コバルトの彼方へ ~マリリンに逢いたい~ | Bohemian78-ambのブログ

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東京は4日連続の猛暑日。
もう仕事をする元気もなくなってきた。


南の島で気持ちよさそうな3人が羨ましい。

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夏と言えばスキューバダイビングにもう17年も行ってない。

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自分が初めてダイビングのライセンスを取ったのは
1992年の9月下旬。遅い夏の休暇を取得し台風一過のあとのガラ空きのJALに乗って那覇に向かった。最終目的地は沖縄の離島、慶良間(けらま)諸島 阿嘉島(あかじま)
周囲11kmのちっぽけな島だけどダイバーあこがれのサンゴ礁がある。
那覇港から高速船「クイーン座間味」で1時間弱。島に船が近づくと
クリスタルの輝きにも似た透き通ったコバルトの海に圧倒されて言葉を失いそうになった。

この島を選んだのは当時見た映画「マリリンに逢いたい」に感銘を受けたからだった。
阿嘉島の民宿で買われていた雄犬シロが隣の座間味島の恋人の雌犬マリリンに逢う為にコバルトの海を泳いで渡った実話に基づいた感動的な物語。

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主演の安田成美さん懐かしい。



島にはダイブショップ以外にはこれといった観光施設はなかった。当時民宿が数軒とペンションが一軒しかなかったが、素朴な生活と海本来が持つ美しさ、力強さ、優しさがそこにはあった。

マリンハウス「シーサー」というダイブショップにて3泊の講習を受けてNAUIのCカードを取得した。当時NAUIはPADIに比べて厳しいと言われたがサンゴ礁や熱帯魚が美しすぎて海洋実習は全く苦にならなかった。残念ながらその時の仲間たちとのスナップ写真は実家に行かないとない。

その後2シーズン島を訪れ合計14回潜った。
懐かしいダイブログが残っている。


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機材は持っておらずシュノーケルの3点セットのみ。BCやレギュレータを買ってそのうち本格的にやろうかと思ったが、結婚して年貢を納めてからは全く出来なくなってしまった。沖縄本島には2回程いったのだが離島は大きな病院もなく子供が小さい頃は連れて行くのは不安があった。子供が大きくなるに連れ興味が自然よりもテーマパークになりダイビング活動は消滅していった。


当時のウエットスーツのカタログが出てきた。15年以上も前のものだけど今と比較してどうだろう。


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このモデルさんはシーサーのスタッフの1人で、島に1件だけのお洒落なレストランでアルバイトをしていた。明るく爽やかでエクボがチャーミングな女の子だった。 
もう1人、私に学科講習を教えてくれたインストラクターの女性は小柄で気が強くて、でも心優しい人だった。受講生達と彼女を囲んでの最終日の打ち上げ飲み会は本音トークでとても盛り上がった。そのインストラクターさん翌日船が出港するとき見送りに来てくれた。いつまでも手を振ってくれた。今はどうしてるだろうか。

1992年。まだ家庭にはインターネットもパソコンも普及してなかった。携帯なんて持ってなかったので民宿の赤電話だけが連絡手段。時間が止まった様な世界に心が癒されたものだ。職場からの仕事の電話を民宿のおばちゃんに取りつがれた時は興ざめしたのを覚えている。
いまだとスマホやノートPCを持参してその日のダイブの写真をblogにアップしたりするのだろうか。

キャンディーズの記念写真集「アン、ドゥ、トロワ」の出費もままならない状況でダイビングに行くなどとても言いだせない。でもシュノーケルだけでもいい。あの時間の止まった様な美しい島を訪れてみたい。


~Dear 「コバルトの彼方へ」 荻野目洋子~
映画「マリリンに逢いたい」のテーマソング

#UP主様お借りします。








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「ねえ、blog主さんダイビングやってたんだって。知らなかったね。」
「それにしても午前中のポイント、クマノミ可愛かったね。」
「午後の場所は運がよければマンタが現れるらしいわよ。」





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「おくれてごめん、ボンベ到着!」

「ありがとう! 大丈夫よ~、ちょっと3人でお魚とたわむれてたの~♪」



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「さあ、マンタの現れるポイントに出発~! ガイドさんよろしく~」

「よっしゃー、、、(それにしても黒のウエットスーツ。。。今どき地味だな。手に持ってるの何?)」




風の扉につづく 光る小径を
僕は走って 君の名を呼ぶ
頬を通り過ぎた 想い出たち
透きとおる 水辺に揺れた


きみが眩しくて
横顔さえも見えない
もう何もいらないよ
今も君が 好きだから

銀の翼が往くよ 海を越えて
木漏れ日浴びながら Dream of you
こんなに遠くまでは 誰もこない
ふたりだけの島を 目指そう


もう一度 出かけよう
コバルト色の彼方に
もう何もいらないよ
ただ君がいてくれたら



。。。。。ミキちゃんに逢いたい。