StuffのMy Sweetness
#UP 主様 お借りします。
#UP 主様 お借りします。
NHK FMの「軽音楽はあなたに」。
洋楽中心で毎回1人のアーティストに絞って特集をやっていたためエアチャックファンには格好の番組だった。
DJは山本さゆりさんだったか。豊富な洋楽知識に裏打ちされた淡々した語りが心地よかった。
ところで70年代後半は欧米でも日本でもスタジオミュージシャンが表舞台にどんどん出てきた時代。どんな曲が来ても譜面初見で一発で決めてしまう職人ミュージシャン達。そのスーパーテクニックに裏打ちされたサウンドは次々にイノベーションを生み、かつ完成度が極めて高かった。
その代表格のバンドがあのスーパードラマー スティーヴ・ガット"Steve Gatt"のいたスタッフ ”Stuff”だ。
Stuffのキーボード、リチャード・ティー "Richard Tee"もこの時代を代表するキーボード奏者だと思う。
彼のアコースティックピアノが叩き出すブルースフィーリングあふれる独特のグル―ブ感は孤高の存在だ。
以下は彼のリーダーアルバムになったStrokinの90年のライブ
#UP主様お借りします。
#UP主様お借りします。
特に2:10あたりからのソロが凄い。左手の低音部のバッキングとスティーブ・ガットの正確無比なバスドラとがっぷり組んだ神業とも思えるうねりには圧倒されてしまう。後半入ってくるTom Scottのサックスがこれまたカラっと心地よい。
ギターは控え目でメロ―なサウンドだがその分リズムセクションを中心としたリズムアンサンブルがパワフルなうねりを作っていく。このスピード感はまさに80年代サウンドだ。
このままカセットに音楽をつめて(古いね。^^;) ドライブに飛び出したくなる。
ちなみにリチャードティーは残念ながら1994年に惜しまれてこの世を去ってしまった。
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1978年春以降は次々に生みだされる新しい音楽との出会いで、キャンディーズ解散の感傷にひたっている間もないほどだった。
解散後のミキちゃんもジャンルは違ったにせよ常に新しい洋楽を吸収していたのではないだろうか。
この「軽音楽をあなたに」もエアチェックしていたかもしれない。
そう、こんな感じで。
#私のエアチェック法(ミキ):
キャンディーズベース様お借りします。
TDKのカセットにいい音をいっぱいつめて。
音にこだわるミキちゃんの事だから80年代はメタルテープかな?

ん? このスーちゃんどことなく マイルス・デイビスっぽいな。
そう、マイルスと言えば"Kind of Blue"という超名盤があった。(笑)
* * * * * * * 追記 * * * * * * * *
NHK FM [軽音楽はあなたに」は山本ゆかりさんと水野ミキさんの2人が毎日交代でDJをされていたそうです。
Never4get1978さん ありがとうございました。