一昨日、関東地方も梅雨入りの発表があった。
ところで1976年の今日はキャンディーズのシングル「夏が来た」の発売日。

~「ヤング」1976,7月号より~
5/31発売で6/14にはもうオリコン5位になっている。たった2週間で5位というのは勢いがあった証拠だ。当時の印象では「春一番」の大ヒットの後だっただけに夏ソングが発表された時のインパクトは大きかった。
衣装はオレンジのミニの印象が強いが、このカラフルな縞模様のミニもとても健康的で爽やかなお色気たっぷり。
「夏が来た」のシングルは7月にはベスト10落ちしてしまっているが、梅雨明けの頃にこの素晴らしいアルバムの発売が待っていた。7月21日というと公立学校ならばまさに夏休みの初日。このアルバムをカセットにいれて海へ山へ出かけた青少年も多かったはず。
キャンディーズのアルバムの中でもその洗練度で1番と推す人も多い。当時人気が出てきたニューミュージックや洋楽ソウルミュージックのティストを徹底的に取り入れている。
冒頭の「Hello Candies」はバリーホワイトとラブアンリミテッドの「愛のテーマ」を彷彿とさせるクラブビートだ。
「季節のスケッチ」はとてもお洒落なヴギ調の名曲。90年代になってドリカムの「うれしはずかし朝帰り」を聞いた時、自分は真っ先にこの曲を思い出したものだ。
「雨の日に偶然」。半音の多いユーミンテイストの曲を肩の力を抜いて淡々と歌うミキちゃん。やっぱりうまいと思った。
「めぐり逢えて」。ハスキーだけど誠実で優しそうな声。夏の夕空に歌いあげるミキちゃんのソロ。2人のコーラスが美しく絡んでとろけてしまいそうだった。
あれれ、全部ミキちゃん曲ばかりではないか。(笑)
そう、このアルバムはミキちゃんのソロが多数フィーチャーされている点が見逃せない。
でも今日はスーちゃんソロのボッサ曲 「マイ・ラブ」を選んだ。
出だしのトライアングルの八つ割のリズムにムーディーなフルートのアレンジが重なって行く様はA&MやVerbeレーベルのアントニオ・カルロス・ジョビンのLPを彷彿とさせる。
日本のボッサ歌謡は「泣きながら~ちぎ~った~。。。♪」とか「どうぞ~このま~ま♪」というマイナー調のアンニュイ曲が多いが、このナンバーは本来のボサノバのもつ嬉し悲しい郷愁感(サウダージ感覚)がある。二十歳前の彼女にサウダージ感覚を求めるのはムリだけど、へんにアンニュイ風になるよ可愛らしく素直に歌っているほうが心地よい。スーちゃんのウィスパーヴォイス、カワイイでしょ。
今も色あせない不朽の名盤。
目を閉じればあの頃の夏の情景が蘇る。
海を渡る風と3人の爽やかな笑顔とともに。
------【追記】----------
ご指摘があった様に予約受付広告の画像の曲名が最終のものと違っています。
発売前で未確定だったのでしょうか。
「夏のめぐりあい」は「めぐり逢えて」だと思うのですが、「20才の夏」がどの曲にあたるのか想像つきません。「危険な関係」、「さよならバイバイ」
、「SAMBA NATSU SAMBA」、「季節のスケッチ」、「MOON DROPS」、「雨の日に偶然」、「恋はサーフィンに乗って」。。。。 どれも決め手がないですね。
どなたかご存知の方がいたら教えてください。
少なくともランちゃんのこの曲は違うと思います。
転調していく様なコード進行がミステリアスでメルヘンチック。
ランちゃんファンタジーですね。
彼女のその後のソロ曲の方向を示した作品かな。
衣装はオレンジのミニの印象が強いが、このカラフルな縞模様のミニもとても健康的で爽やかなお色気たっぷり。
「夏が来た」のシングルは7月にはベスト10落ちしてしまっているが、梅雨明けの頃にこの素晴らしいアルバムの発売が待っていた。7月21日というと公立学校ならばまさに夏休みの初日。このアルバムをカセットにいれて海へ山へ出かけた青少年も多かったはず。

キャンディーズのアルバムの中でもその洗練度で1番と推す人も多い。当時人気が出てきたニューミュージックや洋楽ソウルミュージックのティストを徹底的に取り入れている。
冒頭の「Hello Candies」はバリーホワイトとラブアンリミテッドの「愛のテーマ」を彷彿とさせるクラブビートだ。
「季節のスケッチ」はとてもお洒落なヴギ調の名曲。90年代になってドリカムの「うれしはずかし朝帰り」を聞いた時、自分は真っ先にこの曲を思い出したものだ。
「雨の日に偶然」。半音の多いユーミンテイストの曲を肩の力を抜いて淡々と歌うミキちゃん。やっぱりうまいと思った。
「めぐり逢えて」。ハスキーだけど誠実で優しそうな声。夏の夕空に歌いあげるミキちゃんのソロ。2人のコーラスが美しく絡んでとろけてしまいそうだった。
あれれ、全部ミキちゃん曲ばかりではないか。(笑)
そう、このアルバムはミキちゃんのソロが多数フィーチャーされている点が見逃せない。
でも今日はスーちゃんソロのボッサ曲 「マイ・ラブ」を選んだ。
出だしのトライアングルの八つ割のリズムにムーディーなフルートのアレンジが重なって行く様はA&MやVerbeレーベルのアントニオ・カルロス・ジョビンのLPを彷彿とさせる。
日本のボッサ歌謡は「泣きながら~ちぎ~った~。。。♪」とか「どうぞ~このま~ま♪」というマイナー調のアンニュイ曲が多いが、このナンバーは本来のボサノバのもつ嬉し悲しい郷愁感(サウダージ感覚)がある。二十歳前の彼女にサウダージ感覚を求めるのはムリだけど、へんにアンニュイ風になるよ可愛らしく素直に歌っているほうが心地よい。スーちゃんのウィスパーヴォイス、カワイイでしょ。
~キャンディーズ 「マイラブ」~
#アップ主様お借りします。
#アップ主様お借りします。

今も色あせない不朽の名盤。
目を閉じればあの頃の夏の情景が蘇る。
海を渡る風と3人の爽やかな笑顔とともに。
------【追記】----------
ご指摘があった様に予約受付広告の画像の曲名が最終のものと違っています。
発売前で未確定だったのでしょうか。
「夏のめぐりあい」は「めぐり逢えて」だと思うのですが、「20才の夏」がどの曲にあたるのか想像つきません。「危険な関係」、「さよならバイバイ」
、「SAMBA NATSU SAMBA」、「季節のスケッチ」、「MOON DROPS」、「雨の日に偶然」、「恋はサーフィンに乗って」。。。。 どれも決め手がないですね。
どなたかご存知の方がいたら教えてください。
少なくともランちゃんのこの曲は違うと思います。
~キャンディーズ MOON DROPS ~
#UP主様お借りします。
#UP主様お借りします。
転調していく様なコード進行がミステリアスでメルヘンチック。
ランちゃんファンタジーですね。
彼女のその後のソロ曲の方向を示した作品かな。