友人から、NHK-TV「新日本風土記」で、
故郷・大野の銭湯が紹介されている・・・と、
教えてもらいました。
それが、越前大野城が建つ「亀山」のふもとにある「亀山湯」、
この町に18歳まで暮らしていましたが、
この銭湯が燃料として使用しているのは、
木材の削りくずの「大鋸屑(おがくず)」。
燃料室を案内してくれた銭湯の親父さんは、大野高校の1年先輩。
15分ぐらいの間隔で、燃料室を見に行っているようでした。
重油と違って火持ちがいいので、お湯が冷めにくいとのこと。
ただ、「おがくず」の入手が難しくなっているのが問題・・・
とは、親父さんの話。
浴室は改装されています。
晴れていたので、浴室内には、春の光が札こんでいました。
温泉ではありませんが、天然水を使ったお風呂です。
水道代がいらないので、維持費が助かっているとのこと。
これは、“天然銭湯”と言えるかも・・・
浴室で気になったのは、三人で囲めるこの蛇口台。
子供の頃、この上にバスタオルをかけていました。
下駄箱・・・年代物です。
そして、この体重計。
これまでに、何人の体重を量ったのでしょうか?
この番台も、年代物。
そう言えば、
中学時代の同級生に、銭湯の娘がいました。
ある日、その銭湯に行ったとき、その同級生が番台に。
その席、代わってほしいなぁ・・・と、
“桃色少年”はうらやましく思いました。
【探検日】 2022年4月10日(450円)
【再訪問レベル(3段階)】★★☆
【施設紹介】
★越前大野へは、越美北線でお越しください !!
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