ただし、夫には不評。鼻をかんだら手まで濡れそうな不安感が拭い去れないらしい。


○ レトルト食品類

これは頂いたとき、とっても楽しい。最近はありとあらゆる日本食が旅行用のレトルトになっており、安倍川もちなんていうものもこの前頂いた。

あとカップ雑炊、おかゆ、うめおかゆなど。お汁粉なんかもうれしかった。

特筆すべきは、味噌汁の進化。フリーズドライのシリーズを頂いたのだが、もうこれは料亭の味かと思うような、出しのしっかり効いた味で、具もきのこにしても野菜にしても、お豆腐にしてもフレッシュ感一杯のもので、これは一口食べてみてあまりの美味しさに絶句した。

あまりにも素晴らしいので、子供に食べさせるのは勿体無いと、台所の棚に隠しておいたのだが、長女に発見され、「ママの味噌汁よりも数倍美味しい」と言われ、瞬く間に食べ尽くされてしまった。これは本当にいい製品だ。


こういうものが残ってしまうのも、結局お茶の場合と同じで、部屋にポットが無いので食べる機会を逃してしまったか、そもそもそういう時間が無かったかのどちらかだろうと思う。

あと、通常は夕食はついていることが多いので、部屋に帰って更に和食を食べようと言うことは無いのですね。

しかし、体調が悪くなったりした場合は、これらの食品は有益と思います。


○ おせんべい、おかき、のど飴

バスの移動中のおやつとしてお持ちになるのだと思うが、結局これも残ってしまう場合が多いみたいで、大量にいただくことがある。わたしはこの時、日本のせんべい界の新製品に出会うことが多い。

あまりにも美味しくて、早速実家に頼み込んで大量に送ってもらったものに、黒糖味の揚げせんべいがある。そして、オーソドックスな海苔せんべい、サラダせんべいなど。

実はドイツのスーパーにも「米スナック」と称して、おかき類は最近置いてあるのだ。ところが、味がぼんやりしており、糖分も塩分もパンチが効いていないために、日本のしょっぱいおかきやせんべいに慣れている身には、いまいち口に合わないのだ。

のど飴も、新製品をこの時いろいろと試すことが出来る。最近はどうも、日本では「塩」が注目されているのか、塩関係ののど飴が多かった。わたしには塩はいまいちでした。


○ 新聞、雑誌

日本の新聞など売っていないドイツの田舎都市に住んでいる身としては、これは何よりのプレゼントだ。

三日前のでも一週間前のでもいい。とにかく日本語の活字に飢えているわたしたちにとっては、日本語の印刷物は本当にうれしいものなのだ。例えば週刊誌など、表紙から最終ページまで、広告も含めて全て読みつくす。このたまたまドイツにやってきた週刊誌は、週刊誌として生まれ、日本にいたならば有り得なかったほどの感激と感謝を読者から得てその一生を終えるのだ。



全工程同行の仕事を終えたとき、時々上記のような置き土産をいただくことがあるが、本当に感謝である。こっちに住んでいると、こういう具体的な日本にふれる機会があまり無いので、全てのものに頬ずりをして、ありがたく使用させていただくのだ。


さんぼ


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