北海道での陸別町で氷点下30.2度というニュースが入ってきました。
一年で一番寒い時期となりました。
そんな寒さに負けない元気な3人の話です。
元旦の記事の写真は雑誌ヤング 1975年2月号をベースにデザインしたものです。

同誌の中に表紙写真の撮影に関する解説記事がありました。
なかなか微笑ましい当時の状況が描写されています。

まずキャンディーズが初めて同誌の表紙を飾ったとあります。
撮影は1975年1月15日。「年下の男の子」が丁度発売発表された時期。場所は青山の絵画館通りの銀杏並木です。
この日は日劇ドリフターズショーに出演中で公演前の早朝撮影で同所に8:00に集合。ところがマネージャーの行き違いで開いているはずの喫茶店が閉まったままで、寒い中で3人とも陽だまりで暖を取る有様。
カラッと晴れて絶好の撮影日和だったが、吹く風は肌を刺し3人のホッペや鼻の頭がうっさらと紅くそまっていく。カラ―写真だとそのまま写ってしまうので、急きょスタッフの乗ってきた車(クラウン ワゴン)の中で暖を取ってもらって、いよいよ8:30に撮影開始。
そのあとの朝の木漏れ日の中での元気な3人の描写は読んでいただくとよいかと思います。周囲をジョギングしてる人にも笑顔を振りまいていたとか。あ~、彼女達に笑顔なんかもらったら42.195kmも越えてアテネの遥か先まで走れてしまいそう。
記事にもありますが、イチョウ並木のなかに、キュートな3人が並ぶとさながらヨーロッパ絵画の1シーンの様ですね。3人ともサロペットスカートがかわいらしいです。
キャンディーズのベストショット写真の1つだと思います。