本日11月1日
氏神さまに一日詣りをすませて
もう少し出かけるのは早くしたかったのですが
このお天気の良さ
洗濯したり
衣替えをしたり
掃除機かけたり
外にだしている観葉植物をそろそろ
お家にいれようなんかで緑の配置がえなど
とっても大事なことをしていると
昼近くになって
もう昼ごはんも家で食べていこうと
そうしたら
12時半をまわっていました
あるある〜〜
「心の平安ツアー」休日の二日目は
憩いのスペース、私にとっては癒しのスペースであります
千早赤阪村のラ・フォレスタのN女史と
以前しっぽりお話していたときに
教えてもらったところに行こうと!!
海南(和歌山)に漆器の産地があって
N女史絶賛のお店のハガキをもらいました
日本の伝統工芸
塗りもの
好物です
陰翳礼讃の世界ですね
塗りものはしかし
高価なイメージがあるのですが
そうでもないのもたくさんあるんだよと
N女史
根来塗りは聞いたことがありましたが
海南市は黒江というところが漆器の産地であることは知りませんで
こちらの池庄漆器店の明治からの塗りものの初展示が
11月4日までされているということで
本日行ってきました
実は昨日高野山に行っていて
時間的には
こちらを先にブログにしたいのですが
明日から
こちらの黒江で漆器祭りがあるそうで
こちらを先に紹介いたします
南大阪の自宅からですと
高速をつかうと(阪和道)海南市でおりて
1時間少し
それでも良い天気だし
節約コースで
ドライブを楽しみました
地道で行っても1時間45分くらいでいけましたし
田舎道を走るのは大好きですし
風景や田舎くさ〜い街並みや山のなかを走るのが
好きですので
やっぱり高速にせずによかったなぁと思いました
お店の前は軽自動車が一台かろうじて走れるくらいのところ
お店のすぐ近くに観光駐車場もありますし
近くの伝統工芸会館にも車を停められます
しかしもし
明日から開催の漆器祭りは混み合うようですので
お車停めるところはどうでしょうか?
混み合いそうですね
こちらのお店には
あのデザイナーの高田賢三が来られて
お盆を買って帰られたそうです
フランスに!!
そうしたらまたあと10枚?っていったかな?
フランスから追加注文があったそうです
目利きのフランス人にとったら
日本の漆器はよだれもんでしょう
wikiの漆器をこころみにひらいてみますと
ヨーロッパでは陶器を「China」といいますように
(一時期のヨーロッパでは陶器は富の象徴だったし東洋のような高度な技術も美意識もなかったのですね)
西洋における東洋への憧れ
陶器は全般に「China」と呼び
漆器はなんと「Japan」と表記されるくらい
漆器といえば日本のもんなんですね!!
日本が世界に誇る伝統工芸ですよ
味噌汁も
いい塗りもので頂けばちゃいます!!
毎日の生活にいい物使いたい派です
N女史はお母様と汁椀を買って帰ったそうですが
「真面目に味噌汁を作ろうと思ったよ」
と淡々というてはりました笑
黒い塗りはより深く黒く
朱の塗りはよりどこまでも艶やかな朱さであり
あの深み
あの光り
あのつややかさは漆ならではの表現なんでしょうね
しかし塗りものには私
お吸い物をのせたい派です
(いうて作らんけど笑)
透明な食材がのったほうが
塗りものはより映えますねん
そんな気がします
京都の葛切りのなんとかいう有名老舗に
ずいぶん以前、学生のとき立ち寄った際
黒い塗りものに葛切り
味というより見た目であじわう
このなんともな美意識に
仄暗い光に
まどろむようなつるっとした葛切り
その透明感が
黒い塗りのなかでちらつくわけです
は〜この微妙さ
西欧人にわかるんかいな(笑)
そっ陰翳礼讃の世界です
谷崎ですね
漆
漆器も光なんですな〜
闇のなかにかすかにはいる光を愉しむんどす
池庄さん
店の入り口から入ったのですが
かまちからあがろうとすると
正面玄関からどうぞお入りくださいというので
そちらの風情ある正面玄関からはいりました
あんまり立派で入りにくかったのですが
これが京都なら
正面玄関へと言いながら
おそれいって入るなということかとか
一瞬穿ちましたが(笑)
和歌山の方はそんな根性まがってはりません
(わたしか!?)
人懐っこくて
庶民的なはずです和歌山の方は!!
(私の知っている和歌山の人はみんな人懐っこくてオープンな人が多い)
昔はなんですね
日本人は身長も小さかったでしょうし
このお玄関の感じ
ミニマムさ
たまりませんね
もう一度
本当にこちらからでいいのでしょうか?と思いつつも
上がらせてもらいました
ちゃんといい靴下を履いてきて正解です
お茶にお茶受けのお菓子までいただきました
お盆にお茶受けに茶托はもちろん塗りものです!!
たまらん
座っているだけで
え〜感じです
お庭も素敵でした
お買い物は最後にのせています
ではではと
お店をでてうらうら町歩きとなりました
黒江ぬりもの館というところの隣が
池庄さんのお店です
お店は多分こちらの二つしかない模様‥??
黒牛茶屋とはお酒(地酒のお店です)
街中にもあるこの黒い丸いもんはなんぞやと思いました
そうしたら
産業会館に戻ってきたら
こちらの桶の説明がありました
お箸が欲しかったので
桑の木に塗ってあるものを選びました
ちょっとまがっているザ・自然なもの
曲げわっぱのお盆でいいの見つけたのですが
え〜と両親の里の
讃岐も塗り物の産地がありましてですね
うちにいいお盆があるのですね
全然ないわけではないので今回は見送りました
温めておきます
それで
あと印伝
の小銭入れを購入しました
免許証と小銭だけで出かけるときに
小さいポシェットに入る小銭入れがほしかったのです
甲州のもんですが
印伝の漆
鹿革に漆は
こちら黒江の池庄さんの漆だったんですね!!