
現地では早朝から夜遅くまでびっしり作業が続きホテルに戻るとぐったり就寝。専用に立ち上げたblogの更新もできませんした。帰国後にまとめようと思います。
首都Abidjan周辺の貧困層地域を目の当たりにしました。
10年に及ぶ紛争で生活インフラは崩壊。政府、反政府派で対立を残す地区もあり住民間の信頼も失われていたという。

スラム地区の中にどんどん入っていく。悪路で増水した道に4駆車でも何度も立ち往生する。

これはイベントの会場の小学校の1つ。ブロック塀の銃弾の跡に心が痛む。
塀の向こうはバラックの様な粗末な居住地区がびっしり続く。電力は部分的には来ている様だが拝借するわけにはいかない。ソーラー蓄電システムによる給電でイベントの電力を賄う。

スラムなんて言ったら彼ら、彼女たちには失礼だと思った。
つつましくもそこには一生懸命な生活があった。

教室の窓は穴あきブロック。
でも中には未来への夢が一杯詰まっていた。


そして雨だろうとぬかるみだろう子供たちはサッカーが大好き。
裸足の子もいる。
逆三角形の体系は身軽で敏捷。ゴールが決まったりすれば側転やバック転を平然とこなしてしまう。みんな上手い!

どこの会場でも機材の設営をしてると子供たちがどんどん集まってくる。

そしてさすがアフリカ。 音楽が鳴ればダンス!
私も我を忘れて一緒に踊ってしまった。(笑)

社会融和の為に地域の混成チームによるサッカー試合も各会場で開催。
サッカーが和平の原動力だった国にとって最も大切なイベントだ。

これはある女子チームのカッコいい女性。さっき一緒に踊った女性達の1人。虎姫一座のシュクさんに雰囲気が似ていた。
チームのゴールが決まれば嬉々として側転をするし、まさに褐色のシュクちゃん。

この帽子の女性もとってもクール。
なんと裸足でサッカー。ドリブルがしなやかでうまかった。

そして子供たちの笑顔。

小さい子は特に人懐っこい。笑顔で近寄ってきて手に触れてくる。我々の肌の色が珍しいのだろうか。思わず癒される同僚。

復興の第一ステップは平和と社会融和の定着。その第一歩が始まったばかりだった。WCUPでの同国の活躍を応援する人々。

現地の人々の明るく元気なもてなしに感謝!