
私はやはり真っ先にレゲエを思い浮かべる。
自分はそれほど入れ込んでたわけではないが、20代の頃友人にレゲエ、ジャパンスプラッシュ1986を聴きに読売ランドイーストに連れて行かれた。昼からずーっとあの独特のリズムを聞かされ続け夜には頭が恍惚としていったのを覚えてる。客層も異様だった。そのうちヤバい煙草の臭いが周囲に漂い始めなんだかヒッピーの集会の様だった。
ところで今日の本題に入ろう。
この偉大なるキャンディーズ様に「やさしい悪魔」という名曲がある。

~キャンディーズ やさしい悪魔 ~ #UP主様お借りします。
今までの清純なイメージからの大転換で複雑な思いをされたファンも多かったと思う。作詞家の喜多条忠さんが当時 渡辺晋社長に呼ばれ「キャンディーズを大人にしてやってくれ」と頼まれたというエピソードを最近知った。(NHK 2006 「わが愛しのキャンディーズ」)
そういった背景はさておき、実はこの曲、、、個人的に
レゲエ!じゃないかと思うのだ。
シャッフルやブギにも聞こえるが2拍4拍目を協調したリズムは俺には立派にレゲエに聞こえちまう。
ケっ、そんな妄想信じられるかい。 と思われうかもしれねえ。
でもこの偉大なボブマーリー様の曲を聞くとと益々その思いを強くする。
~ Bob Marley "Is This Love" ~
#UP主様お借りします。
#UP主様お借りします。
どうだろう。
ボブ・マーリーと言えば、彼には素晴らしい名言が沢山ある。
「この世の中をダメにしようとしている人間は、1日たりとも休もうとしない。
だから僕は休まない」
これなんざ最高にしびれるぜ!
ボブマーリーの曲を聞くと泣きやむ赤ちゃんの映像が、一時動画サイトで有名になった。
おっといけねえ、脱線しちまった。話を戻そう。
レゲエに影響を受けたポップスは多い。たとえばドナルド・フェーゲンのこの名曲も「やさしい悪魔」にタッチが似ている。
~Donald Fagen "I.G.Y.(What's a Beautiful World)"~
#UP主様お借りします。
でもこれは1982年のヒット曲。それよりも6年も前の1976年に、遠く離れた日本のアイドルグループが時代を先取りしていたとしたらたまげたことだ。
レゲエの基本は2拍、4拍めに入るカッティング奏法のギターと、3拍目を協調したドラム。そしてどっしりと底流する安定感のあるベースライン。
そのレゲエの偉大なるリズムセクションと言えばSly&Robbieの2人。
レゲエだけでなくPops、Jazzなどのジャンルにも影響を与え彼らが関わった楽曲は20万曲にも上ると聞く。(Wikipediaより) 特にベースのロビー・シェイクスピアはジャンルを越えて尊敬するミュージシャンの1人である。どっしりしと気迫のこもったリズムだが、このゴム毬の様なベースの音はどこから生まれてくるのか。見ると親指でしか弾いていない。黒ナイロン弦を使っている等の説あるが、友人のベーシストの話ではアンプのBASS, TREBLEを最低にしてボリュームを思いっきり上げてると言っていた。
御興味あればロビーのベースを聞いてみてくれ。
~ Dennis Brownのボーカル、バックのベースがRobbie Shakespeare ~
#UP主様お借りします。
#UP主様お借りします。
これぞレゲエのリズムの真髄という気がする。
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さて、Sly & Robbieのリズムで盛り上がってきたライブ。
今夜もおなじみのスペシャルゲストがなんともセクシーな衣装で登場。
ミキ・マリアーノ・フジムラ!
ラン・フェルナンデス・イトウ!
ヨシコ・エンリケ・タナカ!
レゲエのリズムをしなやかなダンスで優雅に決める3人のコーラス。
今宵このクライマックスを聴き逃すわけにはいかない!

