今年の夏は挑戦の旅だった。アイノモシリへ。毎年今年はどうする?と思い 見送っていた。だが今年は行く風にのってみた。


北海道貫気別旭 アイヌ一万年祭へ。
まず車で八戸まで行けんのか。

カントと2人で交代で14時間は一応考えていた。ヘトヘトにならずに行きたい。だってライブあるし。体調は声にでるから。お互いが相手も楽なようにと気づかいながら。真夜中にでて、お盆の下りビークにもかかわらず、スイスイと。カントは私の倍は運転してくれた。途中岩手で線状降水帯を通過。大雨。だがとうとう おかげさまで、着けた八戸!

フェリーは台風で大揺れ。歩いてる人もよろける位。きっとあの人もこの人も酔ってる。気持ち悪いので、酔い止め飲んで、波に身体を任せて爆睡。起きたら星空。身体もスッキリ。着けたモシリ!そして真っ暗いなか会場へ!クリア!

そしてもう一つの挑戦はライブ。
一万年祭でのステージ。
そうそうたるメンバーのDrinks!
ノブ レイカ ミノル カント 私

 ボーカル4人!ドリームメンバー。


時間もなく、先発隊出発3日前に初練習。次の日もなんとか練習の二回。その中て、初めて歌う激ムズの曲を一曲いれてしまった私。なんで。

でもこのメンバーだから、この曲だったのだと思う。元曲のオケに合わせれば歌えるのに、実際みんなとあわせてみると、音程がまったく取れない。時間もない。どうする私。やるしか選択肢はないね。


まずこの人たちと一緒にやれる事だけで面白い。皆それぞれバンド活動は長い。カントも人とやるという点では私より経験がある。私はバンドやりたての高校生と今思っている。面白いから始めて、挑戦になった。


二回ライブをやった。一回目は着いた次の日 セッティングに時間がかかってしまった。焦ってるつもりはなかったが、例の挑戦の曲は.音程も構成もめちゃくちゃに。だがさすがのメンツ!最後は終われた。ライブ後がっくり。だがともちんというおいしいおにぎり屋の姐さんの応援で、すぐ復活。二回目は帰る前日に。思いきり歌った。


私がまず、クラッシュのハマースミス宮殿の白人、ブロンディのハンギングオンザテレフォン。
そしてレイカはフジオちゃんの曲。フジオちゃを連れてきたね。
先に死んだダチの歌をうたいながらー太陽の瞬きー私たちはよくそうやって送り続ける。
レラさんも喜んでいた。レイカの歌もいい。
ノブはベラチャオを歌った。私はペーパーハウスでこの曲を知った。ミャンマーのバンクバンド、Rebel Riotのバージョンのをやった。アイノモシリへの想いを詩にのせて。ノブの腹からでる声は凄い。でかい。
カントはD96君の楽曲で一緒にうたっている100という曲でとりをしめた。皆ノリノリ。この曲も一緒にやっている私たちもやっていて楽しい。声も曲もパフォーマンスも良いね。ドラマーとしても良くやった。ドリンクスのサラブレッド。
ミノルのベースはやはりカッコいい。のる。そして音のリーダー。ミノルがやらないといったら、やらないし、やると言ったら、結局やる。

一緒にやってみると、前よりその人が分かってくる。

二回目のライブの時は、今回シェル姐さんがいないから、太陽の瞬きができないとこだったが、思ってたとおりに、さっちゃんが歌ってくれた。この時、色んな魂を呼んだ。みんなで叫んだ。私も今回は家から、道と直樹を一瞬に行こうと誘って行った。チェルシーも、トシも耕もフジオちゃんも。そこは、いろんな魂が、普通に皆と駆け回っている所。夜のステージには大きな白い蝶 蛾と思うが 美しい蝶が好きなバンドのときはひらひら、クルクル飛び回っている。

ライブのあと、一万年祭の柱 アシリレラさんにイメルと言われた。光。太陽でも月でもある。前にでて、光を放てと。嬉しい!やったーと叫んだ。


そうしてライブの他も大事な出会いがたくさんあった。野生をもった人、植物使いの人からアナスタシアという新しいテーマをもらったり、30年前にここで出会った友人にあったり。


挑戦の旅は、大変だったけど、面白く、力になった。自信になり、また新たな道を指し示した。行かない、やらないこともその時のベストである。
 

行動をした時は、確実に何かが動く。