シンクロ通信 | Samansa Tablet サマンサタブレット

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宮崎県日向市のオーラソーマカウンセリングサロン「Samansa Tablet」のブログです☆

毎日朝、パソコンを開けるとマヤ暦の越川先生のシンクロ通信が、入っています。

このシンクロ通信を読むのは、毎日の一つの日課でもあり楽しみでもあります。

出張の時や、朝からバタバタの時は、読むのが遅くなるんですが、いつも、そうだそうだったって思うことを、念押しのように、わかりやすく文章にしてあります。

よかったら、おすすめですよ~

そして今日のシンクロ通信をアップします

 

 

 

 

「便利さ」の追求は、人間の能力をはじめ、大切なものを失うことになりかねない。それを強く感じる今日この頃です。

例えば、携帯電話やスマホが世に出る前は、自宅はもちろん友人たちの電話番号を暗記していたものです。またインターネットの検索機能の進化に伴い、辞書を引くという行為が激減しています。簡単に検索できるがゆえに、自分のものとして検索した言語が残りません。

NHK朝の連ドラ「ひよっこ」で描かれているのは「東京五輪」が開催された1964年前後の時代です。新幹線や首都高速の開通、テレビをはじめとした電化製品もちらほら普及し始めた頃です。五輪は、高度成長時代の幕開けを告げる号砲のようなものでした。今からちょうど半世紀(50年)前のことです。

この50年で「時計時間」は大きく短縮されました。飛行機や新幹線、高速道路など交通網は整備され、家電もいまでは食器洗い機、乾燥機つき洗濯機、ルンバなど。そして何より携帯電話やインターネットの目覚ましい普及。そしてスマホの時代へ。全てがスピーディになりました。

ここで注目したいのが「便利さ」の象徴である「コンビニ」です。2017年3月のデータをみると、上位7社合計で約56000店舗あります。「コンビニ」「宅急便」「携帯電話」「インターネット」などは「ひよっこ」の時代には言葉さえありませんでした。

ところが不思議なことに、50年前より全てが便利になり、移動や家事など大きく時間が短縮されているにもかかわらず、逆に人々は忙しくなっているのです。

また専業主婦と共働きの率は1980年から専業主婦は減り続け、共働き世帯は増え続け1999年に後者が前者を逆転しています。現在は共働き世帯が専業主婦を圧倒的に上回っています。
社会で働く女性が増え、家事に費やす時間が減っていることが分かります。

これらの減少の大きな原因は、一昔前より「お金のかかる世の中になった!」ということです。塾をはじめとした教育費、スマホなどの通信費、飲食費、税金・・・・。とくに飲食費などは、自分で料理をしない分だけ余計にかかります。また子どもの塾代など教育費の高騰には驚くばかりです。

ムヒカ・ウルグアイ元大統領が語り続けているように、これが「消費社会」の結末なのです。

また単身世帯が増えていることで、コンビニやスーパーも核家族、単身世帯用にカット野菜や小さな惣菜パックなどに力を入れています。このような生活は、コストもかかるうえ、健康面でも心配です。

また「ひきこもり」の部屋には、必ず3種類の飲食品があるといわれています。それは「ポテトチップ」「カップラーメン」「炭酸飲料」であると・・・。これらは、どのコンビニでも多数陳列されている商品です。失礼な表現かもしれませんが、「ひきこもり」の「3種の神器」ともいえそうです。

現代社会の象徴である「コンビニ文化」の負の影響を最小限に収めるには、どうしたらよいのでしょうか?

解決へ向け、ひと昔前の大家族に戻したいのですが、現実にはかなりハードルが高く容易ではありません。そこで提案したいのは、できるところから、無理のないペースで、地域や職場、数人程度集まる場などでコミュニティをつくり、食事をともにすることです。いわば社員食堂のような安価で健康によいものを一緒に食す「場」を数多くつくることです。

この先駆けともいえるのが「子ども食堂」です。子どもの貧困率が高いといわれる日本。食材は寄付、調理はボランティアを原則とし、無料や数百円程度を支払うシステムで運営されています。もちろん利益は度外視したものです。これを創意工夫でルールをつくり、地域や職場ごとにプラス「大人食堂」を上乗せしてはいかがでしょう。

場所は、職場はもちろん、公民館、自治会館、地域のお寺、神社などで実施されるのが望ましいのではないでしょうか。

これが実現することで、いま日本が抱えている多くの問題の根本解決にもつながります。また大家族主義を取り戻す一歩ともなるでしょう。

さてK94  白い魔法使い  黄色い人  音3です。

「動きや混乱の中で あなたの中に静けさを保ちなさい」

という表現を見つけました。自分の中に「静けさ」や「無・空」を意識すると、ひらめきを感じる瞬間がやってきます。

「静かな時間」すなわち時計時間を止め、思考を停止する。これをイメージしてみましょう。これを続けると、自分の感覚の変化に驚くでしょう。

 

シンクロ通信から↑

 

 

↑は、美々津の立岩神社で撮った写真