今回は初めて1階席を予約。写真撮影よりも彼女たちのパフォーマンスを間近で堪能したかった。
ところがこの日は何か様子が違っていた。
1Fのエレベーターでアメリカ人らしき団体客と一緒になる。見るからにノリがよさそうな黒人中心の団体さん。観光客には見えない。カラオケに行くには人数も多いし。。。確認すると目的はなんと虎姫一座のミュージカル観劇!
後で知ったのだが日本公演中のミュージカル「ママ・アイ・ウォント・トゥー・シング」のメンバーの一団と聞いてびっくりした。。。駅のポスターで何度か見かけたこの作品。ゴスペルのとても有名なミュージカルである事は知ってはいたが。。
ママ・アイ・ウォント・トゥー・シングの詳細はこちら。
ミュージカルの本場の彼らがどういう反応を示すのか、始まる前から自分も緊張した。。。
○○ちゃん頑張って。。。心の中で祈るような気持ちで6人にエールを送る。
でもそんな心配はすべては杞憂だった。やってくれました虎姫さん!
冒頭の昭和30年代の子供達や小倉寛久さんの映像ナレーションは、昭和の文化背景を知らぬ彼らにはあまり通じなかったかもしれない。
でも提灯の明かりであゆみさんの「虎姫甚句」の絶唱が夜空に響き渡ると、客席は歓声とホイッスルに包まれた。
(※写真はすべて別の日のものです)

舞台が明るくなり日本舞踊の美しい6人の花が咲いた時にはもう虜になっていたと思う。

(12/25撮影「あれは十五の夏祭り」)
「牛深ハイヤ節」ではもうジャパニーズソウルのパワーが国境を超えたと確信した。あきら君とゆうき君 の和太鼓もここぞと決めてくれた。

(12/25のしゅくさん、あびちゃん、まみちゃん)
この演目は60年代の古い洋楽カバー曲が多いが、知ってる曲もあった様で、湘南の海のシーンでの楽しんでいた様子!

(12/25撮影)
彼らの反応が気になる中で後半のピーナッツメドレーになると自分の応援も一層気合が入ってきた。
「恋のフーガ」の情熱のステップ。あびさん、マミさんはもちろんのこと、目の前のしゅくさんもすごい迫力だった。努力を積み重ねてきた彼女たちがさらに限界で魅せる素晴らしいパフォーマンス。全身の血が波打つ様な感覚を受けた。
演じ終わってメンバー紹介の時には拍手とホイッスルが湧き上がる。あびさん、あゆみさんへの拍手が特に大きかった気がする。
情熱のプリンセス あびさん やった!

(12/9撮影 ともちゃん、まみちゃん、あびちゃん、なおちゃん)
そしてここで思わぬエピソード。

フィナーレはおなじみザ・ピーナッツのLover Come Back To Me。アメリカのエドサリバンショーに出演して大喝采を受けたエピソードの紹介。いつもはステージに1人残ったしゅくさんがMCを務めるのだが、この日はあゆみさんも横に立ち流暢な英語で説明を加えはじめた! (※画像はすべて別の日のものです。)

(11/24撮影)
MCというより英語のプレゼンテーションだった。日本人は一般に英語のプレゼンは苦手で下を向いたり照れ笑いでごまかす場合が多い。でも、あゆみさんは爽やかな笑顔を絶やさず実に堂々としていた。
彼女が最後に「私たちもいつかアメリカで、NYで公演する日を夢見ている」と言われた時にはこれは手の届く夢ではと確信した。
今回の彼らの招待も、2月から六本木アミューズミュージカルシアターに立つこともそこにつながっていく様な気がする。浅草を離れてしまうのは寂しいが、もしそういう夢につながるのであれば応援したい!
もちろん浅草に戻って来てね!
この日は虎姫さんをとても誇らしく思いました。
アメリカ公演、夢かなって欲しいです!

(12/24撮影 まみちゃん、ともちゃん)
あ、補足です。
今回初めて舞台間近で観てあらためて虎姫さんの素晴らしさを発見。手先のやわらかい動き、ピンと張った背筋、ステップ1つ1つに感情がこめられている。まさに魂をゆさぶられる芸術でした。
そして私のいた右側の席はナオさんの素晴らしい歌声とベッピン光線にやられっぱなしだった!(*^^*)

(12/25撮影 ベッピンなナオさん)
年明けはMama I want to singも見に行こうと計画中です。
もちろん虎姫一座の公演は絶対行きますよ。
おやすみなさい。
◇ ◇ ◇ ◇ 追記 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
公演のあと、Mama I want ro singのキャストは虎姫さん達の楽屋訪問?されたみたいですね。虎姫一座公式blog「あさくさんぽ」より。
おそらく直接印象など聞かれたんではないかな。
今回は彼らがアミューズミュージカルシアターで公演していることのつながりもあって浅草コシダカシアターに招待されたんだと思います。
うーん 虎姫さん達をますます好きになってしまった。 ああどうしよう。。。(*^^*)