夏休み明けまで
あと27日
カレンダーを見ながら
思わず指折り数えてしまった
古屋サマンサです
わたしの
小4のアスペッ子息子
その名もUくん
今年から初めて
塾の夏期講習に
参加するため
その期間中は
学童に行かない
初めての夏休みを
過ごしている
(塾以外の時間は家にいる
ということね)
学童のお弁当作りがないのは
楽ではあるけれど
朝食・昼食・夕食と
3食用意するのは
わたしには
つ、辛い…
ということで
これを機会に
息子には朝食くらいは
そろそろ作れるようになって
ほしいと思ったのよ
ここで
「ねえねえ、
朝ごはんくらい
そろそろ自分で
作れるようになろうよ!」
と言ったって
「えっ、いやだ」
と言われておしまい
なのでわたしは息子に
こんな話をするの
「ねえねえ、Uくん
ママがおばあちゃんになっても
これからも
ずーーーーーーっと
一緒に住もうね❤️
それで、ママが
おばあちゃんになったら
今度はママのオムツを
Uくんが変えてね❤️」
「えっ、絶対いやだ!!
オレは一人で住むから! 」
「えっ!! でもママと
離れて一人で
暮らすことになったら
食事はどうするの?
別に作れなくても
コンビニ弁当もあるし
外食もあるし
あとは家政婦さんを
雇うという方法もあるけれど
でも、どちらにしても
健康には悪かったり
お金もたくさんかかるから
いっぱいお金を稼がないとね
でね、ママはあなたが
自分で料理を作れたほうが
これからあなたが
生きていく上ではなにかと
便利だと思うんだけど
あなたはどう思う?」
「うん、作れる方がいいよね
でも、5年生になってからで
いいよ」
「ふーん、そっかあー。
まあ、5年生でもいいけどさ
来年はもっと
夏期講習の時間が増えるし
忙しくなると思うのよ
それにほらっ、
最近ママにすぐ
「うるさいな!」とか
「だまれ!」とか
いうじゃない?
そろそろUくんも
反抗期に入ってきて
もうママが何を言っても
うるさく思うし、
イライラする時期に
入ってくるの
それがだいたい小学生の
終わりくらいから始まって
中学生くらいまで
続くらしいのよね
だから、ママから素直に
教われるのも今だけかと
思ったんだけどね・・・
この機会を逃すと
反抗期が終わる
高校生くらいに
なると思うけど
じゃあ高校生になってから
ご飯の作り方覚える?」
「わかったよ、じゃあ
今にする」
母、ニンマリwww
こうやってあくまでも
本人に選ばせるのが
ポイント(←誘導と言わない!)
ということで
ご飯の炊き方と
息子が大好きな
卵トーストの作り方を伝授
「まず卵を器に割って
電子レンジにかける前に
爆発しないように
フォークで穴を空けてね」
「何回穴開ければいいの?」
適当という言葉が通じない
アスペッ子息子には
具体的な数字で
教えないといけない
「じゃあ、10回」
適当な数字を言う母
「黄身が6回で白身が4回?」
常に母の想定外をいく
息子の質問
「うん、そうそう」
あくまでも適当な母
「それでラップをかけて
電子レンジでチンして」
「何分?」
「じゃあ1分」
あくまでも適当な母
「1分経っても
固まっていなかったら
またちょっとチンして」
「ちょっとって30秒くらい?」
「うん、そうだね」
どこまでも適当な母
「そして後はフォークでつぶして
塩胡椒にマヨネーズで味つけて」
「塩胡椒、マヨネーズはどのくらい?」
ここは数字で言えないので
見せて実演
「あとはパンにのせて出来上がり」
こうやって教えて
最初に一人で
作らせたのが
先週の大阪出張の朝
心配性の夫が
いつもより出勤を
おくらせて
息子の様子を
見守っていたけどwww
そして穴の開け方が
甘かったのか
ラップの掛け方が
甘かったのか
レンジ内で
爆発したらしいけどwww
初めて息子は自分で
作って朝ごはんを食べた
(パパには手伝わないように
十分言い含めておいたからね)
そして今朝は
いっこうに
起きようとしない母親に
「早く食べたかったら
自分で作りなさい」
といわれ息子キッチンへ
「ママのぶんもついでに
作ろうか?」
と聞いてくれ
そうすると卵が2個になるから
「二個になるから20回で
いいかな?」
と、フォークで刺す回数を
またまた聞いてきて
相変わらず適当な母は
「うん、それでいいんじゃない?」
と答え
また電子レンジの
時間を聞かれたり
なにで潰せばよいのか
聞かれたりしながらも
一人で作ってくれたのよ
しかも今回は、初めて
冷凍してあった食パンを
グリルで焼くという挑戦付き
(我が家はトースターはないので
魚は焼かないガンコンロの
グリルで パンを焼くの )
なんとか無事に
出来上がり
「ママ、できたよー、
早く食べな」
とキッチンから息子
「はーい❤️」
とようやく寝室から
起き出してくる母
作り終えたら、出来立てを
早く食べてほしい、
という気持ちも
自分で作って
初めてわかるのよね
息子が作ってくれた
卵トーストは
しっとり柔らかく
パンの焼き加減も丁度いい
美味しいトーストだったわ
毎朝飲んでいる
ピュアシナジーと
月のしずくのドリンクも
ちゃんと作ってくれていた
(写真左上の緑の液体)
これは息子が
お腹にいる時から飲んでいる
サマンサ家の健康に
欠かせないものなのよ
言わなくてもちゃんと
作っていて
びっくりだったわ
こんなふうにね
わたしの子育ての目標は
息子が将来一人でも
生きていけるように
自立させること
あれこれ細々と
子供の世話を焼くのが
母親の役目とは
わたしは思っていない
ただ、一つ言って
おきたいのは
これが決して
正解ではないということ
そもそも子育てに
正解なんてないと
思っているし
わたしの子育ては
ただ「こう」だというだけ
子育ての方法すら
自分で決めて
自分で行動する
しかないのよ
子供が大きくなった時に
なにかしら後悔することも
あるかもしれない
でも、それすらも
子育ての醍醐味じゃ
ないかしら?
なんて思うのよ
今度大阪に行ったら
飲みに行こうかしら?(笑)
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