
出演は以前の記事でも紹介したボズ、スキャッグス、
ドナルド・フェーゲン(スティーリー・ダンのメンバーの1人)、
マイケル・マクドナルド(ドゥービーブラザーズのメンバーの1人)
のBIG3に加えバンドセクション、ホーンセクション、コーラスを加えた大編成。
40代~50代のおじさん、おばさんが大半か。仕事帰りのスーツやジャケットは多いがジーンズでカジュアルな出で立ちも多い。特にナイスミディーの女性達は若づくりの格好。あの頃はJJファッションで街を闊歩していたに違いない。
会場だったバシフィコ横浜の外観。右側はインターコンチネンタルホテル

久々にロック&ソウルのコンサートに酔いしれた。
ステージ左からマイケル・マクドナルドがキーボード。中央のグランドピアノ(EP)にドナルド・フェーゲン。右がリードギターのボズ・スキャッグス。その後方をバックバンド陣と女性コーラス2人が固める。
3人が2,3曲づつ代わる代わるに名曲を披露。
最初は仕事の疲れでノリ切れなかったが、マイケル・マクドナルドがゆったりしたイントロに導かれソウルの名曲"You don't know me by now"をホール一杯に歌いあげた時には胸にジーンときてボルテージは最高になった。
聞けば「ああこの曲」とわかる70sのソウルの名曲です。御興味ある方は以下をどうぞ。
"You Don't Know Me By Now" Harold Melvin & The Blue Notes
ボズスキャッグスの独特の鼻にキーんと抜ける声は健在。以前の記事で御紹介した"LowDown"のイントロが始まると待ちきれなかったファンから大歓声が起こる。バックバンドでエレキギターを務めたJon Heringtonの抜ける様なエレキギターの音がたまらなく心地よかった。抜群の安定感で彼がサウンドの中心だったといっても過言でもない。あの独特のディストーションの効いた音は和田アキラを彷彿とさせる。
ロナルド・ファーゲンのファンキーなピアノアレンジも80年代を象徴する音に新しさも加わり心動かされるものがあった。ニューアルバムをリリースした様なので購入したい。
しかし、今回特に感銘をうけたのはマイケル・マクドナルド。1952年生まれと言うからもう60歳。年齢を全く感じさせないパワーに圧倒された。血管が切れるんじゃないかと心配になったほどだ。
自分は80年代はJazzや南米音楽を中心だったので彼の音楽は殆ど意識したことがなかっただけにライブを体験して驚嘆した。
このDoobie Brothers時代の名曲。地声のシャウトパワーに圧倒される。
~ Michel Macdonald "Take it to the Street" ~
#UP主様お借りします。
こちらの軽快な曲もいい。
~ Michel Macdonald "What A Fool Believes" ~
#UP主様お借りします。
#UP主様お借りします。
今回演奏曲にはなかったがマイケル・マクドナルドというと私はこの1986年のPatti LaBelleとのデュエット曲"On My Own"を思い出す。メロディーを御存じの方も多いと思う。御興味ある方はどうぞ。カッコよく切ないメロディーの代表曲だと思う。
Patti LaBelle "On My Own" featuring Michel Macdonald~
終了後のロビーではCDや関連グッズの販売に人々が殺到していた。
特に今回の限定品として販売されていた下記の輸入版が人気で最後の1枚をかろうじてゲットした。
1990年のNew YorkでのRock and Soul Revueという有名なLiveのCDらしい。ここでも3人は共演している。外れの曲ゼロの名盤CDでまた秋の楽しみが増えた。

ライブが終わると会場の外はもう晩秋の空気。
みなとみらいの観覧車のレインボー色のネオンが今日のライブの高揚感に呼応している様だった。

今年は9、10月共忙しかったのでこれから芸術の秋を一気に取り返したい。
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「ライブ楽しそう! よかったね!」
「これで気分も若返らないとね。」
「あと、食欲の秋も忘れないで。でも食べ過ぎは禁物よ。」
「これで気分も若返らないとね。」
「あと、食欲の秋も忘れないで。でも食べ過ぎは禁物よ。」
