ちょっとネガティブな私自身の気持ちを書きます。
読みたくない方が飛ばしてください。



「可能性はゼロじゃない。」
不妊治療でなかなか成果が出ない私にとっては、希望でもあり憎らしくもある言葉。

早発閉経になる女性は100人に1人とか。
聖マリで行う卵巣組織凍結。
先生曰くこれまで80人が凍結を行い、そのうち30人が移植済み。
卵巣組織に卵胞が見られた人のうち60-70%が採卵まで至っているという。
出産に至ったのは、2013年10月の記者会見によると、2012年12月に1名出産。(世界初)

先日マレーシアでの初診で経緯を説明すると先生はこう言った。
「あなたが受けている治療は、今時点では、”うまくいったらMAGIC”だよね」。

私もそう思う。
これだけのお金と時間をかけて自らの意志で行いながらも、私もそう思っている。
そのぐらい可能性は低いのだ。
だから常に「うまくいかなくて当たり前」って心に予防線を張っている。
必死に期待する気持ちを抑えている。
病院に向かいながらどうしても高まる「今度こそ!」という気持ちを一生懸命冷まそうとする。

体外受精に進み始めたころは、これができずに、ワクワクドキドキして、ダメになるたびに大泣きして、夫を困らせて、色々ネガティブな感情が渦巻いて苦しかった。

今でも「可能性はゼロじゃない。」と思っている。
もちろん期待もしている。
でも同時に「子供をあきらめる日が来ること」についても心の片隅に置いている。

治療をやめること・・・これは本当に難しい決断だと思う。




ブログ開始までの経緯を後追いで書いているので順番が分かりにくくてごめんなさい。
聖マリでの治療を、タイトル「これまでの経緯①」から順に読んでいただければ、これまでの流れが大体分かるように書いていきたいと思います。

卵巣を取り出す手術を行った後、まさかの夫のマレーシア転勤が決まりました。
夫は上司に呼ばれて転勤を告げられた時、
まず「私の治療をどうしよう・・」
ということが頭をよぎったそう。

マレーシアの前は関西から川崎の聖マリまで新幹線で通っていました。
しかも、正社員として働きながらの通院。
苦労して、会社にも迷惑を掛けながら決断した最後の、「卵巣組織凍結・移植」。
今後1,2週間おきに卵胞成長を観察する1年間が始まるところでした。

結局私たちは、この治療を続けること、さらに単身赴任せず一緒にマレーシアに行くこと、両方を選びました。

当初1月中に移植手術をする計画でしたが、夫の希望で赴任後2,3か月は生活が落ち着くまでマレーシアにいてほしい、とのことで4月に変更しました。

3月に1回だけ術前検査・説明に一時帰国し、手術は4月中旬に再度一時帰国して行いました。
それぞれ本来であれば夫の立ち合いが必要ですが、姉に代理をお願いしました。
融解、活性化させた卵巣組織を、左右両方の卵管と、残っている右の卵巣にも戻しました。

「大きめの卵胞が残っているから、すぐ成長してくれるかもしれません」
そう主治医は言ってくれました。

それから2か月、まだ成長は見られません。




このブログを始めたのが2014年6月。
聖マリで卵巣凍結の手術を受けたのは2013年11月。
当時のノートを読み返しながら当時のことを書こうと思います。

手術説明のときに、
「卵巣を取り出す手術をしても、その組織を顕微鏡で見て原子卵胞が見えなかった方は、その後移植しても卵子はみえてきていない。」
これまでの実績から、そう先生が説明してくれた。
だから手術後の診察はすごく緊張した。

私の場合これまでの実績で左の卵巣に卵胞の成長がみられることはほとんどなく、右卵巣だけが頑張っていた気がする。
だから左はもう委縮が進んでダメになっちゃってるんだろうとおもってた。
でも術後先生いわく、
「右は委縮が進んでいたから左の卵巣を取りましたよ」
意外~・・・

「取り出した組織を6片に分けて2片を調べたところ卵胞が見られました。しかも結構大きめの卵胞でした。」
よかった!これで移植まで進める・・・

それにしても初めての腹腔鏡手術は辛かった・・・
何が辛いって、手術後翌朝までいるリカバリールームでの20時間が。
動かずにベッドに横になっていたため、腰痛持ちの私は、この腰痛との戦いが半端なかった。
移植手術のときは2回目なので大分マシでしたけど。
前日の血液検査の結果を受け取りに朝9時過ぎに病院へ。
玄関近くにあるINQUIRY窓口で受け取りました。
結果表を見ると採血から1,5時間で結果が出ていたようです、さすが私立病院は早い。
ローカルの方曰く、「すごく高い!」病院の一つだそう。

さて、結果は

E2 216.0 pmol/L
FSH 15.83 mIU/mL
LH 4.62 mIU/mL

え、E2が216!?
この前より結構上昇してる!!
喜びとこれからどうしよう困ったな、という感情を抱きながらしばし病院の椅子で考えました。
聖マリに電話で指示を仰ぐか・・・
いや、でもまずこっちで超音波でサイズチェックが先だ・・・
などと考えて取りあえず診察の予約を取りました。
午前はオペなので診察は午後になります、とのことで一旦自宅に戻りました。

自宅でまず気になっていた「単位が同じか」調べました。
が~~~ん!!!
やっぱりE2だけ単位が違ってました。

日本ではpg/ML
こっちの病院のはpmol/L

変換式は、
pmol/L÷3.671=pg/ML

つまり私の数値は日本式に換算すると58・・・。

病院に電話して診察のキャンセルをしたのは言うまでもありません。
電話したカスタマーサービスの女性に、
「先生が数値みてどうして超音波したいのかな・・・って不思議がってたのよ。いいわ、気にしないで」と言われ恥ずかしくなりました。

あ~、ばかみたい。
採卵はやっぱ日本だよな、また帰国か・・・などと考えたのがばからしくなりました。
とほほ。
また2週間後に血液検査をします。

一週間の日本滞在のあと、マレーシアに戻りました。
帰国便はエアアジアでその週一番安かった便を取りました。
片道27000円くらい。やっぱ直前だとあまり安くはありません。

戻った翌日の6月19日、血液検査のためさっそくこちらの病院へ行きました。
ここは在住日本人が恐らく最もよく利用している総合病院。
生殖医療センターもあります。
先生はインド系の男性。
患者はほとんどが華人。
結構不妊治療している人いるのね~。
でもみなさん、20代に見えますよ。

POIで卵巣凍結術という世界でまだ聖マリしかしていない治療を受けた「レアな」私の状況をどう説明すればいいか、分かってもらえるか少し心配でしたが、先生は「事情は分かりました、じゃここでは治療ではなく採血をして場合によっては超音波で卵胞チェックすればいいのね」と分かってくれました。

ラボでも受付と支払いができるようになっていて、次回からは診察無しでラボだけで完結できるわよ、とカスタマーサービスの女性が説明してくれました、有難い。
結果は翌日に受け取りです。

本日のお会計
276リンギット(8500円くらい)
このうち採血料は150リンギット。(4500円くらい)
聖マリなら1500円くらいなんだけど、日本に通うことを考えれば、ね。

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